2017/04/30
香港・ドイツ経由ポルトガル旅初日の朝の成田空港第2ターミナルにて。
これから搭乗する香港行きのキャセイCX501便の搭乗開始時刻が迫ってきたので、搭乗ゲートのあるサテライト側へ移動します。
いよいよ出発の時。
サテライトと本館を結ぶためにあった交通システムは、とうの昔に撤去され・・。
その跡地は、誰でも利用できるコンセント付きのラウンジスペース「NARITA SKY LOUNGE 和」となっております。
この空間の詳細は、以下の過去記事をご参照のこと。
成田空港第2ターミナル出国エリアに「NARITA SKY LOUNGE和」登場
ネイマール氏もいらっしゃいます。
これは一体何事かというと・・・。
「東京西川」のマットレス「AIR」のPRスペースです。
実際にマットレスが敷かれていて、自由に横になったりすることができますという趣向。
横になって休みたい空港のロビーに展示スペースを設けるとは・・・。
宣伝効果が高そうです。
そんなところに引っかかっている場合ではありません。
さっさと搭乗ゲートに向かいましょう。
搭乗ゲートは端っこのほうの95番搭乗口。
まもなく優先搭乗のご案内が始まるとのこと。
キャセイに乗るのは久しぶりなので、楽しみです。
こちらがこれから搭乗する10:50定刻発のCX501便。
使用機材は胴体が長ーいボーイング777-300(B-HNP)。
「-ER」型ではありません(だからどーということはない)
いよいよユーラシア大陸横断ウルトラ旅行の始まりです。
勝てば天国、負ければ地獄、知力体力(以下略)
優先搭乗で、いち早く機内へと突入します。
座席配置は3-3-3。
なかなか新しい感じの内装です。
久しぶりのキャセイは何だかワクワクするね。
エンタテイメントシステムのコントローラは、液晶モニタの下に格納。
アームレストに格納されているとジャマなので、こちらのほうが使いやすいです。
ただ、タッチパネルでも操作可能なので、あまりコントローラの出番はありませんが。
エコノミーの座席の上には・・・。
枕とブランケットが置かれていました。
枕は使わないので、CA様にご返却します。
ヘッドレストは耳のような形になっています。
このおかげで、寝た時に頭が通路にハミ出てCA様のカートに轢かれたり、隣の人の肩にヨダレを垂らしたりするのを防止できます。
ただし寝相が悪い人は、この限りではありませんが。
膝先のスペースは・・・。
10センチ以上あり。
広々としています。
さすがはボーイング777-300。
シートテーブルを下ろさなくても、ドリンクホルダーを展開可能。
地味ではありますが、意外と便利な機能です。
シートテーブルを倒すと・・・。
充電用のコンセントが姿を現すという変わった構造。
離着陸時は、シートテーブルは元の位置に戻さないとCA様に怒られます。
なので、離着陸時は充電はできません。
機外カメラ表示もあり。
ANAやJALの最近の機材では見かけなくなったような。
私は結構この機能好きなんですけどね・・・。
離着陸時が楽しみです。
ドアクローズ後も、成田空港は離陸機混雑のため20分ほど待ちました。
機内は普通語を話す中華系の人々や香港人が多め。
日本人客は少数派で、早くもアウェー感が感じられました。
では、エンタテイメント・システムをいじり倒しましょう。
なかなかコンテンツは豊富ではありますが、日本語字幕対応のものは少ないです。
メジャーなハリウッド映画系なら、だいたい日本語も対応しています。
私の好きな「もやもやさまぁ~ず」などのような日本のバラエティ番組はナシ(そりゃそうか)。
今回は珍しく機内販売のカタログから精読を開始してみます。
でも当方ブルジョワではないので、ブランドものに興味はございません。
今回チェックしたかったのは、こちら。
「Pokefi」という、全世界60カ国で使えるという4G対応のモバイルWi-Fiルーターです。
こいつさえあれば、これから訪問する香港でもドイツでもポルトガルでも、インターネットに接続できるという超便利アイテムです。
機内販売では買いませんでしたが、到着後、香港空港の家電量販店「FORTRESS」で購入したところ、非常に便利に使えました。
この「Pokefi」の購入体験記の詳細は、姉妹ブログのこちらの記事をどうぞ。
もう海外でSIM購入不要?V-SIM対応Wi-Fiルーター「SmartGo Pokefi」を香港空港で購入してみたの編
続いて、キャセイの機内誌「DISCOVERY」の精読に移行。
割と地味な感じの表紙(裏表紙?)です。
いつもの如く路線図を激しく確認。
以前にも激しく確認した記憶がありますが、毎回ついつい見てしまいます。
離陸後、しばらくして機外カメラを見ていると・・・。
おー見えてきましたね!
右手にマウント富士。
だいぶ雪が少なくなってきたようですが、雄大な姿を見ることができました。
成田/羽田発・香港行きの便では、いつも右手に見えます。
なので昼便の窓際に座る場合は、進行方向右手がお勧めです。
(夜便は暗くてよく見えませんので悪しからず)
お飲み物の時間。
最近はビールを飲むと頭痛に悩まされることが多くなってきたので、コーラを注文。
お待ちかねのエコノミー機内食が登場。
何の魚かよく分かりませんでしたが、魚の照り焼きが美味でした。
蕎麦が茹ですぎてムニュムニュなのはお約束。
ご飯ものなのに、なぜかパンがついて来ます。
JALとは違って、ハーゲンダッツの支給はナシ。
やはり機内食のクオリティに関してはJAL様に軍配が上がります。
あと、なぜか食後の温かい緑茶が香港人客に大人気でした。
お食事中の映画は・・・。
日本映画「グッドモーニングショー」を鑑賞。
長澤まさみさん見たさで選んだ作品でしたが、なかなか脚本がしっかりしており楽しめました。
中井貴一グッドジョブでした。
映画を見終わった頃には、香港の西の海上に到達。
香港空港上空混雑のため、ホールド(上空待機)グルグル・・・。
香港空港も、発着回数が限界に近いようです。
沖合に計画されている3本目の滑走路の完成が待たれます。
というわけで、現地時間15:00ごろ。
メチャいいお天気の第2チェックポイント「香港」に到着。
「香る港」と書いて香港。
文字通り、香港独特のかぐわしい香りを嗅ぐと、香港にキター感が盛り上がります。
地下を走る交通システムに乗って、イミグレへ。
車内アナウンスが、英語、普通語、広東語の3カ国語対応な所も、香港にキター感を盛り上げてくれます。
こちらは、イミグレに出る手前の制限エリア内の電気屋。
改装された?ような気がしなくもない。
ショーウインドウには、あのグローバルWi-Fiルーター「Glocal Me」もあり。
今回は既述の「Pokefi」を購入する予定だったので、このお店では何も買わずでした。
そして現地時間の午後3時半ごろ・・・。
香港空港の到着ロビーに無事到着!
ここからさらに、キャセイパシフィックCX379便デュッセルドルフ行きに乗り継ぐ予定。
CX379の出発時刻は深夜0:50なので、まだあと9時間以上もあります。
ちなみにスーツケースは成田で預けて、デュッセルドルフまで直送なので身軽な状態。
これは香港の街中へ突撃するしかありません。
というわけで、次回以降はトランジットの間の束の間の香港滞在の編。