マカオで買った中国茶を飲んでみた

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以前にマカオのお茶屋さんで買った中国茶を、自宅で飲んでみたときのレポートです。
まあ、ただお茶を飲んだだけなんですが、自炊を全くしない独り身としましては、いろいろと障壁がありまして・・・。

まず、「急須がない」

「そこからかよ!」
という突っ込みが聞こえてきますが、はい、その通りです。
もちろん、急須を買ってくればそれで解決なんですけどね。
でも、普通の急須だと、お茶の葉を入れて、お湯を入れっぱなしにすると、どんどん煮出されて渋~い感じになってしまいますよねえ。

マカオのお茶屋さんに、こんな感じのティーポットが置いてあったのを思い出しました。
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写真の左のほうのコップの左隣にある背の高い容器です。

上下に器が分かれていて、上の器にお茶の葉を入れ、下の器にお茶をためられるようになっています。
ナルホド、これならお好みの濃さになったところで、下にお茶を落としてしまえば、お好みの濃さのままお茶を楽しめそうです。
ネット上では、「マルチティーサーバー」とか「マルチティーポット」で検索すると出てきます。

似たような品物がいくつかある中から、吟味に吟味を重ねて、楽天市場でポイントを使って購入。

数日で届きました。
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オシャレな箱に入ってきました。

内容物はこんな感じ。
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500mlとのことですが、湯のみに2杯分ぐらい作れるぐらいの容量です。
独り暮らしならこれで十分。

フタの部分。
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赤いボタンを押すと、上の容器のお湯を下の容器に落とすことができます。

下の容器に出来上がったお茶を注ぐときに、上の容器が落ちてこないように、引っかかる穴があいています。
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取っ手の部分の上のところに、横長の穴が開いていますね。

その穴の部分に、上の容器の爪が引っかかるようになっています。
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上の写真の赤いボタンの右下のあたりにある、透明なプラスチックの突起部が爪になっています。
この部分が下の容器に引っかかることによって、上の容器が落ちないようになっています。
この機能は結構重要。

上の容器のフタの部分には、別の爪がついていて、フタを閉じたときにカチッと密閉されます。
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これにより、出来上がったお茶を注ぐときに、茶葉が落ちてくることはありません。

では、お茶を作ってみましょう。
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マカオで買ったサウメイ茶を淹れてみます。

上の器に茶葉を入れて、お湯を注ぎます。
1回目は、注いですぐに捨てて茶葉を洗うのがよいらしいので、そうします。

2回目のお湯からお茶を抽出中・・・。
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だんだん色が濃くなっていきます。
どれぐらいの濃さがよいのかは、カット&トライで見極めましょう。

フタの上の赤いボタンを押すと、上の容器の栓が開いて、下にお茶が落ちます。
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上の容器のお湯を全部下に落とすと、これぐらいの量になります。

さっそくコップに注いで頂きまーす。
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湯呑みを持っていないので、紙コップ・・・。
このとき、前述のロック機構によって、上の容器を装着したままお茶を注ぐことができます。
でも、万が一上の容器が外れて落ちると、熱湯がこぼれて大惨事になるので、フタの部分を手で押さえてそっと注ぐのがよいでしょう。

さらにお湯を継ぎ足して、サウメイ茶を量産します。
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2回ほど抽出すると、下の器が満杯に。
おなじ茶葉で5~6回ぐらい抽出できます。
独り暮らしだと、そんなにいっぱい飲めません・・・。

お茶を堪能したあとは、ポットを洗浄します。
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上の容器は、上の写真のように分解できて、茶こしの部分も洗えます。
黒いフタは取り外しできませんが、だからといって特に困ることはありません。

というわけ
で、マルチティーサーバーの使用レポートでした。
私のように滅多に炊事をしない独身男性でも、簡単に使えました。
普通の急須だと、時間がたつにつれて煮出しすぎて渋~くなってしまいますが、これを使うと美味しい状態のお茶を何度も作れて便利です。
中国茶好きな方で、茶器とかはいいから簡単に美味しく飲みたい、という方にオススメです。