2017/01/03
香港旅最終日の夜。
深夜0時を回って、4日目に突入。
いよいよ香港空港から、NH822深夜便に乗って羽田に戻るときがやってきました。
これから搭乗する機材はボーイング767-300(JA623A)。
ウイングレット付きの比較的新しい機材です。
搭乗する前に、搭乗ゲート付近をウロウロしていると・・・。
「大牌檔」=香港的屋台型飲食店舗の展示物を発見。
なかなか雰囲気が出ています。
英語の説明書きがあり。
説明をざっくり翻訳してみると・・・。
「大牌檔」は、激安価格で美味しい料理を提供する屋台です。
1950年代から1970年代にかけての香港で非常に人気があり、香港の伝統的な食文化となりました。
しかしながらこの「大牌檔」文化は、ファストフードの急成長によって徐々にその姿を消していきました。
この売店の写真は、現存する「大牌檔」を基にしたもので、香港の特徴的な文化を今に伝えています。
とのこと。
香港でも「古き良き時代の香港」を懐かしむ考えがあるようです。
是非とも昔ながらの香港を残しておいてほしいものです。
さて時刻は0:10ごろ。
ほぼ定刻通り搭乗開始。
SFC会員のはしくれなので、優先搭乗させて頂きます。
エコノミークラスに我先に突入。
往路と同じ種類の、そこそこ新しい767です。
タッチパネルの液晶ディスプレイはやや大きめでウレシイです。
コントローラは前の座席の背もたれにあり。
取り外して操作可能なので、ゲームをやるときに便利です。
ただ最近の最新機材では、タッチパネル操作のみで、コントローラを省略したタイプのシートが出現しつつあります。
前座席には、エコノミークラスでもUSBタイプAの端子があり。
スマホの充電ができてありがたいです。
ただし、充電したい場合はUSBケーブルを機内に持ち込むのを忘れないようにしましょう。
エコノミークラスの座席間隔は、こんな具合。
そんなに広すぎず、狭すぎず。
膝の先のスぺースは5センチぐらい。
JALが香港路線に投入している最新機材ボーイング777-200(SS2)「新間隔エコノミー」よりは古いシートなので、比較すると窮屈なのは致し方のないところ。
シートの下にはコンセントもありますが・・・。
狭くて窮屈なので、使っている人は見かけませんでした。
離陸をしてから暫くして、香港時間の1:30AMごろ。
眠い目をこすりながら機内夜食のお時間。
- 中華粥
- スクランブルエッグ
の2択で、中華粥を選択。
お蕎麦はやや延び気味だったものの、粥がメチャうまでした。
やはり香港のお粥は美味しいな~。
フルーツ類もフレッシュで甘くて美味でした。
機内食の後は、灯りが消えてお休みの時間・・・。
ああ、どんどん現実世界が近づいてくる・・・。
そして日本時間の5:30ごろ。
まだ夜も明けぬ1月4日の羽田空港国際線に到着。
到着ロビーには、門松がお出迎え。
お正月の日本に戻ってきてしまいました。
このまま帰宅するのは寂しいので、4F江戸小路に上ってみます。
「迎春」の文字と「凧」が頭上に上がっていました。
海外から戻ってきて、日本の伝統文化を目にすると何だかホッとします。
朝ごはんを食べるべくやってきたのは・・・。
昼間はいつも行列している人気うどん店「つるとんたん」。
早朝の開店間際なら、並ばずに入店可能です。
朝から「きつねのおうどん」を摂取。
温かいお出汁が、お腹の底に染みわたります。
日本では普通に頂けるうどんの味は、実は世界レベルでは希少な存在であることに気付かされるのでした。
やっぱり日本の食事は落ち着くな~。
というわけで、1週間に渡る、マカオ・香港・成都旅行記はこれにて終了。
- マカオの人情居酒屋のモロコシ揚げ
- 成都の激辛麻婆豆腐と極楽マッサージ店
- 香港の湿地公園、巨大シャコ、熱食中心的本格イタリアン
などなど、思い出沢山の旅となりました。
次回はまとめリンク集のあと、東京で香港食の編