2013/12/29
ドイツ旅行5日目の午前。
フランクフルト中央駅から17番のトラムに乗って、フランクフルト郊外にあるスパ施設「レープストック・バート(Rebstockbad)」に行ってみることにします。
持ち物としては・・・
- サンダル(施設内を裸足でウロウロするのは危険)
- 水着(プールエリアは水着着用必須)
を持っていくことをおすすめします。
サウナ風呂で必須の「バスタオル」は、かさばるので、施設でレンタルするのがよいでしょう。
トラムの車内。
日曜日ということもあって、お客さんは少ない様子。
途中、メッセ会場を左手に見ることができました。
展示会があるときは物凄く混雑するのだそうな。
だいたい20〜30分ぐらいで終点のレープストック・バート(Rebstockbad)駅に到着です。
まわりは住宅地?なのか、静まりかえっています。
駅を出てすぐの広い道路の向こう側に、目的地のスパ施設が見えます。
なにやら壁に絵が書かれています・・・。
なんか百人一首の絵札のような・・・。
ヨーロッパの人々が思い描く日本のイメージってこんな感じなのでしょうねえ。
こちらが施設の入口。
地元の人々がどんどん中へと入っていきます。
この手の施設は、地元の人々向けで、あまり外国人観光客が来ることを想定していません。
そのため、館内の注意書きはドイツ語のみだったり、スタッフもあまり英語が通じなかったりしますので難易度が高めです。
施設の入口には料金表がありますので、お値段を確認します。
館内には、巨大な室内プール(水着着用)の他に、(男女混浴の)サウナエリアがあります。
室内プールのみ利用する場合とか、サウナも利用する場合で料金が異なる模様。
サウナも利用する場合は、3時間で16ユーロとのこと。
料金を確認後、受付に行ってみます。
まずは・・・
私 「ディスイズ・ファーストタイム・トゥ・カムヒア(ここに来るの初めてです)」
と言って、面倒くさい客であることを受付嬢にアピールしておきます。
3時間でサウナも利用したい旨を告げますと、16ユーロ、とのこと。
あと、サウナに入るときの必須アイテムである「バスタオル」をレンタルしたい、と告げると、追加で3ユーロ、とのこと。
合計19ユーロなので、20ユーロを支払って1ユーロのお釣りを期待します。
受付嬢「’&%!’”$&!”(怒)」
あれ?
何か間違ったかな?
受付嬢いわく、タオルが15ユーロだとか言っている様子。
でも、さっき3ユーロって言ったじゃん?
受付嬢とすったもんだしているうちに、屈強のガードマン氏が登場。
一瞬、つまみ出されるのかと恐怖を感じました(汗)。
ガードマン氏が分かりやすい英語で説明してくれたところによると、タオルのデポジット(預かり金)として15ユーロが必要、とのこと。
ようやく状況を理解しました。
ということは、19ユーロに15ユーロを加算して
34ユーロを入場時に払い、退出時にタオルを返却すれば15ユーロが戻ってくる、ということになります。
お金を払って、レシートとカードキーを受け取ります。
レシートはタオルのデポジットを返金してもらうときに必要なので、大事にとっておきましょう。
カードキーを、出入口にあるゲートにかざしてロッカールームへと向かいます。
このあたりは日本のスーパー銭湯と同じような仕組みです。
この施設のロッカールームは男女別々でした。
ロッカーで服を全部脱ぎ、荷物と一緒にロッカーに格納します。
カードキーを、ロッカーの鍵の部分に差し込むと、ロッカーの鍵をかけられる仕組みなっています。
隣にいた地元の男性に操作方法を教えてもらいました。感謝。
持参してきたサンダルを履き、レンタルしたタオルを腰に巻いて、いざ出陣?です。
(サンダルはレンタルしていない場合もあるので、持参していくことをオススメします)
シャワーを浴びて、サウナゾーンに入ります。
例によって,ドイツのサウナは男女混浴となっております。
サウナ風呂の外では、ガウンとかタオルをまとっていますが、サウナ風呂や水風呂に入るときは男女とも全裸が基本です。
(もう何度もこの手の施設に来ていますので、すっかり慣れてしまいましたが・・・)
サウナエリアは結構広く、何種類ものサウナ風呂や、ジャグジー、水風呂、リクライニングチェアのある休憩室などがあります。
ドイツのサウナ風呂では、バスタオルをお尻の下に敷くことがマナーとなっています。
タオルを敷かないと他の客から怒られますので注意しましょう。
全体的に和テイストな館内となっていて、日本庭園的な空間もあって落ち着きます。
レストランもあって、ビールとかも飲めるようになっています。
ドイツの人々は、主にサウナ風呂で体を温めるようで、日本のスパ施設のような熱いお風呂は少ないです。
湯船はほとんどが水風呂・・・。
屋外に唯一あたたかいお湯のジャグジー風呂がありました。
いろいろなサウナ風呂&水風呂を堪能し、リクライニングチェアでガイドブックを眺めてだらだらと過ごします。
あー、なんか落ち着く・・・。
持参してきた水着に着替えて、広大な室内プールエリアへも行ってきました。
全裸のままでプールエリアに入らないように注意しましょう。
ウォータースライダーや、波のあるプールなどがあり、たくさんの家族連れで賑わっていました。
そうこうしている間に退館のお時間となりました。
受付にタオルを返却し、レシートを見せてデポジット料金を取り返すことに成功。
いろいろな定番観光地を忙しく見て回る旅行もよいですが、こういう地元系のスポットでダラダラしてみるのも良いものです。
次回はフランクフルト市内にて昼飯の編。