2015/12/27
インドネシア旅3日目の朝。
バリ島レギャンの滞在ホテル「プルマン バリ レギャン ニルワナ (TrinAdvisor)」にて朝ごはんをいっぱい食べた後。
部屋でゴロゴロして、腸内をスッキリさせて、出撃準備完了。
ホテル敷地内の芝生を刈るスタッフーたち。
朝からご苦労様です。
ホテルを出て、近くのレギャン・ビーチへ。
ビーチ・リゾートな雰囲気で気持ちがよいです。
寒い冬の日本を脱出してきて良かった・・・。
宿泊ホテルのお隣の「ストーンズ・ホテル」へ。
ここから、バリ島内を運行している「クラクラ・バス」なる路線バスに搭乗することができるのだとか。
バス停はどこだろう・・・。
ホテルの敷地内へと、恐る恐る入っていきます。
特にバス停っぽい標識は見当たらず。
ホテルのガードマン氏が、怪訝そうな表情で「May I help you, sir ?」と声をかけてきます。
私 「アイドライクトゥー・テイク・クラクラバス(クラクラバスに乗りたいんですけどぉ)」
ガードマン氏 「オー!クラクラ!OK!ウェイトヒア!(ここで待ちな!)」
強面のガードマン氏が、途端に目を輝かせてニコニコです。
どうやら、ここで待っていればバスが来るみたい。
しかし暑い中、いつ来るのか分からないバスを待つのは辛い・・・。
が、幸運にも、8分ほど待ってバスがやってきました。
らっきー!
これが「クラクラ・バス」。
やたらと明るいドライバー氏が印象的です。
ちなみに「クラクラ」は、インドネシア語で「亀」の意。
ドア上部に日テレの「なんだろう」のような亀が描かれています。
ドア下部に「JCB」の文字あるのは、某国のカード会社「JCB」が主体となって運行しているバスだからです。
JCBカードを提示すれば、このクタ・レギャン線は無料で乗れるのだとか。
残念ながら、当方はVISAカードユーザーなので、普通にお金を払って乗車します。
乗車するときに、運転手氏から「どこへいくの?」と英語で聞かれるので、「DFS!(終点の免税品店)」と答えて乗り込みます。
車内で20000ルピア(約200円)を支払って、プラスチック製の「クラクラ・コイン」を購入。
そのコインを、車内のボックスに投入すればOKです。
150000ルピア(約1500円)の1日乗り放題券「1DAY PASS」もあるようです。
しかしながら・・・
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あまり本数が多くない
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バス停の位置がよく分からない(ショッピング・モール、ホテルが主)
などの理由から、1日に8回以上も乗るのは難しいと思われますので、乗る度に20000ルピア支払ったほうがよいと思います。
車内はキレイで、クーラーが効いていて快適。
お客さんは自分ひとり・・・。
20000ルピアというお値段は、地元の人にとってはお高いのでしょう。
観光客向けの乗り物のようです。
ストーンズ・ホテルを出て、クラクラバスは海岸沿いの通りを北へ向かいます。
おっ、わが宿泊ホテルの前を通過。
小型バスの機動力を生かして、町中の細い路地をクルクルと軽快に走り抜けます。
涼しい車内からローカルな景色を楽しめるので、結構楽しい~。
車窓の景色にかじりつきまくりです。
サンダルでウロウロする欧米人が多数。
これだけ沢山の外国人を引き付けるとは、さすが国際的観光都市・バリ島です。
ヒンドゥーな寺院も、そこかしこにあり。
朽ち果てた、寂しい寺院。
礼拝の人々?
日本では見ることができない光景にくぎ付けです。
タクシーも、いっぱい走っています。
こちらが安心と信頼の、本物のブルーバードタクシー。
薄い水色の車体。
フロントガラスの上部に「BLUE BIRD GROUP」と書かれているのが特徴です。
似たようなデザインのニセモノ・ブルーバードタクシーもいますので気を付けましょう。
こちらは、安心も信頼も特にない「BALI TAXI」
あまりいい噂を聞かない&メンドくさそうので、一度も乗りませんでした。
途中のショッピングモール「スミニャック・スクエア」に停車。
欧米系のお客さんを補充。
そこそこ利用客はいるみたいです。
やがて、バスは結構広い通りに出て、軽快にカッ飛ばします、
おっ、カルフールを発見。
自由に曲がれないので、マニヤックに通りすぎてUターンしたりして・・・。
終点の免税品店「DFSギャラリア」に到着しました。
ストーンズ・ホテルから1時間ほどかかりましたが、その間ローカルな景色を堪能できて楽しかったです。
実はこのDFS(Duty Free Shop)は、クラクラバスのターミナルとなっています。
ここから、バリ島の各地へのバスが出ています。
バス乗り場の案内図。
レギャン、クタ行きの他、ウブド、ジンバラン、ヌサドゥア、サヌール等へのバスがあります。
ただしレギャン、クタ線以外は本数が少ないです。
路線図、時刻表、運賃などの詳細は、クラクラバスの公式サイトをご参照のこと。
というわけで、DFSに無事到着。
ここに買い物に来たわけではなく、バスの乗り換えのために立ち寄っただけです。
「このDFSにバスでお客さんを集めて、お買い物をさせよう、ヒッヒッヒ」
というJCBの手口には引っかかりません。
次回、さらにここから別の「クラクラ・バス」に乗り継いで、ジンバランに向かうの編。