ポルトガル食その4 大衆食堂「BOM BOM」にてフランセジーニャの朝食@リスボン・ドゥーケ・デ・ロウレー通り

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2017/05/03
ポルトガル旅4日目の朝がやってきました。
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滞在ホテル「サナ・リスボアホテル(Expedia)」の自室で目を覚まします。
今日もいい天気だー。

今朝はホテルの朝食ではなくて、お散歩がてらホテルのご近所の飲食店で朝食を頂くことにしてみます。
朝7時ごろ、身なりを整えてホテルの外へ出陣。

ホテルの裏手の低い土地をウロウロ。
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この日の朝のリスボンは気温は15度前後で、やや肌寒いです。
お天気が良くて、すがすがしい朝。

お?ドラゴンボール?
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アニメグッズのお店のようです。
ここ遠く離れたリスボンでも、日本のアニメが人気なんですねえ。

道路の高架下をくぐっていくと・・・。
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おお~、カラフルな建物が連なっています。
いかにもポルトガルな感じの街並み。

それはそうと・・・。
朝ごはんをやっているお店がなかなか見つかりません。
ポルトガルには朝ごはんを外で食べる文化がないのだろうか?

階段を上って・・・。
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高架の上の大通り「ドゥーケ・デ・ロウレー通り(Av. Duque de Loule)」に出てみました。
お仕事モードの人々が足早に歩道を歩いていく姿がポツポツとあり。
そんな中、のんきに朝ごはんを求めて彷徨う東洋人旅行者・・・。

その通り沿いに、営業しているお店を発見。
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ボムボム食堂(Restaurante Bom Bom)。
行き当たりばったりで見つけたお店なので、どういうお店なのかは全く不明。
このお店の他にも数軒、朝ご飯営業をしているお店を見つけましたが、なんとなく入り易そうなこの「ボムボム」に入ってみることにします。

お店に突入してすぐのついたてには、メニューあり(クリ拡)
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写真つきなのは助かるけど、写真を見てもなんなのかよく分からない・・・。
目玉焼きみたいなのは、フレンチトーストかクロックムッシュ的なものだろうか?
右の列のメニューは肉なのか内臓系なのかもよく分かりません。
うーむ、どうしよう。

とりあえず店内へ突撃。
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だーれもいません・・・。
まだ営業してないのかな・・・。

しばらくすると、カウンターの奥からお店のおじさんが出て来ました。
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グッドモーニング、と挨拶すると、ん?外国人?という感じの表情。

私 「キャナイ・イート・ヒア・ナウ?(今ここで食事できます?)」
おじさん 「OK」
私 「ソーリー、プリーズ・カム・ヒア・・・(すみません、こっちへ来てください)」
おじさん 「?」

店員のおじさんを手招きして、写真メニューの前に呼び寄せます。

私 「イズディス・モーニングメニュー?」(これ朝メニューですか?)」
おじさん 「イエス!」

ということで、目玉焼きのようなものを指さしで注文しました。
ポルトガル語で何という名の料理なのか分からないので・・・。

飲み物は?と訊かれたので、ホットコーヒーを選択。
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小さめのコップで、エスプレッ
ソが出て来ました。
ああ、そうだった。
ポルトガルで単にコーヒーを注文した場合は、エスプレッソがデフォなんだった・・・。

そして、サービスのパンが登場。
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朝ご飯でも出てくるんですね・・・。
パンがことごとく美味しい・・・。
もうこれだけで、朝ごはんとしては十分な感じです。

お料理を待っている間・・・。
これからお仕事に向かうと思われる近所の女性や男性が、時々1人でフラッとやってきます。
カウンターごしにお店のご主人とお話ししながら、コーヒーと一緒にパンを立ち食いして、食べ終わるとすぐに出て行く感じ。
朝っぱらからビールをラッパ飲みして、どこかへ出かけていくオヤジもいました(笑)
私のように、平日の早朝からテーブル席でガッツリとお食事する人はいないようです(そりゃそうか)。

そして10分ほど待って出てきたのは、こちら。
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ポルトガル語名:FRANCESINHA DE FRANGO
英語名:Sandwich made with chicken covered with cheese and a spicy sauce
日本語名(筆者訳):鶏肉のフランセジーニャ
お値段:8ユーロ

写真メニューと同じお料理が出てきました。
ですが、そもそも、なんですかこれ?
サンドイッチの上にチーズと目玉焼きと大量のポテトフライをトッピングして、オーブンか何かで焼いたような感じです。
チーズとポテトの香ばしい香りが漂ってきて、なんだか美味しそう。
写真では分かりずらいですが、思った以上のすんごいボリュウムで出て来ました。

恐る恐る食べてみると・・・。
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ああ、なるほど。
ご飯のかわりにサンドイッチを使ったドリア?のような感じです。
ポテトフライとチーズと卵焼きの風味が合わさって、こっっってりとまろやかな風味。
サンドイッチの中には鶏肉がたっぷり挟まっていて、マーマレードの甘い味が少しします。
パンの部分には、こってりチーズとトマトソース?がしっかりと染み込んでいてフニャフニャになっています。
中の具は、鶏肉以外にも、豚肉や牛肉が選べます。
これは日本ではなかなか味わえないお料理。
基本的には美味しいのですが、いかんせん味が濃い上に、めっさ量が多くて飽きる・・・。

後日、ネットで調べたところによると・・・。
このお料理「フランセジーニャ」は「フランスの女の子」という意味で、ポルトガル北部にあるポルトという町の郷土料理なのだとか。
女の子が食べるような感じではなく、かなりワイルドな料理ですが・・・。
世界には、知らないお料理がまだまだ沢山あるんですねえ。
ほんと世界って広いな~ということに気付かされた朝ごはんなのでした。

甘い飲み物がないと、食べ進めるのが困難になってきたので・・・。
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安心と信頼のコカ・コーラを追加注文。
ああ、うまい。
やはり、この手の料理にはコーラがよく合うね!
ビールもよく合いそうです。

というわけで、コーラのお陰でなんとか完食できたものの・・・。
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超満腹で苦しひです。
ぐえっぷ・・・。
まさに地元の人々向けのポルトガルの庶民の安ウマ食堂、と言った感じのお店でした。
お店のおじさんが、謎の東洋人の私でも嫌な顔ひとつせず接してくれました。
いい感じの店員さんで良かったです。

満腹のお腹をさすりながら・・・。
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まずは滞在ホテル「サナ・リスボアホテル(Expedia)」に戻って休憩しよう。

炭水化物が多めの朝ごはんだったので・・・。
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ホテルの朝食バイキングで、またもや激ウマオレンジだけを摂取。
メチャ甘くてうまーい。
ポルトガルのオレンジの美味しさは異常。

充実の朝ごはんからホテルの自室に帰還し・・・。
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ベットでゴロゴロ、テレビを見ながらダラダラするという至福の時間を過ごしました。
あー幸せ。
「Bom Dia」がポルトガル語で「Good Morning」の意味なのは、今回の旅行で覚えました。
てことは、さっきのお店の名前「Bom Bom」は「Good Good」という意味だったのかな・・・。

というわけで、次回はリスボンの街中とアルファマ地区ウロウロの編。

リスボンでボリュウミーなフランセジーニャがいただけるお店「Bom Bom」の場所はこちら

お店の詳細はこちら (TripAdvisor)
Restaurante Bom Bom