2022/09
京都旅3日目・最終日の午後。
石清水八幡宮近くにある「飛行神社」にお参りした後のこと。
味のある木造の橋を渡って、いよいよメインイベントの石清水八幡宮を目指します。
ご本殿は前方に見える山の上にあります。
ちなみにこの橋は・・・。
放生川(ほうじょうがわ)に架かる安居橋(あんごばし)という橋。
毎年9月15日に行われる石清水祭の「放生会」というイベントの舞台になるのだそうな。
この橋の近くに・・・。
「京風たこ焼」のお店を発見。
これから山を登るので、ヒットポイントを補充すべくたこ焼きを購入。
こちらがその「京風たこ焼き」。
外はカリっと。中はトロっと。
ソースなどはかかっていないものの、生地そのものに出汁の味が染みていて、さっぱり味のたこ焼きでした。
シンプルに美味しゅうございました。
ではいよいよ、一の鳥居をくぐって・・・。
石清水八幡宮の境内へと進出します。
徒然草の「仁和寺のある法師」のお坊さんも、ここを通ったのかなぁ。
右手に男山を見ながら、参道を進んでいくと・・・。
前方に「神門」があり。
この門の先には広場があって、開けた空間になっている様子。
その広場には・・・。
「頓宮」と呼ばれる立派なお宮さんがあり。
この左の建物の場所に、仁和寺のお坊さんが本殿と間違えてしまった「極楽寺」があったとのこと。
昔の絵図はこちら。
極楽寺・高良社共に戊辰戦争で焼失してしまい、現存するのはその後に建て替えられた建物なのだとか。
今の建物はお寺っぽくはないですが・・・。
昔は荘厳なお寺があったとのこと。
ご本殿と見間違えるほどのお寺だったとは、どんなお寺だったのだろうか。
妄想が膨らみます。
山に近いほうに少し歩くと・・・。
「高良社」を発見。
こちらも「仁和寺のある法師」がご本殿と間違えて訪れた神社。
石清水八幡宮の摂社の一つとのこと。
こちらが高良社の拝殿とご本殿。
立札の説明によると、高良社もかつては「極楽寺と同様に荘厳を極めていた」とのこと。
静かで素朴なお社なので、ちょっと想像できません。
今は訪れる人も少ないし、さずがにここだけ見て「かばかりと心得て帰りにけり(これで全部かと思って帰宅した)」にはならないと思います。
オリジナルの極楽寺・高良社は一体どんな姿の建物だったのだろうか。
気になって夜しか眠れません。
というわけで・・・。
山の上の御本殿が気になるので、いよいよ山登りを開始いたします。
というわけで、次回は石清水八幡宮のご本殿にお参りの編。