2014/12/30
海南島旅初日の夕方。
三亜の海月広場付近の砂浜を視察した後は、内陸側の市街地を散策してみることにします。
まずは海沿いの三亜湾路を横断しなければなりませぬ。
信号はあるものの、赤信号でもお構いなく横断する歩行者多数。
あ、危ないっすよ。
ホテルの近くの「迎賓路」沿いには、こんなような海鮮レストランがあり。
海鮮料理の他、串焼きのようなものをその場で焼いたものも売っています。
まったくデータがないので、美味しいのかどうかは不明。
ギターの弾き流しの女性がいて、食事しているお客さんにテレサ・テンの歌を歌っていたりと、いかにも中国な雰囲気です。
さらに迎賓路を奥に進むと、「飛華小吃街」なる謎エリアを発見。
水煙でモクモク。
小奇麗な屋外フードコート的な場所のようです。
中に入ってみる。
お客さんが殆どいません。
なんなんだここは・・・。
その隣には、海鮮加工市場なるものがあります。
こちらは多くの人々で賑わっている様子。
中に入ってみます。
中には食事をするテーブルがあり・・・
生簀には、生きたシャコとか海老が沢山います。
沢山のお客さんが海鮮を選んでいる様子。
ここで晩御飯にするつもりはないものの、なんかゴチャゴチャしてて興味深いです。
ここで、店員のオバさんが声をかけてきます。
おば「&%$%&#?」
私「???」
おば「’&%’&%#”」
私「我是从日本来的(日本からキマシタ)」
おば「日本?」
私「対(そう)」
おば「’&%’#%’&%”」
カタコト中国語では全く歯が立ちません。
容赦なく中国語で畳みかけてきます。
身振り手振りなどから察するに、ここで海鮮を買って、二階に上がって調理してもらうのよ、と言っている様子。
香港やマカオの海鮮料理屋と同様なシステムの様子。
私「先买海鮮、然后加工(先に海鮮を買って、そのあとに調理するのね)」
おば「対対対対(そうそうそうそう)」
市場内の壁には加工費(調理費)が掲示されています。
扇貝(巨大なホタテみたいな貝)は1個調理するのに3元、など。
加工費は分かったけど、海鮮そのもののお値段が分かりません。
生簀にも価格が書かれていないので、オバちゃんに聞くしかない感じです。
うーむ、高いのか安いのか相場もよく分からんしなー。
やはりイマイチ乗り気にならないので、早々に会話を切り上げて、街歩きを続行することにします。
再び迎賓路を内陸部に向かって歩いていると・・・。
「ちーまーふー、ちーまーふー」
大音量スピーカーで「ちーまーふー、ちーまーふー」と流しながら、リアカーをオッサンが押しています。
「ちーまーふー」は「芝麻糊」。
ゴマの甘いお汁粉みたいなおやつを売っている移動式屋台と思われます。
日本で言うところの石焼芋~に相当するものでしょうかねえ。
とにかく、中国本土の街歩きは色々突っ込みどころが多くてかなり刺激的です。
やがて、三亜の中心部を南北に走るメインストリート「解放路」との交差点に到達。
信号が赤でも、路線バスの側面に向かって突撃するバイク軍団。
カオスですなー。
道路を横断するのはしんどいので、横断はせずに右折して解放路を南下。
三亞の夜の街は、ネオンがギラギラ。
マカオの繁華街と似たような雰囲気です。
ゴチャゴチャしてて結構楽しいです。
解放路から一つ海側を平行して走る裏路地「外貿路」に入ってみます。
解放路よりも、沢山の人々が行き交っている様子。
面白そうなので、この路地を北へ進んでホテルに戻ることにします。
薄暗い路地に、庶民的な雰囲気の市場があります。
八百屋とかおもちゃ屋とかがゴチャゴチャ。
かなりディープなローカルゾーンでテンション上がります。
庶民的な床屋を発見。
「剪髪 20元」
カット20元=約400円て、安っ!
・・・と、いきなり無音のバイクが横を走り抜けました。ひえっ!
実はこのバイクは電動。
ほぼ無音で走るので非常に危ないです。
なので、ブザーをけたたましく鳴らしながら走っている人もいます。
轢かれないように気を付けなければ。
なお、ここ三亜には、セブンイレブンのような日系のコンビニはありません。
よくわからない地元系の売店が夜遅くまで開いています。
わが宿泊ホテルフォーポインツ バイ シェラトン 海南 (TripAdvisor) 近くまで戻ってきました。
ライトアップされて、なかなか綺麗。
そろそろ腹が減ってきた・・・。
浜辺の海月広場では、夜でもまだオバさん達が踊っています。
皆さん元気ですなー。
って、いつまで踊ってるんです?
長くなったので、次回・夜の三亜街歩きその2に続く。