2015/05/03
インドネシア旅4日目の午後。
世界遺産ボロブドゥール観光を終えて、ジョグジャカルタに戻ってきました。
ジョンボル・バスターミナルからトランスジョグジャ「2A」に乗って、マリオボロ通りを南下中。
例によって道路が渋滞していて、なかなか進みません。
王宮の北側、フレデブルク要塞博物館付近で下車。
歩道の上に強引に作られたトランスジョグジャ乗り場。
普通のバス停でもよいような。
この近くには、インドネシアの独立記念モニュメントがあり。
ウィキペディア先生によりますと・・・。
1949年のインドネシア独立をめぐっては、当時インドネシアに残留していた多くの旧日本兵がインドネシア側について、再植民地化を目論むオランダとの交戦を支援したのだとか。
そのことが今のインドネシアの親日ぷりにつながっていると言うわけです。
歩道には、露店・露店・露店。
かなり過当競争になっているように見受けられますが・・・。
カオスな道路を横断。
一応信号があるので、安全に横断できます。
東西に走るこのメイン通りを南側に横断し、王宮方面へ。
門のようなところを抜けて「王宮北広場」へ。
なーんにもない、だだっ広い広場。
運動場?
遥か彼方に、王宮(クラ㌧)らしきものが見えます。
しかしすでに入場時間を過ぎているので、見学は断念。
では、そろそろ本記事の本題に入りましょう。
そのまま徒歩で、王宮北広場の東側にある「ジャラン・ウィジラン(Jl.Wijilan)」へ。
何やら白いカッコイイ門がお出迎えです。
でもそれが交通の妨げになっているような感じがしなくもない。
上の写真に「GUDEG(グドゥ)」の文字があるように、ここはジョグジャカルタの名物郷土料理「ナシ・グドゥ」のお店が建ち並ぶ通りとのこと。
同じ名前のナシ・グドゥのお店が何件もあって、よく分からんです。
露店(わるん)ではなくて、ちゃんとした店構えのお店なので、初心者でも入りやすいです。
その中のお店の一つ「ブ・リース(BU LIES)」
どれも似たり寄ったりな感じなので、テキトーに入店。
某歩き方にも載っている有名なお店のようです。
午後の3時ごろ入店。
中途半端な時間のせいか、お客さんはおらず私ひとりのみ。
ごっついオッサン店員に、座っていいよ、みたいな感じで促されて着席。
メニューから指さしで「ナシ・グドゥ!」とオッサン店員に主張します。
具の種類を選ぶことができるらしく、スタンダードなチキンを選択。
さらに胸肉とか足の肉とかチキンの部位を選べます。
一番高級っぽい「胸肉」を選択。
飲み物も同時に発注するものの・・・
私 「マンゴージュース」
オッサン店員 「ソーリー、ノー」
私 「じゃ、コーラ」
オッサン店員 「ソーリー、ノー」
私 「・・・。スプライト、プリーズ」
オッサン店員 「OK!」
というわけで、昔ながらのスプライトをゲット。
本当は歩き疲れてビールと行きたいところですが、イスラム圏なのでそもそも酒類はありません。
しばらくして、ナシ・グドゥ+鶏の胸肉登場。お値段は2万ルピア台だった記憶。
左上のがフライドチキンで、普通にウマいのですが、いかんせん骨が多くて食べられるところが少ないです。
左下の謎の茶色い物質が、「ナシ・グドゥ」の中核をなす「グドゥ」。
見た目、カレーのような味なのかな?と思って、おそるおそる食してみる・・・。
甘っ!(((((( ;゚Д゚))))))
うううっ。
想定外の甘みに、思わず身震いしてしまいました。
Google先生によると、「グドゥ」は、ジャックフルーツにココナツミルクなどを加えて煮込んだものらしい。
そっかー、甘いのかー。
フルーツ的な甘さなので、ご飯と一緒に食べるのは日本人的にはちょっと違和感。
オレンジと一緒に白ゴハンを食べるような感じです。
チキンは甘辛い味つけで美味だったので、チキンと一緒にご飯を消費しました。
慣れれば美味しく感じるようになるのかな。
ジョグジャカルタの人々の家庭の味を体験できて、思い出に残るランチとなりました。
ブ・リースの場所や口コミなど詳細はこちら。
Gudeg Wijilan BU Lies (TripAdvisor)