ベトナム食その13 フォー・ホア・パスターにて昼ご飯@ホーチミン

スポンサードリンク

2018/01/05
一夜明けて、ホーチミン旅3日目の朝がやってきました。
SGN-2018JAN-001R
滞在先のロッテホテルから眺める朝のサイゴン川の風景が美しいです。
昨夜スマホを盗まれた後は、予備のデジカメで撮影しました。
その予備のデジカメは無事に日本に持ち帰ることができましたので写真が残っています。
今回からは、いつもの写真ありスタイルの旅行記に戻ります。

午前中は、ホテルで朝ごはんの後、各種パスワードの変更作業に追われました。
お昼近くになって大体作業が終わり、お腹が空いてきたので、外に食べに行くことに。

ホテルからランチのお店「フォー・ホア・パスター」へは、あえて路線バスで。
SGN-2018JAN-006R
3番バスに乗って「タンディン市場」バス停まで行き、そこから徒歩でお店に向かうことにしよう。

しかし。

スマホがないのでGoogle Mapが使えません。
バス停に向かうべく、ホテルでもらった紙の地図と周囲の景色を見比べながら歩きました。
ええと、この建物がこれだから、現在地はここか、と・・・。
でも少し前まではこうやって、紙の地図を使って知らない町を旅行していたわけです。

3番バスの運賃は6000 VNDでした。
取り敢えずバスに乗車したのはよいものの、スマホがないので、どこで降車したらよいのか見極めが難しいです。

バスの運賃係のおじさんに「Cho Tan Dinh(タンディン市場)」と書いた紙を見せて、降車ポイントを教えてもらうことにします。

運賃係のおじさんが「タンディン!」と教えてくれたところで下車。
SGN-2018JAN-028R
無事目的地のタンディン市場に到着しました。
スマホがなくても、どーにかなるものだ。

まずはタンディン市場の内部を見学。
SGN-2018JAN-013R
昨日行った観光客向けの「ベンタイン市場」とは違って、地元密着型の市場です。
しつこい呼び込みなどは殆んどなく、のんびりとした雰囲気。
こういう場所に来たかった・・・。

市場内は雑貨やら、日用品やら、小さな食堂やら色々あり。
生活に必要なありとあらゆる品物が売られています。

日本語をしゃべるナッツ売りのおばさんがいました。

おばさん「ナッツ、オイシイデスヨ」
私「!」
おばさん「名刺、アゲマス、チョットマッテネ」
私「あ、どうもです」
おばさん「マタキテクダサイ」
私「日本語、上手ですね!」
おばさん「上手ジャナイヨ~(笑)」

フレンドリーでいい感じのおばさんでした(買わなかったけど)。
ベトナムの人も悪い人ばかりではないのです。

市場の周囲もローカル感が満載。
SGN-2018JAN-012R
八百屋の他に、肉や魚を売っているお店があり。
市場特有のにおいが立ち込めていました。

さて、市場周辺を散策した後は、徒歩でランチのお店へ。
SGN-2018JAN-026R
「フォー・ホア・パスター(Phở Hòa Pasteur)」

フォーの有名店です。
中心部から離れているため、タクシーに乗ってやってくる観光客多数。

1Fはお客さんで一杯だったので、2階へ上がりました。
SGN-2018JAN-017R
2階席は比較的空席に余裕があり。
暫くすると、日本人女子グループ客や中華系ファミリー客などがやってきました。
やはり観光客向けなんですねえ。

メニューは壁にあります。
SGN-2018JAN-016R
各テーブルの壁に写真付きのメニューがあるので、これを指さしで選べばOKです。
店員さんも、外国人観光客の扱いには慣れています。

テーブルの上には揚げパンもあります。
SGN-2018JAN-018R
揚げパン(クアイ)は注文しなくても自分で取ればOK(無料ではなく1本5000 VND=約25円)。
1本だけ頂きましたが、冷えていて硬く、単体ではかなり薄味でした。
小さく千切ってフォーのスープに投入すると美味です。

注文したのは「フォー・ボー・チン」 70000 VND
SGN-2018JAN-022R
やっと写真が使える \(^o^)/
フォー・ボー・チンは良く火が通った(レアではない)牛肉のフォーです。
ネギがたっぷりと入っていて、日本人の口によく合います。
あっさり風味ですが、ダシがしっかり出ていて、なかなか美味。
お肉も柔らかくて美味しいです。
ああ、ウマイ。
世界中で「日本のラーメン」に対抗できる麺料理は、イタリアのパスタとベトナムのフォーだけ(だと思う)。

フォーと共に大量モヤシも登場。
SGN-2018JAN-023R
お好みで投入します。
全部投入してしまいました。

テーブルの上には、フォーに投入する香菜類があり。
SGN-2018JAN-019R
必要な分だけ取って、葉っぱの部分をちぎって入れます。
こちらも無料で入れ放題。
パクチー大好きなので、たっぷりといただきました。

レモンジュース 12000 VND。
SGN-2018JAN-020R
メチャメチャ甘い。
喉が焼けるぐらい甘いです。
こんなに甘い飲み物は今まで飲んだことが無い。
大量のガムシロップに、氷とレモン汁が少し入っている感じです。

底の方にシロップが沈んでいるから甘いのかな?
と思って、よーくかき混ぜてみましたが、同じように甘かったです。
でもこの濃厚な甘みとレモンの爽やかな酸味が、フォーによく合うのでした。

フォーの味は薄味な場合が多いので・・・。
SGN-2018JAN-025R
テーブルの上には「黒い調味料」と「オレンジの調味料」があり、お好みでスープに投入するようです。
こちらの「黒い調味料」を入れると、やや甘辛い味とコクが増強されます。
少しずつ味見をしながら調整して、自分好みの味を見つけましょう 。

美味しいフォーと激甘レモンジュースで満足の昼ご飯になりました。

お会計の後は、再び3番バスに乗って、ホテルに戻ります。
SGN-2018JAN-008R
町のシンボル的存在であるピンク色のタンディン教会がキレイでした。

フォー・ホア・パスターの場所はこちら。

普通に行くなら市内からタクシーで行くのがよいでしょう。
タンディン市場探査とセットで行く場合は3番バスの利用が便利でした。