2014/08/16
シンガポール旅3日目の午後。
ウビン島の海戦レストランでタイガービールのボトル1本を完飲&昼飯が終わり、ほろよい気分の状態です。
自転車の酔っ払い運転はよろしくないので、近くの浜辺の木陰に座り、ボーッと海を眺めて酔いを醒まします。
眠いので、ついウトウトと昼寝・・・。
ふと目を覚ますと、近くの路上でワン公も寝てました。
PM1:30ごろ。
眠気と酔いが覚めたところで、さらにママチャリに乗って島内巡りに出発。
午後の部では、港からウビン島東端の「チェック・ジャワ」と呼ばれるポイントを目指します。
「チェック・ジャワ」は、マングローブの密林が見れたり、海の上の遊歩道があったりするという、ウビン島観光のハイライトです。
港から東に延びる道路は、所々砂利道となっています。
ママチャリではちょっと心もとないですが、故障することはありませんでした。
途中、ヤシの木に囲まれた緑豊かな沼地があります。
南国の楽園のような風景に感動。
砂利道をどんどん進みます。
写真には撮れませんでしたが、途中イノシシ親子と遭遇しました。
イノシシ氏と激突するとお互いに不幸ですので、あまりスピードを出しすぎないようにしましょう。
途中、いくつか分かれ道がありますが、地図も掲示されているので迷うことはないでしょう。
チャリで40分ぐらい走ってPM1:40ごろ、ようやく「チェック・ジャワ」の入口に到着。
この先は自転車の乗り入れ禁止とのこと。
歩いて先に進みます。
湿地帯に、このような木で出来た遊歩道が整備されています。
緑に囲まれて空気がおいしいです。
早速展望台を発見!
かなり高いです。
高いところには上らずにはいられない性分なので、階段上り開始。
足元を見ると、結構高くて怖いです。
汗だくになって、てっぺんに到着。
ジャングルを木よりも高いところから見下ろすことができます。
見渡す限り密林が広がっています。
すぐ近くには海も見えます。
結構見ごたえがあります。
しばし休憩したところで、階段を降りて遊歩道に戻ります。
足元に気を付けておりましょう。
遊歩道沿いには、このようなあまり見たことのない植物があったりします。
植物マニヤにはたまりませんね。
マングローブの密林も間近に見ることができます。
テレビでみたことはありましたが、生でマングローブ林を見るのは初めてです。
しばらく先に進むと、視界が開けて海の上に出ます。
ウビン島観光のクライマックスです。
チャンギ空港にアプローチする航空機が見えました。
しばらく海風にあたって、飛行機を眺めます。
チェック・ジャワ周辺の地図を発見。
遊歩道一周だいたい40分ぐらいで見て回ることができます。
海から再びジャングルの中へと遊歩道は続いています。
のんびりと景色を堪能しながら歩いていきます。
ビジターセンターらしき建物を発見。
中は何やら展示物を準備中の様子、
ありがたいことに自動販売機もあります。
長い時間の自転車&ウォーキングで、手持ちの飲み水も尽きかけていたので非常にありがたいです。
ビジターセンターを抜けると、その先には桟橋のようなものがあります。
こういうのは、行き止まりまで行ってみないと気が済まない性分なので、桟橋の先端に向かいます。
桟橋の先端に到着。
360度、海です。
海風が涼しくて、非常に気持ちいいです。
曇り空で気温も高くないし、日焼けもしないので、ベストな天候。
またもや海風にあたりながら、飛行機の着陸を眺めていました。
ビニールシートを広げて寝ている人もいましたよ。
沖合に、小さな島が見えます。
その説明書きのようなものもあります。
この小島は、セクドゥ島 (PULAU SEKUDU)というのだそうな。
以下、この小島の由来について、現場にあった説明書きを適当に翻訳してみました。
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むかーしむかしのその昔。
シンガポールの豚君と象君とカエル君が、皆でこのジョホール海峡を泳いで渡ることに挑戦しました。
「ジョホールの対岸に渡れなかった者は岩になるべし」という謎の罰ゲームに3匹は合意して海峡を渡り始めました。
しかしながら結局のところ、3匹とも己の実力を見誤っていて、全員が岩になってしまいました。
豚君と象君は、ウビン島になりました。
カエル君は、このセクドゥ島(PULAU SEKUDU=「カエルの島」の意)になったと伝えられています。
<おしまい>
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(ノ∀`) なんという惨劇。
この小島は、カエルが化けた岩だったんですね。
いままで自転車で走ってきたウビン島は、豚と象の化身だったわけです。
さて、再び自転車にまたがり、港へと戻ります。
帰りは島のやや北側を通る別ルートで戻ります。
途中、エメラルト色のきれいな湖がありました。
はっと息をのむような美しさです。
港に戻る前に、島の北岸にあるビーチに寄ってみることに。
午後3時17分ごろ、再び海が見えてきました。
場所はこのあたり(Mamam Campsite)
この場所は海岸まで出ることができます。
砂浜の対岸には、マレーシア領が間近に見えます。
泳いで不法入国できないように、柵のようなものが張り巡らされています。
ものものしい国境警備態勢が敷かれております、
写真では小さく見にくいですが、監視するための人工島も浮かんでいます。
午後3時45分ごろ。
チャリで港近くの広場に戻ってきました。
自転車をレンタサイクル屋に返却して、デポジットの8SGDを受け取ります。
かれこれ延べ3時間以上も自転車をこぎ続けたことになります。
キレイな風景を見ながらサイクリングして、ビールと海鮮料理を堪能できて、ストレス発散できました。
突然のスコール対策、日焼け対策、飲み水の確保(島内でも売っています)、自転車で転倒したときのバンドエイドなど準備して行かれることをお勧めします。