2012/05/01
ベルリン滞在3日目の夕方。
今日の夜は、ベルリンから航空機でフランクフルトに移動する予定です。
ホテルで荷物をピックアップし、ツォー駅東側にあるバスターミナルからベルリン・テーゲル空港行きの109番バスに乗ります。
テーゲル空港はベルリン近郊にあるので、A-Bゾーン1日乗車券があればそのまま乗車可能です。
バスは2両編成でした。
バスは市街地を北へ走って、30分ほどで空港に到着しました。
レトロな外観の管制塔とターミナル・ビルです。
実はこのテーゲル空港、近々閉鎖されることになっています。
その代わりに、現在拡張工事中のベルリン・シェーネフェルト空港が、ベルリン・ブランデンブルク空港に改称されて引き継がれることになるそうです。
ベルリンの壁崩壊後でも、空港は西のテーゲル空港、東のシェーネフェルト空港に分かれたままだったのが、ようやく1つの空港に統合されるというわけです。
つまり、今回のテーゲル空港利用は私にとって最初で最後ということになります。
あと、正確な空港の切り替わりの日程については、空港の公式サイトをご確認ください。
(筆者注:工事の遅れにより、閉鎖時期がずれこむようです)
ターミナル・ビル内の様子。
内部はせまく、施設は古いです。
もうすぐ閉鎖されるものなので、仕方がありません。
ターミナル前のロータリーには、「Danke, Tegel (テーゲル空港、ありがとう)」の看板がありました。
香港でいうところの、カイタック空港さようなら、のような感じでしょうか。
さて、搭乗予定のフランクフルト行きのLH201便は20:25発に対して、現在18:25分。
9番カウンターのキレイな女性に、チェックインできるか?と聞いたみたものの、今は一つ前の便の手続き中だからできない、もっと後で来い、と冷たくあしらわれました。
アレ?そういえば、空港ラウンジはどこにあるのかな?
私はこれでもANAのP会員=STAR ALLIANCE GOLDのはしくれなので、ルフトハンザのラウンジが使えるはずー。
ワイルドなので、事前に何も下調べしていない状態です。
ラウンジの場所を求めてウロウロしていると、急に外が暗くなり、土砂降りのゲリラ雷雨に見舞われました。
かなり激しい雨でしたが、すぐにやんだので、飛行機のダイヤに影響はなし。
で・・・
なんか階段を上がった上に、LHのラウンジっぽいのを発見。
スーツケースを担いで階段を登ります。(エレベータもあります)
入り口から入ると、左側に「ビジネスラウンジ」、右側に「セネターラウンジ」の受付がありました。
どっちがいいとか、さっぱりワカリマセンでしたが、右側のオバちゃんにP会員カードと、フランクフルト便のe-ticket控えを見せて「Can I use this lounge ?」と聞いてみます。
おばちゃん 「搭乗券は持ってるの?」
私 「ノォー。まだチェックインしてないので。てへぺろ」
おばちゃん 「ラウンジを利用するには、搭乗券が必要なので、まずは1Fの”FIRST CLASS Check In” カウンターでチェックインしてから、ここに来てください」
私 「ゲートのLHカウンターじゃなくて?」
おばちゃん 「ゲートではまだチェックインできないので、FIRST CLASS Check Inにお行きなさい。エレベータで1Fに降りて、左にすぐのところよ」
私 「OK~」
というわけで、言われたとおりの場所へいくと、FIRST CLASS Check In 発見!
受付の爺さんに、P会員カードとe-ticket控えを見せて、
私 「Can I check in now ?」
爺 「OK~♪」
私 「Thank you !」
というわけで、無事にスーツケースを預け、搭乗券をゲット。
名前は「FIRST Class check in」カウンターですが、別にFIRST Classに乗らなくても使えるんですねえ。
そんなわけで、晴れてラウンジに入場・・・の前に、ラウンジの入り口からさらに上に登る階段があることに気がつきました。
登っていくと・・・
ガラス張りの見晴らしのよいところを発見。
テーゲル空港の駐機場が見渡せるので、ガラス越しに飛行機ウォッチング可能なスポットです。
やや遠いところの滑走路に飛行機が着陸してくるのが見られます。
地元の航空マニヤが数名、カメラを片手に陣取っていました。
ただこの空間、空調がなくビニールハウス状態でかなり蒸し暑いです。
しばらくいると汗だくになってきたので、早々に退散・・・。
さて、さっきのラウンジの受付にいくと、同じオバちゃんがいました。
オバちゃん 「どうだった?(英語)」
私 「I can find the counter. I got it !」
というわけで、めでたくルフトハンザ・セネター・ラ
ウンジ内に侵入。
出発ロビーのゴチャゴチャした雑踏とはうってかわって、人が少なく落ち着いたラウンジです。
LHのラウンジは、ビジネス・ラウンジとセネターラウンジの2種類があって、セネターラウンジのほうが高級なのだそうです。
ANAのP会員だとセネターラウンジも使えるのだとか。ANA様に感謝。
次回はラウンジ内を紹介編です。