香港食その133 瑞記咖啡@上環街市

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2014/01/05
一夜明けて、香港マカオ旅4日目・最終日となりました。
朝10時ごろ、マカオの外港フェリーターミナルから香港・上環に戻ります。
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ああ、帰りたくなひ。

上環に上陸後、行列で混み合うイミグレを横目にe道をすり抜けます。

やや早めのお昼ご飯を摂取する場所はこちらの「上環街市」
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フェリーターミナル(信徳中心)から道路を歩道橋で渡って、徒歩5分ほどのところにあります。
香港の街市は一般的に下の方の階に野菜・果物・肉類を扱う生鮮食料品売り場あり、その上の階層にローカルなレストランが存在する造りになっています。
この街市の2F(日本でいうところの3F)に今回の目的地がSあります。

瑞記咖啡
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openriceによると「西多士」(フレンチトースト)で有名なお店なのだとか。
確かに周囲のお店が閑散としている中、それなりにお客さんが入っている様子。

メニューは、壁に貼ってあります。
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名物の西多士の他は、なんちゃら三文治(サンドイッチ)が数種類のみ、という潔いラインナップです。

ところがこのメニュー・・・
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お値段の数字がよく分からない。
漢字なのか?
それとも、日本でいうところの正の字を書いてカウントしている感じなのだろうか?
まあ、よくわからなくても、法外な値段ではないと思われるので、お値段は気にせずほしいものをオーダーします。
空いているテーブルに着席して待っていても、店員のおばちゃんは忙しくて来てくれないので、自分で声をかけにいきました。

私「さいとーし(西多士)、ないちゃ(奶茶)、OK?」
婆「OK」

待つこと10分少々。
待望の西多士登場。
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香ばしいトーストにたっぷりのバターと練乳がかかっております。
ナイフとフォークでいただきます。
これがウマい。
トーストはホカホカで、甘い練乳とコクのあるバターの組み合わせが最高です。
カロリーはかなり高めと思われますが、気にしないことにします。

そしてお飲物の奶茶 (ミルクティー)
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これも甘目ですが、油っこい西多士をうまく中和してくれます。

西多士を食べている間にも、次から次へとお客さんがやってきます。
普通語を話しているお客さんが多かったです。
大陸からの観光客なのかもしれません。

一通り食べ終わって、お会計。
お店の窓口(というかレジ)に向かいます。
「なに食べた?」みたいなことを聞かれますので、「西多士、奶茶」と自分で申告します。
自己申告制です。ウソついちゃいけませんよ。
こういうアバウトなところがいかにも香港らしいです。

店員の爺「55HKD(んーさっぷ・んー)」
私「OK・・・???」

そもそもメニューの数字を理解していないので、正しい値段を確かめようがありません。
ちょっと高い気がしましたが、とりあえずお金を支払います。

西多士と奶茶で55HKD・・・?
もう一度メニューをじっくりと眺めてみます。
少なくとも奶茶は「拾元」=10HKDなのは理解できます。
でも、そうすると西多士は45HKDもすることになる。
うーむ、なんか多めに取られたような気がするな・・・。
と、メニュー表の前で考え込んでいると、店の中から、さっきの爺さんが飛び出してきました。

「ぷーはおいーす、ぷーはおいーす(不好意志)=ごめん、ごめん」

別の客と間違えちゃった、みたいなことを言いながら、27HKDを返してくれました。
やっぱり、多めに取ってたんじゃないかよ、頼むよ爺さん。
話ぶりからして、作為的にぼったくろうとしたわけではなく、単純に間違えただけのようでした(と、信じたい)。
27HKD返ってきた、ということは、55-27=合計28HKD。
西多士は18HKDだったということなのでしょうかね。
本当のお値段は今も分からぬままです・・・。

2014/08/11追記
その後、読者様から頂いた情報により値段表の解読に成功しました。
香港食その133番外編・瑞記咖啡の値段表を解読するの編