羽田空港国際線・深夜の過ごし方2013・出国エリアに宿泊できる?前編

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2013/03/01
本ブログの人気シリーズ「羽田空港国際線・深夜の過ごし方」の2013年版をお届けします。
今回は、前編・後編の2部構成となっております。

過去の記事のご紹介:
2010年
羽田空港・新国際線ターミナル 深夜の過ごし方編
・深夜営業のお店情報は一部古いですのでご注意ください。

2011年
羽田空港・新国際線ターミナル・深夜の過ごし方2011
・終電・終バス時刻表サイトへのリンクもあります

2012年
羽田空港・第1ターミナル「FIRST CABIN」宿泊体験記
・2012/04に国内線第1ターミナルに新規オープンしたカプセルホテル宿泊の体験記です。
・ホテル周辺の飲食店などの営業状況のレポートもあります。

で、今年(2013年)はどうしましょ?

今回は、
「羽田国際線を翌朝出発の便に乗る予定なんだけど、前日の夜から出国エリアに入って宿泊するってアリなの?」
という疑問に挑戦してみました。

最近は羽田国際線ターミナルが24時間開いていることが有名になってきたようで、夜11時を過ぎるとベンチが寝てる人々で満杯なことがよくあるようです。

じゃあ、もう先に出国して制限エリアに入っちゃえばどうなの?というわけです。
成田空港とは違って、羽田国際線は「24時間空港」なのです。
出国エリアだって、24時間オープンしているはず!

2013/03/01
会社をほぼ定時に退社し、そのままの足で金曜夜22:00ごろの羽田空港国際線にやって参りました。
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金曜の夜なので、仕事帰りに羽田深夜発の便で土日をフルに使って海外へ行こう!というバイタリティ溢れるお客さんで、かなり賑わっています。
ただ、私が予約している飛行機は深夜発ではなく、翌日の朝10:00発のJL029便なのです・・・。
こんなに早く来てしまって大丈夫なのだろうか・・・。

本題から外れますが、なんとなく気晴らしに到着階の様子を見に行ったところ、例によって、韓流スターの到着を待ち伏せる人々の群れを発見。
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ただ、一時期よりは勢いが衰えつつあるような・・・。
ダレが来るのか、しばらく私も待機してみます。

やがて、ソウル発の大韓航空が到着。
5人の私服姿のかわいい女性たちが到着し、にわかに盛り上がるギャラリー。
え?
KARA?
んーでも、よく顔が見えぬままに通りすぎていきました。
その間およそ10秒程度・・・。

よくわからんけど、本題ではないので、ま、いっか。

到着階に来たついでに、同じフロアにあるリフレッシュルームの状況をチェック。
筆者注:
・2013/04/22から、リフレッシュルームは、同じ階の反対側に新設された「シャワールーム」に移転しました。
・「休息室」はなくなり、「シャワールーム」のみになったようです。

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22:20現在で、シャワー室が満室とのこと。
さらに夜が更けると、休息室も満室になります。

で、出発階に戻ります。
3/1金曜夜22:30ごろの出発階の様子。
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深夜便に乗るお客さんで、混雑はピークに達します。

夜11時ごろの江戸小路。
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この時間になると、乗客の皆様は概ね出国エリアへと移動していきますので、出国「前」エリアに人は少なくなっていきます。
(ベンチは夜明かしの人々で賑わっていますが)

4F中央の通路では、イルミネーションの土台部分の片付け作業中でした。
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深夜の作業ご苦労様です!

5Fに上ってみます。
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5Fの店舗も、夜11時を過ぎると全部閉まってしまいます。

さて、出国前エリアのレポートはこれぐらいにして、本題に移りましょう。

えーと、明日の朝出発のJL029便の予約とeチケットの発券は済んでいるものの、まだ搭乗券(ボーディングパス)を発券していない状態です。
搭乗券がないと、保安検査場を通過することができません。
(eチケット控えだけでは、保安検査場は通過できません)
JALの場合、出発予定時刻の24時間前にwebチェックイン=搭乗券の発行が可能です。(2013/04)

JALのカウンターで手続きしてもいいのですが、翌朝の便のチェックインとなると、普通の沙汰ではないのでグランドホステス様にアレやコレや聞かれて事情を説明するのがメンドクサそうです。

そこで目をつけたのが、こちら。
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「自動チェックイン機ー♪」 (ドラえもん風に)
これなら、特に詮索されることもなく、文字通り機械的に処理してもらえそうです。
画面の案内にしたがって、パスポートを機械に読みこませるなどして、手続きを行います。

・・・その結果、無事に翌朝発の搭乗券を発行することに成功!
同時に座席指定しなおしとかeチケット控えも印刷できるので、便利かも、です。
(もちろん自宅のPCでwebチェックインして搭乗券を印刷、でも可ですが、プリンターとか持ってないので・・・。)

で、搭乗券をゲットできたということは、これとパスポートをもって保安検査場を突破できるはず!
ここが最大の難関です。
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23:30ごろの保安検査場入り口の様子。
うーむ、まだ少し混んでますね・・・。
検査官とすったもんだする可能性があるので、もう少し人がいなくなるまで待とう・・・というチキンな私。

深夜24時前の様子。
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空いてきました。
さて、意を決していよいよ突撃の時間です。今でしょ!
ああ、でもこのまま入るのを断られたらどうしよう・・・。
検査員に殴られたらどうしよう・・・。
終電も終わっているし、空港内のベンチの空きを見つけて夜明かしするしかないな・・・。

ドキドキしながら搭乗券を検査官に見せます。

私   「あのう、明日の朝出発の便なんですけど、中(出国エリア内)にはいつから入れますでしょうか?」
検査官「えーと、(出発の) 24時間前から入れますので、今でも入れますけど」
私  「おお!♪♪♪」
検査官「でも、一度中に入ると外には出られませんよ?」
私  「問題ありません!入ります!!」

というわけで、意外とあっさりと出国審査へ進むことができました。
イミグレの出国審査官も、一応搭乗券はチラっと見ますが、特に何も聞かれることもなくパスポートに判子を押して出国完了。
さすがは24時間空港。ザクとは違います。

24:20ごろ。
深夜の出国エリアに入ることができました。出発まであと、9時間40分・・・。
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ここまでくれば、あとはこのまま出国エリアに出発時刻まで滞在し続けることが可能、ということですね。
自宅から始発に乗っても、羽田発の早朝便に間に合わない方々にとっては朗報かもです。
特にラウンジを使える人にとっては画期的かもしれないですね。

ただし、いくつかご注意があります。

(1) 事前に搭乗券を発行できることが必要
・インターネットチェックインや自動発券機で「搭乗券(eチケット控えじゃないですよ)」を発行できなければ、保安検査場を通過できません。
・最近はANAやJALはもちろんのこと、多くの航空会社でwebチェックインが出来て、自宅でバーコードやQRコードのついた「搭乗券」を印刷できる場合が多いです。これを持参できればOKです。
・空港の自動チェックイン機が使える航空会社の場合は、これで搭乗券を発券する手もあります。
・上記の手段で搭乗券をゲットできなかった場合、各航空会社のカウンターがオープンする出発時刻の2~3時間前まで待つことになります・・・。

(2) 預け荷物がなければOK。ある場合は未検証。
・今回の旅行の私の持ち物は、機内持ち込みできる旅行カバンのみで、預け荷物がありませんでした。
・もしスーツケース等を預けたい場合は、これをカウンターで受け付けてくれるかどうか、という問題があります。
・ANAやJALであれば、「ほぼ」24時間カウンターが開いていますので、お願いすることはできそうですが、今回はそこまで試していません。
・ANAやJAL以外の航空会社の場合、出発予定時刻の2~3時間前にならないとカウンターがオープンしませんので、それ以前に荷物を預けられるかどうかは不明です。
・誰か試してみて!

(3) 自己責任で・・・
・出国エリアに入ったあとで、万が一搭乗する便に欠航や大幅な遅延が生じた場合、日本に再入国できるかどうかは不明です。
・この場合はかなりメンドクサイことになるかもしれませんので、あくまでも自己責任で。

後編=出国エリアでの夜明かし体験レポートに続きます↓
羽田空港国際線・深夜の過ごし方2013・出国エリアに宿泊できる?後編

2014年・早朝6時台発の便を利用してみたレポートはこちら。
羽田空港・深夜の過ごし方2014 その1・早朝6:20発の香港エクスプレスに搭乗するの編

羽田空港国際線・深夜・早朝発の利用方法のまとめページはこちら
始発より前に羽田空港国際線に到着する方法まとめ
終電より後に羽田国際線に帰国した場合まとめ

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深夜・早朝時間帯に空港送迎バスがあるとのこと