2016/05/02
香港マカオ旅初日の夜。
廟街の海鮮屋台でビールの後は、付近で見つけた足マッサージ屋へ。
「御足堂」
あちこち歩き回って疲れたので。
店内に入ると、お客さんはおらず。
うーん、あまり人気がないのかな・・・。
ヒマそうな店員さんらがソファに座ってダベっています。
広東語ではなくて、普通語だったので、中国人の店員さんっぽいです。
店のオバちゃん 「マッサージ?」
私 「イエース」
店のオバちゃん 「Which one ? (どれにする?)」
レジにあるメニューのチラシ。
「50分の足の反射学マッサージ」50分118HKDを選択しました。
日本よりはお安いです。
その他のメニューは・・・。
- 「75分の肩と足の反射学マッサージ」 178HKD
- 「ジンジャー治療足」 57HKD
- 「50分の身体ツボは按摩する」 168HKD
- 「50分のリンパか按摩すゐ芳しい処置」 168HKD
- 「35分ジンジャーボディトリートメント」 168HKD
- 「30分の真空は耳を採ゐ芳しい処置」 128HKD
と、実にアヤシイ日本語になっているのはお約束。
もういちいち突っ込みを入れるのもメンドクサイわ。
薄暗いけど、そこそこキレイな店内。
そんなに広くない店内にはマッサージチェアが10脚ほど並んでいます。
マッサージ担当は、若いイケメンのにーちゃんでした。
兄 「ジャパニーズ(日本人)?」
私 「イエース」
まずは兄ちゃんが持ってきたフットバスに足を浸からせて、足の疲れをフットバス(爆笑)。
気落ちええわー。
その後、片足ずつマッサージ開始です。
私 「你是中国人吗?(中国人っすか?)」
ニホンジンがいきなり中国語を話し始めたので、兄ちゃんも「エッ?」と面食らっている感じです。
兄 「是アー(そうだよ)」
私 「你是中国哪里来的?(中国のドコ出身すか?)」
兄 「うーらん」
私 「うーらん??」
「うーらん」てドコだろう?
よくよく聞いてみると、「ふーなん(湖南)」と言っている様子。
なので、スマホに「湖南」と書いたら「対対対(そうそうそう)」とのこと。
兄 「你会中文吗?(中国語できるの?)」
私 「一点点(チョットダケです)」
兄 「オオ~」
兄ちゃんは嬉しそうに「この人、日本人なのに中国語しゃべるよ」みたいなことを他の店員さんに話しています。
兄 「在日本ディージェン很多(日本は「ディージェン」が多いねえ)」
私 「ディージェン?」
兄 「対アー(そうそう)、ディージェン」
私 「ディージェン是什么? (ディージェンって何すか?)」
こちらは圧倒的に語彙が足りないので、中国人とダベるといつもこのパターンにハマります。
漢字→中国語読みはある程度できるものの、その逆は難しいのです。
兄ちゃんは笑いながら、ゴゴゴゴ・・・って揺れるジェスチャーを始めました。
私 「ああ!地震(Dìzhèn)!明白了(ワカリマシタ)!最近很多(最近多いっすよ)」
熊本地震のニュースは香港の人々もよく知っているようです。
カタコト中国語でダベりつつ、兄ちゃんの足マッサージは結構強めでした。
私 「痛痛!(イタタタ)」
兄 「不要担心!(心配ないよ!)」
痛いぐらいが丁度良いんだ、みたいなことを言ってました。
まあ、耐えられないぐらい痛いわけではなかったので問題ないですが。
そんなこんなでマッサージ50分終了。
終わると「チップ?」と言って、紙を渡してきます。
紙には「10HKD 20HKD 30HKD 40HKD」と書いてあって、チップの額にマルをつけるというもの。
出たー、と思いながら、20HKDにマルをつけてあげます・・・。
結局、50分足マッサージの総額は、118HKD + 20HKD = 138HKDとなりました。
まあ、いろいろコミュニケーションできて楽しかったのでヨシとします。
この後、スッキリと軽くなった足で夜のデザートに向かうの編。