2017/08/11
香港経由昆明旅初日の朝。
いよいよ乗り継ぎ地の香港から昆明に向かう時がやってきました。
香港7:50AM発・昆明行きの香港エクスプレスUO273便利用です。
筆者注:2018/08/01から、香港エクスプレスの香港-昆明線は運休とのこと。
羽田から深夜便で香港まで来て、あまり寝てないので眠いっす・・・。
搭乗開始を待つ人々の列。
自由席の方が多いので、早めに行列ができるようです。
お高い運賃”U-Biz”のお客さんは優先搭乗できたようですが、その案内に気が付かず・・・。
新しく出来たばかりの「ミッドフィールドコンコース」のボーディング・ブリッジ経由で機内へ突入。
機材はエアバスA320-200 (B-LCG)。
UOの機材は、搭乗口横に機体の名称が書かれているので要注目。
「讃岐うどん」号でした。
なんで日本食(笑)。
香港の皆さんが「讃岐」の意味をご存知なのかどうかは不明。
A320なので、座席配置は3-3。
既に多くの人々が搭乗済み。
激しい座席争いが繰り広げられています。
この椅子取り合戦に勝てる気がしないので、今回「U-Biz」なるお高い運賃を払い、最前列を座席指定しておきました。
運賃は香港~昆明往復・手数料諸税込みで総額約42000円となりました。
その最前列の様子。
足元広々で超快適です。
膝の先には・・・。
30センチ以上の空間があり。
おかげでLCCでも窮屈な思いをすることなく過ごすことができました。
一番前の左側のドア付近の上部に機体番号が書かれたプレートを発見。
ふーむ、ここでも機体番号を確認できるわけですね。
香港から昆明のフライト時間は3時間少々。
なので窓際席にしてみました。
お隣も香港エクスプレスの機体のようです。
早速機内誌を精読開始(クリックで拡大)。
保有機材としては、従来型のA320-200の他、A320neo、A321もあるらしい。
「U-FLY」は世界初のLCCからなる航空連合で、香港エクスプレス航空のほか雲南祥鵬航空(ラッキーエア)、烏魯木斉航空(ウルムチ航空)、西部航空の4社が加盟しているのだとか。
香港エクスプレス航空以外あまり聞いたことが無い航空会社だけど・・・。
今回は機内食メニューを丹念に精読してみます。
LCCなので、機内食は有料(クリックで拡大可)。
- 点心セット 65HKD
- ベークドポークライス 65HKD
- バッタイ 65HKD
- トマトソースペンネ 65HKD (ベジタリアン対応)
- 牛肉弁当(定食) 65HKD
- 蕎麦弁当(定食) 65HKD
などなど。
英語表記のほか、高精度な日本語表記もあるので分かりやすいです。
メニューその2。
サイパン・グアム路線限定のホットミールの他、カップラーメン類、飲み物類のご案内。
カップ麺の中で、わが国が世界に誇る「どん兵衛」だけが35HKDと、他よりも少しお高いです。
メニューその3。
ビール類は45HKDと割高です。
その他ポッキーなどお菓子類もあり。
一見、メニューが豊富なように見えますが、売り切れている(そもそも搭載していない?)場合もありますのでご注意を。
確実にお食事を確保したい場合は・・・。
事前にネットで予約することも可能です。
往路は香港空港のラウンジで朝ごはんを食べた後のフライトなので「エビアン」のみを注文しておきました。
エビアンは機内で買うと22HKDなのに対し、事前に予約すれば30%オフ。
香港空港混雑のため、飛行機は30分ほど遅れて8:20AMごろ出発。
朝日に照らし出される海面と雲がキレイでした。
まだシートベルトサインがついているのに席を立とうとするオバさんがCA様に注意されたりと「中国路線あるある」が繰り広げられます。
シートベルトサインが消えるや否や・・・。
速攻でCA様から、ネットで予約していたエビアンを手渡されました。
す、素早い・・・。
そしてなんと最前列に座っているのは私のみ。
お隣に人がいなくて、これまた超快適です。
同じく足元が広めの2列目の席も1,2人しかいませんでした。
後方の席はほぼ満席なのに、追加料金が必要な席には皆さん座りたがらないようです。
ただし最前列はシートテーブルがアームレストの内部に格納されているタイプのため、アームレストを上にあげることができません。
2列目のお客さんは、アームレストを上げて横になって寝てました。
いいなー。
やがて中国人っぽいおっさん2名が、空いている最前列席に勝手に座り始めるも、速攻でCA様に追い払われました。
昆明行きなので、陸地の上を飛ぶのかと思いきや・・・。
かなり長い間、海の上を飛行していました。
海南島上空を通過したあたりで、北に進路をとって雲南省方面へ。
シートテレビはないので・・・。
さらに機内誌の記事を精読して時間をつぶします。
香港の代表的デザート「雞蛋仔(がいだーんざい)」の記事を発見。
でも英語記事なので、読むのがしんどい・・・。
ウトウトしている間に雲南省の高原地帯上空に差し掛かりました。
昆明が近づくにつれて、地表を覆う雲が増えてきました。
そして、現地時間午前10:50ごろ。
予定よりも20分ほど早めに昆明空港に到着。
沖止めのため、タラップ車で降機しバスでターミナルに向かうタイプ。
中国の地方都市の空港はこのパターンが多いです。
タラップの上には・・・。
本ブログ名称の元ネタである「小心地滑」の文字がありました。
小雨が降って濡れているので、足元が滑らないようにご注意。
そしてわらわらと降機。
めっちゃ涼しい!
気温は20℃前後で快適です。
ここ昆明は海抜1900メートルの高地にあるため、真夏でも涼しくて過ごしやすい気候とのこと。
クソ暑い東京を脱出してきた甲斐があります。
(2017年の東京は猛暑日は少なかったですが・・・)
かなり敷地面積が広い昆明空港に興味深々。
奇抜なデザインのターミナル・ビルが見えてきました。
というわけで、イミグレを抜けて荷物をピックアップして・・・。
中華人民共和国・雲南省昆明に人生初上陸。
なぜかイミグレで「中国語話せますか?」と中国語で聞かれました。
英語で「ノー」と答えると、そのまま通されました。
なんのこっちゃ。
2016年の年末・年始に四川省成都を訪問して以来のガチ中国。
果たしてこれからどんな辱めに遭うのか楽しみです。
というわけで、次回は昆明空港見学&空港バスでホテル近くに移動の編。