2015/12/30
インドネシア旅6日目の午前。
ぬおお、戦車!
ジャカルタ市内・ガンビル駅の喫茶店で休憩後、さらに周囲をウロウロ中に物騒なものを発見。
この戦車があるのは・・・。
KOSTRAD :インドネシア陸軍・戦略予備軍の本部。
ガンビル駅東側の大通りの歩道橋を渡ってスグのところにあります。
キレイに手入れの行き届いた植え込みと、鉄格子越しに見える戦車に威厳が感じられます。
さらに、ウロウロ続行・・・、と。
ジャカルタ名物「落とし穴」がありますので、足元には厳重に注意しましょう。
歩きスマホなどは、もっての他です。
信号が少なくて、なかなか道路を横断できないのもお約束。
地元の人々が横断するときに、一緒についていくのが安全です。
日が昇って、暑くなってきました。
この橋の先にあるのが、イスティクラル・モスク。
お祈りにくるムスリムの方々が沢山いらっしゃいます。
内部は土足厳禁ですので、靴を脱いで入りましょう。
係員っぽい人に声を掛けると、外国人受付に案内して頂けます。
案内の爺さん 「こっちへ来なせ(の英語)」
涼しい待合室のようなところに通されます。
ロッカーがあり、荷物を預けることができます。
寄付(Donation)を求められますので、50000ルピア(500円)ほど支払いました。
名簿に署名などを済ませると、モスクの内部を案内してもらえます。
いろいろ説明してもらえますが、爺さんの英語は20%ぐらいしか聞き取れません。
案内の爺さん 「写真とっていいよ(の英語)」
モスクの内部は、めちゃめちゃ巨大な空間が広がっています。
その大きさは東南アジア最大規模、とのこと。
そういえば、かなり以前にシンガポールのアラブ・ストリートのモスクを見学したときも、こんな感じだったなあ。
でも、建物の規模はこちらのほうが圧倒的にデカいです。
空調がないのにモスク内部はとても涼しく、静かで安らかな時間が流れています。
赤い絨毯の上は、お祈りスペース。
お祈り場所には、異教徒は入れません。
仕切りがあって、女性区画と男性区画が分けられています。
日本では体験することができない異文化を体感することができました。
と、そこに地元の長老っぽいお爺さんが登場。
長老 「&%$%&#”」
案内の爺さん 「日本から来たお客さんですよ(と言っていると想像」
長老 「オオー!ウェルカム!」
長老っぽい爺さんは、めっちゃニコやかにご挨拶。
こちらも「どーもどーも」とご挨拶。
なにかにつけて、インドネシアの方は超フレンドリーです。
こちらは何やら広い広場と高い塔。
色々と説明して頂きましたが、なんのことやら良く分からず・・・。
この太鼓は・・・。
きっと、他の旅行ブログに詳しく説明がされていると思いますので、そちらをご参照ください(おい)。
大体20分ぐらいでモスク内部の案内は終了。
モスク見学後は、道路一本挟んで隣にある教会(カテドラル)へ。
異なる宗教の施設が共存しているという、インドネシアを象徴するエリアです。
こちらがその教会。
なかなか立派な教会です。
こちらも有名な観光スポットですので、記念撮影に来る観光客多数。
内部は落ち着いた空間になっています。
お祈りの時間ではないせいか、人の数はまばらです。
しばらく椅子に座って休憩・・・。
海外ウロウロ軟弱トラベラーにとって、教会は重要な休憩施設です。
教会のお隣にある、次の見学施設はこちら。
「カントル・ポス・ブサル(Kantor Pos Besar)」、直訳すると「大郵便局」。
いや、「中央郵便局」というべきか。
いろいろな荷物や手紙を発送したい人々でかなり賑わっています。
観光スポットよりも、こういう生活密着型施設の見学の方が楽しかったりして・・・。
敷地内には、郵便車がいっぱいアダ(ある)。
赤ではなくて、ミカンのようなオレンジ色がインドネシア的郵便局カラーらしい。
とにかく日本と異なるものには、ついつい食いついてしまう性分なのであります。
郵便ポストも・・・。
同じくミカン色です。
ちなみに香港の郵便ポストは緑。
ドイツは黄色だったかな。
お国によって違いがあるのが面白いです。
海外の郵便ポスト・マニヤにはたまりません。
特に用はないけど、郵便局内部へしっとりと進入。
こちらは日本の郵便局窓口と似たような雰囲気です。
クーラーが効いていて涼しいので、ここでも休憩。
外は暑くて、ウロウロするとすぐ汗だくになってしまうもので・・・。
自分の写真を切手にできるコーナー発見。
「セルフィー・スタンプ(自撮り切手)」とのこと。
昨今の自撮りブームに乗っかろうという郵便局の作戦と思われます。
なかなか面白いアイデアではありますが、シャイな日本人にはちょっと・・・。
さらにウロウロ続行。
絵画屋さんがいっぱいある路地を抜けて・・・。
たどり着いたのが「パサル・バル(Pasar Baru)」
Pasar = 市場
Baru = 新しい。
市場に行ってみたかったので。
門から中に入ってみる。
アレ?思いのほか寂しい・・・。
割と普通な感じの商店街です。
うーむ、期待したほどのゴチャゴチャ感はない模様。
裏路地に入ると、若干ゴチャゴチャ感はありましたが。
まあ、こういう事もあろうて。
早々にパサル・バルを後にして・・・。
ワルン(屋台)を観察しながら、ホテルに戻るべくトランスジャカルタの駅を目指します。
外のベンチで親が寝ているそばで、子供たちが走り回ります。
都会の中の、のどかな光景。
こちらではオレンジ色の旧型パジャイがまだまだ活躍中。
こういう乗り物を乗りこなせるようになるには、まだまだ修行が必要です。
歩道橋の上には・・・。
行商の人々がビジネスを展開しているのは、お約束。
てなわけで、最寄りのトランスジャカルタ「Juanda」駅に到着。
歩き回って疲れたので、ホテルに戻って休憩しよう・・・。
というわけで次回、ジャカルタお昼ご飯へ続く。