インドネシア食その44 朝食バイキングで謎デザート「ブブール・スムスム」との遭遇@ノボテル・ジャカルタ・ガジャマダ

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2016/09/23
一夜明けて、ジャカルタ旅2日目の朝がやってきました。
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ウヒョー、超イイ眺め。
宿泊ホテル「ノボテル ジャカルタ ガジャ マダ(TripAdvisor)」の自室からの眺めです。

昨晩は暗くて気づかなかったのですが・・・。
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眼下のビルの屋上が公園になっているようです。
対面のレジデンス(居住区)のお金持ちな華僑系の住民たちがランニングしたりして健康増進中。

足ツボマッサージできるデコボコの小径を、裸足で歩むおじさんの姿があり。
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強靭な足の裏をお持ちの様子。
私にはイタくて無理ですわ・・・。

ジャカルタの民家を眺めていて気付いたこと・・・。
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衛星放送受信用のパラボラアンテナが、ほぼ真上を向いています。
東京だと、仰角がだいたい35度前後ですが、ジャカルタではほぼ90度です。
赤道に近いので、静止衛星はほぼ真上に見えるワケですね。
なるほど~。

などと、眼下の景色を眺め始めるとキリがないので・・・。
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身なりを整えて、ホテルの朝食会場へ。
朝食は朝6時からとのことなので、オープン直後に行ってみました。

種類はかなり豊富です。
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フルーツ類やホットミール各種あり。

ご飯ものもあり。
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お馴染みナシ・ゴレンではなく、Nasi Samin? と書いてありました。
サッパリ系の塩味で、ほんのりと香草の香りがして美味です。

オムレツをその場で作ってくれるコーナーもあり。
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いわゆる欧米系の朝食だけではなく、テンペなどインドネシアのローカル食も充実しています。
各お料理には、その名称がインドネシア語で書かれた札があるので、お料理の名前をその場で学習することができます。
日本人には知られていないローカル食が色々ありで、インドネシア食マニヤにはたまりません。

サラダバーもあります。
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お野菜の種類は少ないですが。

というわけで、各種朝食を少しずつ頂きます。
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左下のスープは「Sop Bakso Sapi=牛肉団子のスープ」です。
ややしょっぱめですが、弾力のある牛肉団子とセロリなどが入っていて美味でした。
サラダやご飯類、チキンソーセージも、安定した美味しさ。
朝からお腹いっぱい頂きました。

デザート類も色々あり。
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ミニなマンゴーデザート的なのや、インドネシアでよく見かける緑色のおはぎみたいなのもあります。

ドーナツ・タワーもあり。
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これは壮観。
でもこれだけで満腹になりそうなのでパス・・・。

そんな中、ふと目に留まったのは、こちらのローカル食。
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説明書きには「Bubur Sumsum (ブブール・スムスム)」と書いてあります。
なんだろう?
Bubur = お粥、の意味ですが、お粥には見えません。

マ・クベの壺のようなものに、白い豆腐のようなモノが入っています。
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これ単体では味が無さそうに見えます。

その隣には、茶色い液体あり。
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うーむ、どれが「bubur sumsum」の本体なのかワカランです。
一体、どうやって食べるのか。

近くのホテルのスタッフーに訊いてみます。

私 「ハウ・ドゥー・アイ・トライ・ディス?(これはどうやって食べるですか?)」
スタッフー 「アズ・ユー・プリファー(笑)!(お好きにどうぞ!)」

イヤイヤ、そうではなくて、何というか、基本的な食べ方が分からないんですよ・・・。
器を取ってジェスチャーで、これを入れるの?みたいな感じで聞いてみると、やっと教えてもらえました。
スタッフ氏によると、白い豆腐みたいなのが本体で、これにココナッツミルクや、茶色や黒のシロップ類をかけるのだという。

私 「イズディス・スウィート?(甘いの?)」
スタッフー「イエス(笑)!」

なるほど、デザート系の食品なのですね。
では、早速オタマで白い豆腐みたいなのを、恐る恐るすくってみます・・・。
が、プリンッ!とオタマが弾かれました。

私 「お、おぅ!??(怖)」
スタッフー 「アハハハ(爆笑)」

豆腐のように柔らかい物質かと思いきや、思った以上に弾力があり、コンニャクのようにブヨブヨしています。
なんじゃこりゃ。

そして獲得したのが、こちらの「Bubur Sumsum」。
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茶色いシロップと、ココナッツ・ミルクをかけてみました。
スプーンで頂きます。

お味のほうは・・・。
あ、ウマイ!
ブヨブヨした白いモノ自体にも、ほんのりとさわやかな甘味があり。
茶色いシロップは、黒蜜のような懐かしい甘味です。
「白玉ぜんざい」みたいな感じ。
変なクセも全くないし、結構これは日本人の舌にも合いそうです。
これはタッパに入れて日本に持って帰りたい・・・。

ネットで調べてみたところによると、この白いブヨブヨ(ブブール・スムスム)はお米から作ったお粥の一種なのだとか。
ただ、普通のお粥のようにドロドロしていなくて、ブヨブヨで弾力のある食感になっています。
どうやって作ったんだろう?
お米からこんな食感のものが作れるとは驚きです。
インドネシアには、まだ日本人に知られていない美味しいものが沢山ありそうです。

謎のローカル・デザート「ブブール・スムスム」を制覇した後は・・・。
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お客さんが増えてきたので、朝食会場を後にします。
未知のローカル食盛りだくさんで充実の朝食バイキングでした。
またいつかどこかで、「ブブール・スムスム」を食べてみたいです。

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ノボテル ジャカルタ ガジャ マダ(TripAdvisor)