2016/09/29
「東京にいながらにしてドイツ食を楽しめるお店シリーズ」第2弾です。
やってきたのは、羽田空港からほど近い京急蒲田駅。
最近、駅舎とその周辺が再開発されて、ガラッと雰囲気が変わりました。
以前は古びた商店街だったのが、今や小奇麗で近代的な駅前に。
新しくできた歩道橋を渡った先に、今回の目的地があります。
1Fに「中華食堂・日高屋」が入っているビルの2Fにあります。
「Beer Restaurant G.G.C」の文字が目印です。
Great German Cook(グレート・ジャーマン・クック) 略して「G.G.C」。
比較的リーズナボーに各種ドイツビールやドイツ料理が頂けるという、知る人ぞ知る名店です。
この京急蒲田店は、元々は再開発される前の地元系商店街の一角にありました。
再開発中は閉店を余儀なくされたものの、再開発後は再び新店舗として戻ってきたというワケです。
現在はこの京急蒲田店の他に、鶴見、川崎にも支店があります。
階段を上って2Fへ。
新しくてキレイな店舗です。
古びた木のテーブルと椅子がいい味を出しています。
店内には、オクトーバーフェストでもお馴染みのドイツの民族音楽が流れていて・・・。
壁面には、ドイツ各地の風景の写真が飾られています。
これは、本ブログでも訪問したことがあるミュンヘンのホフブロイ・ハウス。
写真を眺めているだけで、ドイツに行った気分に浸れます。
そしてカウンターには、無数のビールサーバーが。
ドイツビールのみならず、ベルギービールなどなど、生ビールの種類の多さは目を見張るものがあり。
これは圧巻。
ビール・マニヤにはヨダレものです。
「でも、お高いんでしょう?」
いえいえ奥さん、クリックで拡大してみてください。
お馴染みのドイツビールたちが、小グラス550円、中グラス750円から、とお得です。
最近日本各地で盛んに開催されている「オクトーバーフェスト」に比べると、かなり割安だと思います。
取りあえず、大好物のエルディンガー・ヴァイスで乾杯。
クー!
まろやかでフルーティーな香りが溜まりません。
質実剛健なドイツ料理も各種あり。
お馴染みのソーセージ類はもちろんのこと
- シュニッツェル(ドイツ型カツレツ)
- シュペッツレ(ドイツ型刀削麺)
- アイスバイン(豚のすね肉を塩味で煮込んだドイツ名物)
- ジャーマンポテト (つまり焼いたポテト)
- ブリュッツェル(&みたいな形のパン)
などもあります。
お料理が来るまでの間に、エルディンガーを飲み干してしまったので、早くも2杯目を投入。
ヴァイエンシュテファンのヴァイス(白ビール)。
こちらは、フルーティさは無くて、強い酵母の香りでまろやかな風味。
白ビールだけでも、色々な種類のビールが楽しめて幸せです。
ようやく、白ソーセージ620円を獲得。
ドイツ語では「ヴァイス・ヴルスト」。
お店のメニューでは「ミュンヘナー・ヴァイス」と記載されています。
優しいお肉の風味がビール消費を急速に促進させます。
すぐにビールが枯渇したため、3杯目を注入。
アインガーのフロイヴァイス。
今度はスッキリ系の白ビールでした。
飲みやすくでグイグイいけてしまいます。
それぞれ専用のグラスに注がれてくるところも、非常にポイント高いです。
メイン料理、サバの香草焼き登場。
酔っぱらって頂く焼き魚、最高です。
バター焼きっぽい感じで、これもビールによく合いました。
というわけで、ドイツビールとドイツ料理を心行くまで楽しめて、満足のディナーとなりました。
店員さんにドイツ人の方はいなかったものの、お料理は本場の味にかなり近いものがあります。
そして何よりも、東京の中心部にあるドイツ料理屋に比べて、お値段がリーズナブルなのがウレシイです。
ドイツビール好きな方に、強くオススメできるドイツ料理屋さんです。