2017/05/04
ドイツ旅初日(ユーラシア大陸横断旅行記としては5日目)の夕方。
滞在ホテル「ホテル シュタットパライス (Expedia)」から徒歩2分ほどのところに・・・。
Uバーン(地下鉄)の「Deutz Technische Hochschule」駅の入口があります。
名前が長ったらしくて、何と読むのかは不明のままでした。
ここからライン川を渡った対岸のケルン中心部まで1本で行けるので、なにかと便利です。
目指すはケルン中央駅の南側の「Heumarkt」駅。
Heumarkt(ほいまるくと)付近は多くのレストランやバーが立ち並ぶ繁華街となっています。
Uバーンとは言っても、ドイツメッセ駅よりも西側は地上を走行し、ライン川は橋で渡る形になります。
ちなみにUバーンなどのケルン近郊の鉄道の券売機は・・・。
コイン投入口はあるものの、お札での支払いに対応していません。
電車に乗りまくると小銭が減っていって、お札のみになると切符が買えなくなるという恐怖。
明日は一日乗り放題切符を買うことにします。
UバーンでHeumarkt(ほいまるくと)駅に到着。
フリードリッヒ・ウィルヘルム3世御大のカッコイイ銅像があります。
既に時刻は夜8時前ですが、まだ外は薄明るいです・・・。
今日のディナー会場は、ここから北へ5分ほど歩いたところにあります。
目的地はこちらの「Weinhaus Brungs」
TripAdvisorで口コミが良さげだったので選択。
「Weinhaus」=ワインハウスなので、ドイツワインが自慢のお店っぽいです。
入店すると、既に店内はほぼ満席でした。
人気のお店のようです。
店員さんに、「ワンパーソン(1名です)」と告げると、大きなテーブルのドイツ人老夫婦と相席になりました。
どーもどーも、すみませんねえ。
香港のご相席とは違って、ドイツでのご相席はやや気を遣います。
こんなような木目調のレトロな店内です。
昔ながらの温かみがある雰囲気がいい感じです。
店員さんからメニューを頂いて、まずは飲み物を検討。
店員さん「飲み物はどうしますか?(の英語)」
私「キャナイ・ハブ・ホワイトワイン?(白ワインありますか?)」
店員さん「Yes !」
店員さんはメニューの白ワインのページを開いてくれました。
そこには、見たこともないドイツワインの名前がずらりと記載されています。
私「???」
もともとドイツワインに詳しいわけでもないので、何を選べば良いのかわかりません・・・。
うーむ勉強不足。
相席の老夫婦「どんなワインがイイですか?甘口とか辛口とか(の英語)」
私「オー、サンキュー」
相席の老夫婦が色々と気を遣ってくれました。
優しいなあ。
でもワインの味を表現するための英語の語彙が乏しいし、そもそもどんなワインが飲みたいという好みも特にない・・・。
うーむ。
結局、ケルンの地ビール(ケルシュ)を頂くことにしました(汗)。
初めて頂く「Reissdorf Kölsch(ライスドルフ・ケルシュ)」という銘柄のビール。
クー!
サッパリ系で飲みやすい。
リスボンからの移動で疲れた後のビールは最高です。
店内の壁面には・・・。
これまた味のある昔ながらの壁画があり。
ビールを頂きながらメインディッシュの到着を待ちます。
アスパラガス(Spargel)と子牛のシュニッツェル(Kalbsschnitzel) 28.90ユーロ。
あくまでもメインはアスパラガスで、シュニッツェルは付け合わせという位置づけです。
アスパラガスは5月のライン川地方の季節の食材。
日本でいうところの秋のサンマ的な存在です。
で、これが非常にウマかったです。
アスパラガスは柔らかくなるまで茹でられていて、ナイフでスムーズに切れます。
柔らかくなりつつもシャキシャキ感があり、コクのあるホワイトソース(Sauce hollandaise)が素材そのものの味をうまく引き出していました。
子牛のシュニッツェルは見た目は巨大に見えますが、そんなに分厚くはなく、サクッと香ばしくて美味しいのでどんどん食べられます。
ビールのおつまみにも最適であっという間に完食。
店員さんも親切で、大満足の晩御飯となりました。
ビールと合わせてお会計は総額32.7ユーロなり。
このお店(Weinhaus Brungs)の場所はこちら。
TripAdvisorの口コミはこちら。
Weinhaus Brungs (TripAdvisor)
相席の老夫婦とお別れのご挨拶をしてお店を後にした後は・・・
ほろ酔い気分でケルンの街中をウロウロ。
歴史的を感じさせる建造物があちらこちらにあります。
そしてお約束の世界遺産ケルン大聖堂。
何度見ても、そのスケールに圧倒されます。
夜9時を回って・・・。
ようやく暗くなってきました。
そうか、ケルンはリスボンよりも高緯度にあるので、今の季節は昼が長いんだな・・・。
というわけで、ケルンの夜が更けていくのでした。
次回はホテルの朝食ビュッフェの編に続く。