2018/01/04
ベトナム旅2日目の夜。
いよいよお待ちかね(?)のスマホを盗まれるの編です。
炭火焼肉の晩御飯の後は、徒歩にて夜のブイビエン通りへ。
ズンズン系のバーのネオンが煌びやかに光る歓楽街。
沢山の欧米系観光客で賑わっていました。
あやしげなマッサージの女性に腕を掴まれたりするのを振り払いつつ、雑踏を歩みます。
ここでは何事もなく無事でした。
ここまでは・・・。
不幸は突然やってくる
そして夜10時半ごろ。
現場はこの交差点。
深夜まで営業しているフォーのお店に行こうと、ベンタイン市場の北側の通りを北へ歩いていたところでした。
突然、なにやら女性2人乗りのバイクが近寄ってきて、
「マッサージ?マッサージ?」などと言ってきます。
ヤレヤレまたか、というわけで、手を振っていらないよ、と断ると、一旦バイクは走り去っていきました。
***
数分後。
レタントン通りを南から北へ横断すべく信号待ちしていると・・・。
再びさっきの2人乗りバイクがやってきました。
今度はバイクの後ろに座った女が、やたらと腕をつかんできたりして触ってきます。
私「ドント・タッチ!(触るなよ!)」
と言って振り払おうとするも、しつこく触ってきます。
が、暫くすると、急に走り去っていきました。
変だな?と思って、スマホを入れていた胸ポケットに手をやると・・・。
スマホがない! Σ( ̄ロ ̄lll)
気付いたときには、2人乗りのバイクは遠くの角を曲がって走り去っていたのでした・・・。
反射的に走って追いかけてはみたものの、到底バイクに追いつけるはずもなく。
諦めました。\( ^o^)/
これまでのほぼすべての写真をスマホで撮っていたため、これまでの写真はほぼ全滅。
スマホそのものは(悔しいけど)また買えばよいのですが、今までの写真が失われたのが手痛いです。
スマホを胸ポケットにしまっていたのがそもそもの敗因。
完全に油断しておりました。
1回目にヤツらが声を掛けてきたときに、私の胸ポケットにあるスマホに目を付けていたんでしょうね・・・。
急いでホテルに戻り、各種パスワードを変更
その後は、急いでホテルに戻り、自分のノートPCからGoogleアカウントにログインし「スマートフォンを探す」で追跡してみました。
しかし、盗まれた直後の時刻(現地時間1月4日の23時04分)が記録されているのみで、スマホに接続できず。
盗んだ相手もプロなので、即座にスマホの電源を切ったものと思われます。
そうしないと、携帯電波を追跡されて足がついてしまいますからね・・・。
今ごろはSIMカードを抜かれて、初期化されて、中古スマホ業者にでも転売されていることでしょう。
取り急ぎ、万が一のためにGoogleアカウントや電子メールやLINE、Amazonなど重要なサービスのパスワードを変更する作業に追われたのでした・・・。
ホテルのスタッフに相談してみる
少し落ち着いてきたところで、ホテルのフロントに行ってスタッフに相談してみました。
スタッフ「盗難の被害多いんですよね。中にはパスポートやクレジットカードの入ったバッグを盗まれる人もいます(英語)」
もし警察に届け出るなら、日本語が分かるスタッフを同行させますよ、と、親身になって話を聞いてくれました。
同じベトナム人として申し訳ない、とも言っていました。
イヤイヤ、悪いのはあのバイクの2人組ですから・・。。
凹んでいたところなので、話を聞いてくれただけでも救われた気持ちになりました。
ロッテ・レジェンドホテルのスタッフの方々に感謝です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険で補償金を受け取るには、ベトナムの警察のレポートが必要。
でも、警察の人は英語が分からないので、ベトナム語が分かる人と一緒に行ったほうがよい、とのことでした。
ちなみに盗まれたスマホは、1年前に6万円ほどで買ったHuawei Mate9。
まあ、お高いものではあるけど・・・。
お金を取り戻すために、明日丸一日潰して警察に行くか?
どうしようか迷いましたが、まだ残っているパスワード変更作業に専念するため、警察へはいきませんでした。
もういいや。
スマホはもう戻ってこないし・・・。
脳内反省会
海外で盗難に遭ったのは、2013年8月のハンブルクにて一眼レフカメラを失くして以来、5年ぶり2回目。
今回の事件の教訓としては・・・。
- スマホを胸ポケットに入れない。未使用時は面倒でも腹巻の中などに仕舞う。
- 盗られたスマホを悪用されないように、長めのパスワードでスマホの画面ロックをかけておく。
- 万一スマホを盗られた場合に備えて、予備のスマホも用意しておく。
- 万一スマホを盗まれた場合にどうするか(パスワード変更作業など)を事前に考えておく
- 夜遅くになると街角の警官がいなくなるので、深夜の一人歩きはなるべく避け、さっさと寝る
- 特にバイクに乗って話かけてくるヤツには厳重に警戒すること。相手にせず速やかに逃げるべし。
あたりでしょうか。
やはり海外は、日本のように治安のよい場所ではないのだ、ということを改めて思い知らされたのでした。
皆さまも、海外での1人歩きや貴重品管理には、くれぐれもご注意くださいませ。