香港食その165 砵仔王で伝統的デザート@上環・禧利街

スポンサードリンク

2015/10/24
香港マカオ旅初日の午後。
馬湾のビミョーなテーマパーク「ノアの方舟」から、船で中環に戻ってきました。
さらにそこから徒歩で上環へ。

急庇利街のいつもの両替屋「牛記」で香港ドルを補充。
HKG_2015OCT_DSC02730_R
この界隈で、相変わらず日本円のベストレートをたたき出しています。
が、土平日の昼間しか営業していないのが難点。

急庇利街の一本東にある禧利街のこちらのお店が気になっていました。
「砵仔王」
HKG_2015OCT_DSC02728_R
いつも行列しています。
「砵仔糕」という、小豆を使ったゼリーのようなデザートを販売しているお店です。
「鶏蛋仔」と並ぶ、広東省の伝統的なお菓子とのこと。
存在は知っていたものの、まだ食べたことが無かったため、今回トライしてみることにします。

列に並んで、保温箱に入ったモノを指さして「ディスワン・プリーズ」で発注。
保温箱の中には、丸い茶碗のようなものが沢山入っています。
その茶碗の中には、小豆のゼリーのようなお菓子本体が入っていて、それを逆さにして中身を取り出します。
それを2本の串に刺し、袋に入れて手渡してくれました。

それがコレ。
HKG_2015OCT_DSC02743_R
ゼリーっぽいので冷たいお菓子かと思いきや、ホカホカで温かいのにびっくり。
ほんのりと甘い小豆味で寒天のような食感です。

薄味の羊羹というか。
糖分は控えめなので、かなりヘルシーな感じです。
ただ、濃厚な甘みの和菓子に慣れている日本人にとっては、ちょっと物足りないかもです。
並んでまで食べるほどのものなのか、正直疑問ではあります。

ともあれ、香港の伝統のお菓子「砵仔糕」の体験に初成功。
「香港レベル」を若干上昇できて満足です。