香港食その68 鏞記酒家@中環威靈頓街

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2012/08/15
香港マカオ旅行4日目・最終日の午前。
マカオからフェリーで上環に戻って参りました。
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行列していた香港入境のイミグレも、いつものごとくe道でラクラク通過です。
ここで30分とか待たされると、香港でお昼ご飯できなくなるのでホント助かります。

暑い中、上環から中環への空中歩道をトボトボと歩きます。
さらに中環の国際金融中心から、ヒルサイドエスカレータに向かう空中歩道を歩いて、ウエリントン・ストリート(威靈頓街)へ。
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地上の横断歩道をひとつずつ渡っていくのはダルいので、空中歩道はとても便利です。

ウエリントン・ストリート(威靈頓街)は中環屈指のグルメ街です。
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細かいせり出し看板がいっぱいで、これぞ香港、て感じでうれしくなります。

威靈頓街の坂を上って、下りると目的地が見えてきました。
「鏞記酒家」 ロースト類(焼味)で有名なお店です。
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炎天下、上環からここまで歩いて来るだけで汗だくだくです。
皮膚が溶け始める前に、涼しい店内に入りましょう。

店内は高級なレストランの体です。
クーラーが効いていて涼しいぜー。
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まだお昼前ですので、空いています。
今までの焼味のおいしいお店は、地元系のワイルドなお店ばかりでしたので、こういうキレイなお店で焼味を食べるのは初めてです。

入店すると、いつものごとく「げいわいや~(何名様?)」・・・ではなく

店員「How many people ?」

でした。
ガイドブックにも載っている有名なお店ですので、観光客慣れしているわけです。

1名、ということで小さなテーブル席へ案内してもらいます。
着席するやいなや、

店員「%”!$&#?」
私 「??? イングリッシュ・プリーズ」
店員「I speak English.」
私 「ソ、ソーリー (汗)」
店員「What kind of Chinese tea ?」
私 「あ、Chinese tea ?」
店員「yes」
私 「サウメイ・ティー・プリーズ・・」

てっきり、「ヤムメイチャー?(何茶にしますか?)」と来るかと思って、広東語モードで待ち受けていたため、いきなり英語で来られて聞き取りできませんでした・・・。
ごめんよ、店員のオバちゃん。

サウメイ茶登場。
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とりあえず1杯目は、お箸の先っちょとかレンゲを洗うのに使いましたが・・・。
周囲のお客さんをキョロキョロと見ていても、「洗杯の儀」をやっている人はいませんでした。

クーラーの効いた店内で飲むサウメイ茶は最高に落ち着きます。
お茶を持ってくると同時に、店員のオバちゃんがピータンの小皿を持ってきました。
これは有料で、11HKDとのこと。
メニューを指差して説明してくれました。
不要ならば断ればよいのですが、お茶受けによさげだったので、それください、とお願いします。
するとオバちゃんは、エッ?といった感じで「サンキュウ~」って言うてはりました。
たぶん断られると思っていたんでしょうね。
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ピータン。普通においしいです。
お茶とよく合います。

焼味メニュー。このお店のイチオシメニューです(クリックでちょいと拡大)
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どれも一皿140HKD以上、と高いです。
上のメニューは、ローストのせご飯ではなくて、ローストのみがお皿に沢山盛られてくるものです。
一番小さなお皿で2~4人前ぐらいの量があるのでお高いものと予想されます。
複数人で訪れたときは、この中から一皿頼んで皆でシェアするのがよいでしょう。

そんなにお腹が空いているわけではなしいし、1名なので、できるだけ小型のローストのせご飯を探します。
あった!(クリックで拡大)
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焼鵝はガチョウのロースト。
叉焼は豚肉のロースト。
鶏はチキン(ニワトリ)です。

茶碗に盛るスモール・サイズか、お皿に盛るラージ・サイズかを選べます。

オーダーしたのはこちら。叉焼飯・碗 40HKD
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ガチョウは骨がメンドクサイので、骨のない叉焼飯をチョイス。
お碗盛りですが、お肉が転がり落ちそうなほどにご飯が盛ってあるので、それなりに量はあります。
チャーシューのお味は、甘辛くて香ばしく、ウマイっす。
骨がないので、ガツガツイケるのがうれしいですね。
あとこの叉焼、異常にビールが飲みたくなります。
ただここでビールを飲むと、酔っ払ってあの炎天下を歩くことになる・・・。
ちょっとキツそうなので、サウメイ茶でしのぎます。

ほどよく満腹になったところで、しばらくお茶を飲んでマッタリ。
あとは帰国するだけか・・・。

意を決し、お会計して外へ。
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エアポート・エクスプレスの中環駅を目指して歩きます。

鏞記酒家は、中環からも近くて行きやすいですし、ローカル系のお店が苦手な香港ビギナーの皆様にオススメできるいいお店でした。
<もう少し続く>