2013/03/01
翌朝10時発のJL029便の搭乗券で、前日の夜に羽田国際線の出国エリアへの進入に成功。
そのため明朝の出発まであと、9時間40分もあります・・・。
引き続き、羽田国際線の出国エリアでの深夜の過ごし方・後編を続けます。
(前編はこちら)
夜24:00を過ぎた出国エリアの様子。
深夜発便のピークの時間を過ぎているので、閑散としています。
ほとんどのお店が閉店しています。
この状況で、どうやって夜を越せばよいのでしょうか。
これからどのような辱めにあうのか、楽しみです!
中央部にある免税品店は、24時間とのことで、元気に営業中。
この日の最終便は、25:30発のJALのパリ行きです。
出国エリア内の「24時間営業」とうたっているお店も、いくつかは最終便~始発便2時間前までの間お休みになる場合があります。
上記の免税品店もそのひとつでした。
本日最後から2番目の便は、25:10発のNH203フランクフルト行きです。
当初はボーイング787で運航していましたが、今は例の機体トラブル中のため、ボーイング777-200ERでの運航です。
NH204の109番搭乗口の目の前の本屋兼ドラッグストアは営業中。
搭乗を待つ人々で賑わっていました。
24:40。
NH203便フランクフルト行きの搭乗開始。
どんどん人が少なくなっていき、心細くなります・・・。
警備員や清掃員の方々が私を見る視線がなんか怖い・・・。(コイツ、乗らないのか?)
続いて、本日の最終便・25時30分発のJL41パリ行きの搭乗開始です。
さよーならー。
さて、これで一体何人、出国エリアに一般客は残るのでしょうか・・・。
25:00あたりを過ぎたところで、出国審査場・保安検査場はクローズされました。
最終便の30分前ぐらいに閉まる、ということかな?
これでしばらく出国エリアに入ってくる人もいなくなりますね・・・。
警備員さんの視線が怖いです。「(コイツ、一体いつの飛行機に乗るんだ?・・・)」
出国エリア内は閑散。照明も落とされて薄暗いです。
私だけになるかと思いきや、意外や意外、同士(?)が約10名ほどいました。
そのうち半分ぐらいは乗り継ぎ?の外国人っぽいです。
ともかく・・・
わーい、出国エリアをほぼ貸切状態♪
人がほとんどいないので、ベンチを占有し放題です。
だからといって、大声で騒ぐとか、焚き火をするとか(?)、非常識な行動は慎みましょう。
お客さんがいなくなって、にわかに活動を活発化させるのが、清掃員の皆様。
トイレには紀勢線規制線が張られて、順番に清掃作業が入ります。
テレビでも見てマッタリするか・・・。
チャンネル変えようかなー、とか思っていると・・・
プツン、と電源を切られました(泣)
清掃員っぽいメガネのおじさんが、テレビを消してまわっている様子。
このあと、まだ電源がついている別のテレビの前に移動しましたが、そのテレビも容赦なく電源を切られました。
ああ、なんか、切ない・・・。
俺はこの夜中に、一体何をやっているのだろうか・・・。
出国エリア内には、何箇所かこういうコンセントのあるデスクがあります。
これで、スマホとかノートPCの充電が可能です。
非常に重要な設備です。
現に、10名ほど残っている同士も、これらの設備のまわりに屯っている感じです。
基本的には、ベンチの上で寝る感じですが、充電しながら寝るのは少し心もとないですねえ。
人が少ないとはいえ、荷物の管理はくれぐれもお気をつけください。
夜も更けてきて、深夜1:40ごろ、
夜食が食べたくなったので、エスカレータ上のフードコートへ。
「24h open」なので、営業しているはず!
筆者注:このフードコート「TOKYO SKY KITCHEN」は、国際線ターミナル拡張工事のため。2013年8月31日を持って閉店しました。
当然お客さんはいません、が、かろうじて店員さんはいる模様。
な、なにか食わせてくれ!
MID NIGHT MENU 22:00-6:00 (2013/03/02現在)
・かき揚げうどん 600円
・醤油ラーメン 700円
・チキンカレー 600円
・お粥 450円
・おにぎり 150円
・餃子 420円
・その他ビールなど各種飲み物あり
店員さんには、特に奇異な目で見られることなく、普通に応対いただきました。
ただ、夜2時になると閉店するとのこと。
なんだ、24時間営業じゃないじゃん・・・。
シンジャー・ハイボールとかき揚げうどん 発注。
普通にうまい・・・。
でも一人なので寂しい・・・。
出発便案内の掲示板。
始発便は、4:30発のソウル仁川行きのチャーター便の模様。
って、もうあと2時間半ぐらいしかないではないか。
このようなご案内が。
本日の場合は、
・最終便出発=夜1時30分
・始発便は4時30分
なので、深夜1時30分~深夜2時30分までの1時間だけ閉店ということですね。
まあ、人いないですから問題ないですけど。
もうひとつの24時間営業のはずのバー。
こちらは店員さんが見当たらず。
開店休業状態でした・・・。
お店の前の立て看板には、24h openと書いてあるのですが・・・。
というわけで、飲食店関係は(当然ですが)出国前エリアにいたほうが、なにかと充実しています。
ほぼ人がいない出国エリア内を一人で端から端まで散策します。
警備員の方の視線が怖いですが、特に職務質問されることはありませんでした。
JALラウンジは、下記のように閉店中。
宿泊可能なのかどうかは不明・・・。
ANAラウンジも閉まっているようです。
4:30-6:30の間は、シンガポール航空便の利用者のみ使用可能、とのこと。
JAL/ANAラウンジに宿泊できないのかな?
私は現在はJAL平会員の身ですので、確認できず・・・。
電源がついているテレビ発見。
なぜか東芝のレグザだけは、電源が消されずに残っていました。
なんか理由があるのだろうか?
夜の2時ごろ。
始発便の出発ゲート付近のベンチで横になります。
しばらくウトウトしていると、なにやら女性たちの話し声が聞こえてきて、目が覚めました。
ふと時計を見ると、夜2時半。
30分しか寝てないじゃん・・・。
案内板を見ると、ソウル行きの案内が表示されていました。
出発2時間前になって、保安検査場や出国審査場がオープンしようです。
ソウルをめざす韓流な女性たちが続々と出国エリアに入ってきました。
この日の保安検査場の休止時間は、夜1:00-2:30のたった1時間半でした。
さすが24時間空港。
夜3:00になると、2Fのフードコートが営業再開されました。
筆者注:このフードコート「TOKYO SKY KITCHEN」は、国際線ターミナル拡張工事のため。2013年8月31日を持って閉店しました。
韓流な女性たちが、早朝(深夜?)から生ビールをお召し上がりなっておられます。
私も負けじと生ビール。
くぅー、うめええ。
でも、眠い・・・。
半分寝ながら食べたおつまみの餃子。
寝ぼけて撮影したので写真もボケボケです。
もうタマラン眠いということで、2Fフードコート隣にあるSKY LOUNGEへ。
筆者注:2013/07/01より「SKY LOUNGE A」は、羽田空港拡張工事のため、工事期間中は3階の仮店舗での営業となるそうです。
http://www.haneda-airport.jp/inter/event/E0000098/20130626.pdf
こちらは正真正銘の24時間営業。
入場料は1000円でだれでも利用可能です。
ダイナースカード所有者など、入り口の立て看板にある条件を満たす方は無料で入れます。
このように、中はパーティションで仕切られた席が14席ほどあります。
ソファと足置き台があるので、一応、横になって寝られます。
筆者注:2013/07/01からの仮店舗での営業中は、ブース席はありません。
仮眠がとれそうなソファも3席ほどしかありませんでしたのでご注意ください
仮店舗のSKY LUONGE Aのレポートはこちら(姉妹ブログへ)
この日は、4:30のアシアナ便を待つ人々で大半が埋まっていましたが、運よく1席だけブース席が空いていたのでゲット。
有料で利用する場合は、お金を払う前に受付で席の空き状態を確認するのがよいでしょう。
ブース席にはコンセントもあるので、スマホなどを充電しながら安心して寝られます。
おやすみ・・・。
の、前に、各種設備をチェックします。
ジュース類、コーヒーは無料です。
冷蔵庫には「牛乳」もあります。
食べ物類はお隣のフードコートで作ったもののOEMなのでしょうか・・。
通常のイス席は、ほどんど空いている状態。
まあ、そりゃそうでしょう。
で、夜4時ごろ、始発便に乗る予定の人々が次々と退出していき、お客さんは私一人となりました。
静かになったところで、ようやく私も就寝。
ほどなく、すぐに他のお客さんが入ってきてザワザワしてたようですが、爆睡していたのでよく分かりません。
音が気になる人は、耳栓などを用意するのがよいでしょう。
あと、体が冷えるので、上着とか上にかけるものがあったほうがよいかも。
朝10時発の便なので、朝9時まで5時間睡眠。
出発ギリギリまで寝ていられるのが、この方法の唯一のメリットかもですね。
朝9時。
目が覚めると、外は明るくなっていました。
いつのまにやら、朝発の便に乗るお客さんでいっぱいになっていました。
ラウンジを出て、朝食を求めて、下の階のバーへ。
さすがにもう営業しています。
朝食のトーストセット550円。
暖かいコーヒーが腹の底に染み渡ります。
朝9:30。
搭乗開始時刻となりましたので、JL029香港行きが待つ搭乗ゲートへ移動開始。
出国エリアはいつもの賑わいを取り戻していました。
以上、出国エリアでの前泊レポートでした。
気づいた点を以下にまとめます。 (2013/03/01現在)
・出国エリア内の深夜営業の飲食店は、エスカレータ上のフードコートのみ。
・そのフードコートでさえも、AM2:00-AM3:00は清掃作業のため閉店する
・リッチな夜食を希望する方は、出国エリア泊はお勧めできない。
・基本的には寝る場所はベンチ。
・人が少ないので寝る場所には困らないが、朝便が来る時間帯になると乗客がやってきて邪魔になる。
・1000
円支払ってSKY LOUNGEに入り、運よくブース席が空いていれば、ソファに横になって寝られる。
・出発ギリギリまで寝ていられるものの、寝過ごしてしまわないようにご注意ください。
・ANAラウンジやJALラウンジに宿泊できるのかは不明・・・。
出国エリアに前泊する方法や、注意事項は、前編をご覧ください
羽田空港国際線・深夜の過ごし方2013・出国エリアに宿泊できる?前編
2013年6月からは、エミレーツの羽田-ドバイ線(25:30発)や、デルタの羽田-シアトル線(25:30発)の就航が開始される予定です。
深夜帯の出発便が増えてくれば、今後もっと深夜営業の飲食店の内容も充実するかもしれませんね。
さらに2014年春には、国際線ターミナルの拡張工事が完成する予定。
ホテルが併設される予定になっており、来年からはもっと便利になると思います。
2014年・早朝6時台発の便を利用してみたレポートはこちら。
羽田空港・深夜の過ごし方2014 その1・早朝6:20発の香港エクスプレスに搭乗するの編
羽田空港国際線・深夜・早朝発の利用方法のまとめページはこちら
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ
やっぱりちゃんとしたホテルに前泊したい方はこちらへ
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国際線ターミナルに直結。でもちょっとお高い。
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羽田第2ターミナルビル(ANA側)に直結。でも、ちょっとお高い。
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深夜・早朝時間帯に空港送迎バスがあるとのこと
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深夜・早朝時間帯に空港送迎バスがあるとのこと