2016/07/18
香港マカオ旅・最終日3日目の午前。
帰国の途につくべく、マカオから香港行きのフェリーに乗船。
メチャ天気が良くてクソ暑いです。
1時間ほどで、香港上環フェリーターミナル「信徳中心」に無事到着。
「Legoブロック」ならぬ「Nanoブロック」で組み立てられていました。
再びクソ暑い外へ。
空中歩道橋を渡って、お昼ご飯を食べに中環のビル街へ。
今日は月曜日、つまり平日です。
正午を過ぎると、ランチに出かけるビジネスマンで大混雑するので、先を急ぎます。
やってきたのは、中環の「永吉街」。
矢沢永吉との関係性は不明・・・って以前にも同じネタを書いたような。
こんなような、ローカル度満点の路地となっています。
その向こうには近代的な高層ビルがそびえ立っています。
ゴチャゴチャしていて味がありますねえ。
お昼ご飯会場は、こちら。
「麥奀記 (忠記) 麵家」
牛バラ肉麺（牛腩麵）の老舗なのだとか。
香港といえば「雲吞麺（わんたん・みん）」が有名ですが、「牛腩麵（あうなむ・みん）」も知る人ぞ知る名物なのであります。
お店の入口には、雑誌の切り抜き記事が掲示されています。
日本語の記事もありました。
有名なお店のようですが、お店の中を覗くと、そんなにお客さんはいない様子・・・。
店内へ突入。
入口付近に厨房がある、昔ながらのスタイルのお店です。
お客さんは、私の他にオッサンが1名。
午前11半の入店だったおかげで、余裕で座れました。
お約束の「げいわいあ～（何名様？）」の問いかけに、「ワン・パーソン！」と答えて着席。
テーブル上のメニュー（クリックで拡大）
名物は牛バラ麺（牛腩湯麵）ですが、汁なし麺（撈麵）やワンタン麺もあります。
ご飯ものは無く、麺のみで勝負。
潔いです。
メモを持ってスタンバっている店員さんに、指さしオーダーを開始。
私 「あうなむ・とんみん（牛腩湯麵）」
店員 「OK, ビッグ or スモール？」
私 「スモールで」
まあそんな無理しなさんな、というわけで、あっけなく英語での会話になりました。
てなわけで、牛腩湯麵（小椀） 39HKD 登場。
牛バラ肉とゴワゴワ麺のみ、というシンプルな構成。
潔いです。
透き通った褐色の醤油系スープはスッキリ系でありながら、ほのかに柚子やショウガの香りがして味わい深いです。
牛バラ肉は、ほろほろになるまで煮込まれ、味がよく染みていて美味です。
麺は、香港お馴染みのゴワゴワした細麺（幼麺）です。
メインは牛バラ肉で、麺やスープは日本のラーメンほどは洗練されていない、というのが正直なところです。
スモールサイズでも、小腹を満たすのに十分な量があります。
香港の昔ながらの麺を体験してみたい方は、ぜひどうぞ。