2014/05/05
北海道旅3日目の午前10時ごろ。
ホテルから地下鉄に乗って、札幌駅北口の2番バス乗り場にやってきました。
ここから「サッポロビール園」行きのバスが出ています。
ちょっと分かりにくいです。
朝から大きな声で盛り上がっている関西人軍団など、私と志を同じくすると思われる観光客がバス停に集まっています。
大声軍団はサッポロビール園行きの188番バスに乗って行きます。
軍団と同じバスは落ち着かないので、次の東63バスに乗車します。
札幌市内の様子を眺めながらの路線バスでの移動は楽しいです。
サッポロビール園入口で下車。
目的地は歩いてすぐです。
先ほどの軍団が搭乗していたバスもほぼ同時に到着。
くぅー、結局ウルサイ軍団と行動を同じくするしかないのか・・・。
ゴールデンウィークの北海道は、ちょうど桜が見ごろです。
サッポロビール園のサクラもきれいでした。
まずは、サッポロビール博物館でビールの歴史について勉強しましょう。
博物館は入場無料、とのこと。
かつでのビール工場の建物がそのまま博物館になっています。
煉瓦造りのカッコイイ建物です。
博物館内部の様子。
サッポロビールの歴史や、ビールの醸造過程など興味深い展示内容となっています。
ここはじっくりと説明書きを精読したい。
が、さっきの軍団が追いついてきて、ふざけあったりしているので、しばらくベンチに座ってやり過ごします。
静かになったところで、見学を再開。
こちらが北海道のビールを作った人の一人、中川清兵衛氏。
江戸時代末期に、ドイツのベルリンでビールの醸造方法を2年間以上学んできたのだとか。
日本のビールの起源はドイツビールだったんですねえ。
「そしてついに開拓使麦酒醸造工場が誕生した。」
「明治9年のことだった。」
風の中のす~ばる~♪
(ドンドコドンドン♪)
日本のビールの歴史のパネル展示。
こういう展示を好きなだけ精読できるのが一人旅のいいところ。
太平洋戦争中は、各社のビールのラベルが下の写真のようなものに統一されたのだそうな。
まさに戦時中という感じの味気ないデザインのラベルです。
歴代のビール瓶の数々。
などなど興味深い内容が盛りだくさん。
展示の目玉は、ビール工場には欠かせない煮沸窯。
かなり巨大です。
歴代のビールの看板の数々。
ビールの看板マニヤにはたまりませんね。
歴代のビールの宣伝ポスターの数々
ビールの宣伝ポスターマニヤにはこたえられませんね。
そしてお待ちかねのテイスティング・コーナー。
サッポロビールの黒ラベル、クラッシック、開拓使麦酒などを、おつまみつきで頂けます(有料)。
受付に突撃すると、先にドリンクチケットを買ってください、とのこと。
ビールに目がくらんでしまい、チケット券売機の存在に気が付かなかった・・・(アル中ではありません)
醸造所の一角の味のあるテーブルでビールを頂くことができます。
静かです。
3種飲み比べセットを購入。
黒ラベル、クラッシック、開拓使麦酒を少しずつ飲み比べることができます。
すぐに酔っ払っていい気持ちになってしまい、味の違いを忘れてしまいました・・・。
ともあれ、午前中からビールでぶふぁーっとできるのは幸福至極でござる。
次回、サッポロビール園でさらにビール&ランチの編。