2021/09
長野旅2日目のお昼前。
滞在ホテル「ドーミーイン長野」をチェックアウト。
やはり長野に来たからには善光寺にお参りしなければなりません(謎の義務感)。
ホテルから善光寺へは約2キロ。
歩くと30分ぐらいかかります。
外は暑いので、荷物はホテルに預け、路線バスに乗って善光寺へ向かうことに。
路線バスの本数は結構あり。
善光寺の参道の入口っぽいところで下車いたしました。
参道の両脇には昔っぽい感じの建物が建っていて、雰囲気があります。
いよいよ善光寺の入口へ。
広すぎて、どこからどこまでが善光寺の敷地なのかはよく分かりませんが。
さらに参道を進んでいくと・・・。
遠くのほうに立派な門が見えてきました。
かなり広い境内。
参道の脇には宿坊が並んでいました。
お坊さんがお住まいなんでしょうかねえ。
最初に遭遇するのが「仁王門」。
かなり大きくて立派な門です。
説明書によると、現在の仁王門は大正7年に再建されたものとのこと。
入口の左右には・・・。
迫力ある仁王様の像があり。
門の額には「定額山(じょうがくざん)」と書かれています。
「定額山」は善光寺の山号(さんごう)。
山号とは「〇〇山△△寺」と呼ぶ場合の〇〇の部分のこと。
「定額山 善光寺」なんですね。
さらに参道を進みます。
両脇には、土産物屋さんなどが建ちならんで賑やかになってきました。
奥のほうに見える建物は、次なる門(山門)。
御本堂はさらにその先にあります。
それにしても、すげえ広いお寺です。
スタバを発見。
世界中のどこにでもありますねえ。
お寺の雰囲気に溶け込んでいます。
その他、沿道には魅力的なお店がたくさんあって・・・。
かなり煩悩を揺さぶられます。
コロナ禍の影響なのか、人通りはそんなに多くなかったです。
今はもっと多くの人々で賑わっているのかもしれません。
2つ目の門「山門」に到達。
「仁王門」よりもさらに巨大な門です。
2階にも入れるっぽいです(有料)。
こちらの門の額には・・。
「善光寺」の文字があり。
さきほどの仁王門には「山号」=「定額山」
こちらの山門には「寺号」=「善光寺」
が書かれているわけです。
山門の手前には・・・。
「六地蔵」があり。
広い境内には、お地蔵様や観音様があちらこちらにおられます。合掌。
そして山門を抜けた先に・・・。
ようやく御本堂に到達できました。
現在の御本堂は1704年に竣工したもので国宝。
ちなみに善光寺は無宗派のお寺で、すべての宗派を受け入れるのだそうな。
お寺の護持運営は、天台宗と浄土宗のお坊様方によってなされているとのこと。
単に広いだけでなく、そんな特別なお寺だったんですねえ。
ではお線香を購入しまして・・・。
煙を浴びて身を清めます。
ごほごほ。
御本堂の奥深いところへ入るには、入場券(500円)が必要です。
もちろん入場券を購入して内部へ。
御本堂内は撮影禁止なのでパンフレットを引用。
御本堂の内部は煌びやかで、天井が高くて壮大です。
仏様の像が沢山おられ、一見の価値があります。
厳粛な雰囲気で心が引き締まりました。
ちなみに善光寺のご本尊の「一光三尊阿弥陀如来」は、お寺の住職ですら見たことのない「絶対秘仏」とのこと。
7年に1度の御開帳で見られるのは「前立本尊」と言って、ご本尊を模したものなのだそうな。
誰も見たことがないご本尊って、何だかミステリアスですねえ。
有料エリアに入ると「お戒壇めぐり」ができます。
絶対秘仏のご本尊が安置されている「瑠璃壇」の下の真っ暗な地下通路を通ることができます。
最もご本尊に接近できる神聖な場所。
地下通路は、本当にガチで真っ暗なので怖いです。
何も見えないので手探りで先に進みますが、後ろから人が来るとプレッシャー。
不意に人にぶつかったりなんかして、キャッキャしちゃいます(静かにしましょう)。
真っ暗な通路の中ほどの壁に「極楽の錠前」があって、それに触れるとご利益があるのだそうな。
しかしながら、錠前がありそうな場所におばちゃんっぽい人がずっと居座っていて、触れませんでした・・・。
どいてよヽ(`Д´)ノ
御本堂にお参りした後は、御朱印を頂きました。
お寺の御朱印帳は、神社用のとは別のにしています。
神社の御朱印帳は3冊目ぐらいになっていますが、お寺の御朱印帳はまだこの1冊のみ。
善光寺の「御朱印案内」によりますと・・・。
6種類も御朱印があるらしい。
さすがに6つは多いので、代表的な1つの御朱印のみ頂きました。
御本堂に参拝した後は、広~い境内をウロウロ。
あちらこちらに仏像やお堂があります。
かなり広いし史料館もあるので、丁寧に見て回るとかなり時間がかかりそうです。
疲れてきたし、外は暑いので・・・。
ほどほどのところで切り上げて、帰ることにしよう。
緑豊かな庭園もあり、心が落ち着くお寺でした。
再び歩いてきた参道へ戻りまして・・・。
再びバスに乗って、荷物を預けておいたホテルに戻ります。
というわけで、次回へと続く。