2017/08/11
昆明旅初日の午後。
香港から空路にて、昆明長水国際空港にやってきました。
なにやらウネウネした構造物が走り回っている空港内。
おしゃれというか、奇抜なデザインです。
これから向かうのは、昆明の中心部にある滞在ホテル「雲南昆明佳華広場酒店(Kai-wah Plaza hotel)」。
「酒店」は酒屋ではなくてホテルの意味です。
タクシーの運ちゃんとすったもんだするのは疲れるので、前回の成都旅と同様、空港バスの停留所に近いホテルを選びました。
空港バスの乗り場は「机场大巴(機場大巴)」の案内に向かっていけばOK。
バスのりばはターミナルを出た外にあります。
一度ターミナルを出ると、再び入ろうとするときに荷物検査的なものがあって面倒です。
ターミナル内でトイレ等を済ませてから、バス乗り場へと向かいましょう。
こちらは空港バスのチケット売り場(空港快线售票处)。
まずはこの窓口でバスの乗車券を買ってから、バスへと向かいます。
で、どのバスの乗車券を買えばよいのか。
窓口の近くに、こんなようなチラシを発見。
中を開くと・・・(クリックで拡大)
路線図と料金が掲載されています。
英語表記もありますが、チケット売り場のおばさんに英語が通じる確率はかなり低いです。
でもこれを使えば指さしで乗車券を買えるので便利。
昆明市中心部に向かうのは、1号線、2号B線、6号線の3路線。
目的地の「雲南昆明佳華広場酒店」は「錦江大酒店」のすぐ近くなので「2号B線」の終点まで乗ればOK。
2号B線は20分間隔で運行とのこと。
そういえば成都旅の時も、成都市の中心部に出るのに「錦江賓館」までのバスに乗った記憶が。
「錦江」って場所はあちこちにあるのね・・・。
「Hanping Lite」なる無料のAndroidアプリを使って「錦江」の読み方(じんジアン(Jin3Jiang1))を一人で反復練習して準備完了。
では、窓口のおばさんに戦いを挑みます。
おばさん「ちゅいなーりー?(去哪里?=どこ行くアルか?)」
私「じんジアン(錦江←さっき練習したやつ)」
おばさん「いーがれんま?(一个人吗?=1人アルか?)」
私「とぅい(対=そうでーす)」
おばさん「あーるしーうー(二十五元アルよ)」
25元を支払って乗車券をゲット!
NHK教育の「テレビで中国語」で学習した成果です。
段文凝先生に感謝。
バスに乗ったあとに、ピンク色の紙を乗務員に渡せばOK。
QRコードの紙は領収書?なのか何なのかよく分かりません。
チケットを買ったあとは、道路を渡った先にあるバス乗り場へ。
「2号線錦江酒店」と書かれたバスがそれと思われます。
ここはガチ中国本土なので「整列乗車」などという概念はありません。
なので皆さん、前のドア付近にぐちゃっと集まっています。
出発の時間が近くなってくると・・・。
たすきをつけた係員がやってきて、バスのトランクが開きます。
係員「錦江大酒店まで行く人は右辺(ようびえん=右側)に入れるアルよ!」
と聞き取れたので、右側にスーツケースを預けました。
聞き取れない場合は、係員に確認してから所定の場所に荷物を入れましょう。
そのままバスの車内へ。
思ったよりもキレイなバス。
狭いですが結構快適です。
出発前に、ヤクザ並みに目つきの悪いオヤジが乗車券を回収しにきます。
めっちゃ怖そうなオヤジでした。
こういうオヤジを用意しないと、運賃を踏み倒すヤツとかが出てくるんでしょうかね・・・。
12:14頃出発。
右手方向に高速道路と並行して電車が走っているのが見えました。
しかしこの電車(地鉄6号線)は、まだ市の中心部まで開通していません(2017年8月当時)。
昆明中心部まで開通すれば、もっと便利になることでしょう。
(実際は、地鉄6号線の終点から「地鉄3号線」が昆明中心部まで開通しているようでしたが未確認)。
空港から昆明中心部にある滞在ホテル「雲南昆明佳華広場酒店」までは高速道路経由で、およそ30kmの道のりです。
やがてバスは高速を下りて、昆明の市街地へ。
お~、楽しそうな感じになってきました。
バスの車内では、たすきを掛けた生島ヒロシ似の係員(車掌?)のおじさんが、お客さんと何やら楽しそうに談笑しています。
珍しく愛想のよい係員です。
出発して40分ぐらい経過した12:58頃。
経由地の「泰丽国际酒店(泰麗国際酒店)」に到着。
ここで半分ぐらいのお客さんが降りて行きました。
生島ヒロシ似の係員のおじさんも、たすきを脱ぎ捨ててここで降ります。
∑(゜д゜υ)アレ?
アンタ終点まで乗らないの?
車内の係員が不在のまま・・・。
13:05頃、終点の錦江大酒店に到着しました。
「だおらー(到了)」って言いながら、全員ここで降ります。
特に渋滞は無かったものの、空港からここまでおよそ50分ほど掛かりました。
さーて、トランクに入れた荷物を取り出そう。
・・・て、横がえらい狭っ!
なんでこんな狭いところに停車するかな~。
頭をぶつけないように・・・。
トランク内に潜り込んで、スーツケースを自分で取り出します。
東京の空港リムジンバスのように、係員は手伝ってくれない(というか、もう居ない)ので自分で。
ここ錦江大飯店から、宿泊ホテル「雲南昆明佳華広場酒店」は道路を挟んで斜め反対側。
左側の高層ビルがそれです。
ここまで来れば、もうホテルに到着したようなもの。
やたら広い歩道には・・・。
テレビで見たことがあるシェア自転車っぽいオレンジと黄色の自転車があり。
MobikeとOfoの自転車だろうか?
中国にやってキター感が盛り上がります。
ちなみにここ雲南省昆明は標高1900メートルの高地にあるため、8月でも気温は22℃前後と涼しいです。
夏は毎年ここで過ごしてもいいね~、と思えるぐらい快適な気候でした。
というわけで、次回はホテルにチェックインするの編。