2018/05/04
ドイツ旅2日目の午前10時ごろ。
ドイツの有名温泉地バーデン・バーデンにやってきました。
これから入浴するのは「フリードリヒス浴場(Friedrichsbad)」。
伝統的で重厚な建物に感動。
バーデンバーデンには、この「フリードリヒス浴場」と「カラカラ浴場」の2大温泉施設が隣接してあります。
「カラカラ浴場」のほうが一般・ファミリー向けで、水着着用のプールエリアもあるモダンな温泉施設。
一方の「フリードリヒス浴場」は、水着着用不可で男女混浴のガチ温泉となっています。
当方は、失うものは何もない中年男性ですので、臆する事なく「フリードリヒス浴場」へと突撃させていただきます。
まずは受付から。
私「This is first time to come here~(ここに来るのは初めてデス)」
スタッフ「OK」
こういうと、色々と説明してくれます。
英語で、マッサージはいるか?サウナのみか?みたいなことを聞かれたので、マッサージなしを選択。
滞在3時間で25ユーロを先払いし、リストバンドを受け取ります。
リストバンドを受け取ったら階段を上ります。
清潔感が溢れるラグジュアリーな建物。
ハンガリーの温泉よりも、かなり洗練されています。
階段を上がった先に、館内の見取り図があり(クリックで拡大)
施設はこんなように左右対称の形になっています。
曜日によっては、左半分が男性区画、右半分は女性区画になるようですが、真ん中の浴槽はいつも男女混浴っぽいです。
着替え室(Changing room)から入った後は・・・。
数字の番号に従って、1~17の色々な温度のお風呂やサウナや休憩室に入っていきます。
真ん中の丸いお風呂で折り返して、再び着替え室に戻って来る、という順路であることを頭に入れておきましょう。
私は、この情報を見逃していて、反対側の着替え室に抜けようとして「Go Back !」とスタッフに注意されました・・・。
休憩室にあったパンフレットには・・・。
英語で各施設の説明が書かれていました。
- Shower
- Warm air bath 54℃(ドライサウナ)
- Hot air bath 68℃(ドライサウナ)
- Shower
- Soap & brush massage (マッサージありの場合)
- Shower
- Thermal steam bath 45℃(湿式サウナ)
- Thermal steam bath 48℃(湿式サウナ)
- Thermal full bath 36℃(まあまあ温かいお風呂)
- Thermal whirlpool path 34℃(ぬるいお風呂)
- Thermal exercise path 28℃(冷たいお風呂)
- Shower
- Cold water bath 18℃(水風呂)
- Dry off (温かいバスタオルがもらえる)
- Cream massage(クリーム・マッサージ)
- Relaxation room (仮眠室)
- Reading room / Fresh Air Area(リクライニング椅子でダラダラ。ベランダにも出られる)
マッサージなし(Basic Plan)の場合は、5,6,15はありません。
また、日本の銭湯のような40℃ぐらいの温かい浴槽はありませんので悪しからず。
高温サウナで温まりましょう。
あと、
- 月・木・土曜日は、10番と11番以外は男女別になる。
- 上記以外の曜日と、祝日・バレンタインデー(2/14)は全エリア混浴
- サンダル、タオルは基本料金に含まれている
とのこと。
この日(2019/05/04)は金曜日なので、全館混浴の日でした。
では、一通り説明を読んだところで・・・。
自動改札のようなところにリストバンドをかざして、ロッカールームへ。
ロッカールームには、親切なスタッフ様がいて、英語で丁寧に説明してくれます。
ロッカーは、空いているところならどれでも使ってよいとのことでした。
ロッカーの中には、シーツが入っていました。
ここで衣服をすべて脱ぎ、シーツをもって温泉区画へ。
バスタオルは、後ほど「14」で支給されます。
あとは、スタッフ様と館内の案内板に従って、1~17を順番に回っていきます。
浴槽はぬるいので、案内板どおりだと寒いです・・・。
途中からは手順を無視して、高温サウナでよく温まることにしました。
ドライサウナに入るときは、シーツをお尻の下に敷きましょう。
もちろん温泉エリアは撮影自粛のため、以降はパンフレットの写真を引用。
湿式サウナでは、お尻パッドを貰うか自分で棚から取って、お尻の下に敷きます。
真ん中の円形の浴槽はぬるいです。
お湯は無臭で、あまり温泉感はなし。
でも、よく清掃が行き届いていて綺麗で清潔でした。
館内にはアロマのいい香りが漂っていて、非常に心地よい空間。
端っこのほうでは、地元の爺さんが寝ていました。
夫婦で来ている欧米人の姿もあり。
混浴で水着着用不可、という日本ではありえない状況なわけですが、これまで何度もこの手のドイツ式サウナを経験しているので、もう慣れました(笑)。
水着着用だったハンガリーの温泉よりも、水着なしのほうが格段にリラックスできます。
休憩室にはリクライニングチェアがあり。
紅茶のセルフサービスもありました。
静かで落ち着きます。
温かいタオルにくるまってゴロゴロするという至福の時間でした。
全体の時間配分をうまく考えましょう。
3時間ギリギリまで温泉を堪能して、浴場を後にしました。
施設を出るときに、受付の女性が「サヨナラー」と言うておられました。
スタッフの皆さんは皆親切で良かったです。
まさに日本では体験できない、ドイツならではの貴重な温泉体験となりました。
フリードリヒス浴場のお隣には・・・。
モダンな設備の「カラカラ浴場」があり。
今回は時間が無くていけませんでした。
いつかはこちらも訪問してみたいものです。
「フリードリヒス浴場」の場所はこちら。
ここに来るまでの記事はこちら。
ドイツ旅2018/05 フランクフルトからバーデンバーデン行きの切符を購入するの編
ドイツ旅2018/05 ECE151に乗ってフランクフルトからバーデンバーデンに向かうの編
ドイツ旅2018/05 バーデンバーデンの駅からバスで温泉のある街の中心部に向かうの編
TripAdvisorの評判はこちら。
フリートリッヒ浴場
公式サイトはこちら。
CARASANA
次回は温泉後のビールとランチの編