2013/06/22
香港旅行初日。
羽田午前発の便で香港空港に到着後、A21バスで九龍半島のチムサーチョイ・重慶マンションにやってきました。
降車するバス停は「中間道 (Middle Road)」
まずは、香港ドルに両替。
円安なので、10000JPY→790HKD。
ついに800HKDを割ってしまいましたか・・・。
毎回ここで現金を両替していると、普段日本では感じられない「円の価値」を実感できます。
両替後。
時刻は夕方の4時ぐらいです。
お腹が空いてきましたが、まだ少し早いので、九龍半島東岸でやっているらしいドラゴン・ボートレースを見に行くことにします。
会場の正確な場所も調べないまま、適当に漢口道付近のバス停から、6Xの緑バスに乗車してみました。
ホンハム行きのミニバスです。
とりあえずホンハムあたりに行けば、なんかやっているだろう、的な。
(筆者注:↑は間違いです。ホンハムまでいく必要はありません)
上の写真からわかる様に、この緑バスは「降車ベル」が装備されています。
(日本では普通ですが、香港のミニバスは降車ベルがないのが一般的で、降車時には「要落!」とか叫ぶ必要があります)
オクトパスで支払いも可能なので、普通の二階建て路線バスと同じように気軽に利用できます。
前回も来たホンハムの船のあたりにやってきました。
ここから少し歩けば、ホンハムの港に出られます。
5分ほど歩いて港についた!
あれ?
ドラゴンボートレースやってない・・・。
(筆者注:会場はここではありません)
レース会場を探すべく、海沿いの歩道を南下していきます。
結構お天気がよい日なので、汗だくだくです・・・。
15分ほど歩いて、海が望める歩道橋のようなところに、人々を発見!
このあたりがレース会場に違いない。
間違いない!(死語)
会場全体図。
会場は、ホンハムではなく、尖東のあたりでした。
沖合いにクレーン船が並べられて、防波堤になっていました。
ドラゴンボートレースは、この会場のみならず、赤柱など各地で行われているそうです。
スタート地点の様子。
複数人が二列に並んで船をこぎます。
コースは直線コース。
だいたい10分に1レースぐらいが行われている様子。
こちらが選手の屈強の男たち。
皆さん日焼けしてますなー。
今日のために激しく練習してきたんでしょうねえ。
こちらは観衆。
コースに近いところはかなり混み合っています。
屋根が組まれて、日陰になっているのが助かりますね。
こちらは会場案内図。
なんと、重慶マンションから歩いてこれる距離だったことに今気づく・・・。
一応、出店がありますが、いかんせん規模は小さいです。
ホットドック屋とビール屋が1件ずつあるのみでした。
皆さんほとんど飲み食いはせず、応援に没頭しています。
なんてストイックなお祭りなのでしょう。
お祭りなんだから、ビールでしょ!
というわけで、大会のスポンサーらしいサンミゲルビールを購入。
ふうーウマイー。
暑い中歩いてきた甲斐がありました(単に会場の場所を調べていなかっただけですが)。
ゴール地点付近には、屋根つきの観覧席もあります。
こちらに入るには、チケットか招待券のようなものが必要なようです。
ゴール地点の様子。
ビールを飲みながらしばしレースを観戦。がんばれー
接戦になると会場は大盛り上がりです。
ドラゴンボートの舳先は、龍の形があしらわれています。
先頭にいる人が、ドンッ、ドンっ、と太鼓を叩いて、その音に合わせてオールを漕ぐことで推進力を得るわけです。
左右の漕ぐ力が均等でないと、直進することができません。
現に、直進できずに蛇行してしまっているボートも何艘かありました。
付近には、テレビ局が来ていました。
TVBは、「翡翠台」を放送している香港2大テレビ局のひとつです。
レース会場を後にして、リーガル・カオルーンホテル前の広場にやってきました。
ステージが設置されていて、レースを盛り上げる各種イベントが行われています。
なんかよく分からないロックバンドの演奏など。
スポンサーのサンミゲルがビール祭りを開催中。
ビールサーバーがあって、サンミゲルの生ビールを購入可能。
ビールよりも、お腹が空いてきたので、何か食べ物ないかな?
しかし・・・。
おつまみとか、食べ物売り場がないよ ヽ(`Д´)ノ
それとも、売り切れ??
皆さん、ひたすらビールだけ飲んでいます。
うーむ、おつまみなしでビールだけとは、新手の罰ゲームとしか思えない・・・。
というわけで、初めて見たドラゴンボートレースでした。
そんなにメチャクチャ混み合っているわけでもなく、それなりに楽しめました。
ただ、やはりレースが主役、ということなのか、日本のお祭りのような露店が少ないのはちょっと意外でした。
イベント会場を後にして、ホンハムのバス停に向かいます。
いつものホンハムトンネル入口の光景。
今日も激しい車線争いが繰り広げられています。
次回は、香港島に渡って夜ご飯の編です。