2021/10
京都旅2日目の午後。
またもや路線バスに乗って、山城国一の宮・下鴨神社近くにやってまいりました。
下鴨神社は・・・。
賀茂川と高野川の合流地点にあります。
京都駅の北6キロほどのところにあるので、駅から徒歩で行くのはしんどいです。
バスでも30分ぐらいかかります。
最初の鳥居を発見。
「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」が正式名称で、通称「下鴨神社」。
前日に参拝した上賀茂神社と共に、賀茂氏の氏神を祀る神社で、京都の社寺の中でも最も古い部類に入るとのこと。
山城国一の宮であり世界遺産。
2つのご本殿は国宝でもあるという、最上級のステイタスを保持している神社です。
表参道をまっすぐ進んでいくと・・・。
両側は高い樹木の森に囲まれて、静かな雰囲気に。
かなり歴史のある森のように感じられました。
まずは手水舎にてお手を清めまして。
「御手洗」と呼ばれる舟型の「磐座石(いわくらいし)」に、こんこんとご神水が注がれています。
こちらもかなりの歴史が感じられます。
2つめの鳥居をくぐりまして・・・。
さらにご本殿の方へと進みます。
と、そこに。
「さざれ石」を発見!
これで本ブログ通算11個目になります。
だからどうということはありませんが。
コレクションに加えます。
日本全国の「さざれ石」訪問記
で、その先には・・・。
いよいよ核心部分の入口となる「楼門」があり。
鮮やかな朱色が映えます。
京都の神社の朱色はキレイですねえ。
楼門をくぐった先には広場があり。
おや?
何かのイベントがあるようです。
大きなスピーカーがあるから、コンサートか何かかな?
広場の中央には「橋殿」呼ばれる重要文化財があり。
その重要文化財を舞台にして何かが行われるようです。
その横には「神福殿」とよばれる、これまた重要文化財があり。
重要文化財の中から、色々な機材が運び出されていました。
このあたりの建物はほとんどが重要文化財のようです。
この門をくぐって、いよいよお参りです。
門の先は一部工事が行われていましたが、十二支のお社や拝殿などがあります。
拝殿のすだれの向こうに、国宝のご本殿が2棟あるのが辛うじて見えました。
はやくコロナが収まりますように、パンパン。
案内図を発見。
右上にある写真が国宝のご本殿とのこと。
普通にお参りに来ただけでは、近くで拝めないという尊い存在なのでした。
御朱印も頂きました。
細い筆で書かれた繊細な感じの御朱印でした。
これで山城国一の宮はすべて参拝したことになります。
ご本殿にお参りを済ませた後は、境内をウロウロ。
広い境内には小川(御手洗川)が流れていて、アーチ型の橋がかかっています。
よい景色。
この小川を辿っていくと「御手洗池(みたらしいけ)」にたどり着きます。
お~、やっとりますなー。
名物の「水みくじ」を水に浸している方々が多数。
この御手洗池から湧き出る泡の形をかたどった団子が「みたらし団子」。
「みたらし団子」発祥の地でもあるわけです。
この「御手洗池」の水源の井戸の上には・・・。
「御手洗社」と呼ばれるお社があり。
こちらにもお参りをしておきます、パンパン。
池の近くの売店にて、私も「水みくじ」を購入してみました(300円)。
これを水に浸すと、文字が浮き上がってくるというシステムです。
では御手洗池の水に浸しまして・・・。
おっ!「中吉」やった!
しかし・・・。
- 恋愛:思うだけではだめ
- 学業・仕事:今一つちょうしでず。にんたいづよく歩め
- 金運:意外なしゅっぴがありそう
- 体調:ぼういんぼうしょくはきんもつ
って、これ本当に「中吉」です?
なんかネガティブなコメントが目立つんですけど・・・。
気を取り直して、さらに境内を散策。
他にも、お末社や重要文化財などが沢山あって見どころたっぷりです。
最後に立ち寄った摂社がこちらの「河合神社」。
女性を守る美麗の神様「玉依姫命(たまよりひめのみこと)=神武天皇のご母神」を祀った神社とのこと。
境内には、サッカーの神様(ヤタガラスの神)を祀った「任部社」もありました。
かなり立派な社殿でした。
やはり参拝者の8割が女性。
オッサン一人でいるのは忍びないので、お参りしてそそくさと退散。
一通りお参りして、下鴨神社を後にしました。
深い歴史が刻まれた美しい社殿と境内の下鴨神社は見ごたえ十分でした。
世界遺産クラスの素晴らしい神社やお寺がいっぱいあって、京都はやっぱりスゴイな~。
次回は四条河原町に戻ってサウナの編。