2022/09
京都旅3日目・最終日の午前。
京都の宿泊ホテル「ドーミーインPremium京都駅前」を後にします。
京都駅から徒歩圏内で、安定のドーミーイン・クオリティ。
良いホテルでした。
3日目・最終日の第一重点目標は「石清水(いわしみず)八幡宮」です。
徒然草・第52段「仁和寺(にんなじ)のある法師」という筆者の大好物エピソードに登場する有名な神社。
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仁和寺のある法師が、ある日思い立って、念願の石清水八幡宮にお参りにいったものの、山の上にあるご本殿にはお参りせずに、麓の別の神社やお寺にお参りしただけで満足して帰ってきてしまった、という残念なお話です。
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その大昔、中学校の授業で習ったときに「マヌケなお坊さんだなあ」と思い、なぜか強烈に印象に残っております。
徒然草の本文によりますと、仁和寺のお坊さんは、石清水八幡宮に「徒歩(かち)にて詣でけり」=徒歩で参拝に出かけた、とのこと。
ですが、さすがに徒歩はキビシイので電車を乗り継いでいきます。
京都駅から石清水八幡宮は17キロほど離れており、徒歩4時間ぐらい。
実際は京都駅の北西にある仁和寺から歩いた訳ですから、もっと時間がかかったことでしょう。
昔の人は健脚だったんですねえ。
京都駅から地下鉄烏丸線で竹田駅へ。
こちらで近鉄京都線に乗り換えます。
もっとよい行き方があるのかもしれませんが、とりあえずGoogle Mapの経路検索先生に従います。
近鉄京都線には・・・。
ちょっとだけ乗って丹波橋へ。
丹波橋でさらに京阪電車に乗り換え。
あの伏見城の近くらしいですが、今回は素通りします。
京阪電車に乗って、さらに大阪方面えへ。
京阪ってなんか美味しそう(それは鶏飯・・て前にも同じこと言ったような)
京阪電車に揺られること20分弱で・・・。
3つの川(桂川・宇治川・木津川)の合流地点にある山の上に、石清水八幡宮がおわします。
最寄り駅の「石清水八幡宮」で下車。
京都から少し離れているせいか、伏見稲荷などに比べるとそんなにお客さんは多くない印象。
穴場スポットです。
徒歩4時間のところ、1時間弱で到着いたしました。
今は電車でさくっとお参りできますが、徒歩しかなかった時代は大変だったことでしょう。
というわけで、次回は「年比思ひつること、果し侍りぬ(日頃思っていたことを、ついに達成することができた)」というわけで、いよいよ石清水八幡宮にお参りの編。