2014/11/02
一夜明けて、香港マカオ旅行2日目の朝。
上環の滞在先ホテルで目を覚まします。
朝はやや曇り気味でしたが、この後いいお天気に恵まれました。
朝8:30ごろ、朝飯を求めてホテルの外へ。
既に多くの香港市民&観光客の皆様が活動中のご様子。
ホテル近辺の道端に、竹の棒が沢山積まれているのを発見。
例の竹で組まれた建設現場の足場の原料になるものと思われます。
朝ごはんは、ホテルのすぐ近くにある「蓮香居」にて。
実はこれが2回目の訪問になります。
前回訪問したときに、美味しかった記憶があるので、是非リピートしたいと思っていたのでした。
まだ初々しかった頃の前回の訪問記事はこちら
香港食その33 蓮香居@上環
店内をウロウロしていると、店員さんに手招きされて着席。
中国人観光客らしき若いカップルと相席になりました。
着席するや否や、店員さんから、
「やむめいちゃー?(何茶にしますか?)」
と定番の質問が来ましたので、いつもの「サウメイ(壽眉)」と答えます。
前回は、自分の好きなお茶を指定することもままならなかったので、成長したものです(しみじみ)。
アツアツのサウメイ茶がやってきました。
最初の1杯目はお箸や器を洗うのに使います(洗杯の儀)。
あちち。
洗杯の儀の後の2杯目を頂きます。
壽眉茶は、紅茶のようなスッキリとした味わいのお茶です。
「壽眉(サウメイ)」以外の選択肢としては、一般的に、
・ポーレイ(普洱)=プーアル茶
・ヒョンビン(香片)=ジャスミン茶
・ティッグンヤム(鉄観音)
などがありますが、このお店で全ての種類をサポートしているかどうかは不明。
このお店の会計はワゴン方式です。
着席するとこのようなお会計用スタンプカードが配布されます。
お料理と引き換えにスタンプを押してもらい、お会計の時にこのカードをレジに持っていけばOK。
お店のオバちゃんがワゴンを押しながら料理の名前を叫んでいますので、広東語の料理名のヒアリングの練習になります。
私は、
「はーがう(蝦餃)」
「しうまい(焼売)」
「ちゅんぎゅん(春巻)」
「まーらーがお(馬拉糕)」
ぐらいしか分かりませんが・・・。
料理名が分からなくても、とりあえずさっきのカードを持ってワゴンに行き、セイロの中身を見せてもらえばOKです。
ただし、料理をゲットするときにカードを持っていないと、オバちゃんに激しく怒られますので気を付けましょう。
ワゴンの上で大根餅をジュージューと焼いているのを発見したので、早速ゲット。
「蘿蔔糕 ろーばっがお」(小點)
「蘿蔔(ろーばっ)」は、大根。
「糕」はケーキ的なものの意味。
外はカリッと香ばしく、中はムニュっとした食感。
アツアツで甘辛くて美味しゅうございます。
結構ボリュウムがあるので、お腹が膨れます。
餃子的なものをゲット。
これは「特點」らしく、少々お値段が高め。
中にアツアツの肉汁が入っています。
せいろの底から肉汁がポタポタと垂れていて、手とかテーブルがべとべとになりました。
でもこの肉汁に旨みが凝縮されていて美味。
続いて肉団子的なもの(牛肉球)をゲット。
プリプリで弾力があります。
甘じょっぱいタレをかけてもらって頂きます。
シュウマイの中身だけを取り出した感じの風味で、レモンのような香りもあり。
どの料理もお茶によくあいます。
最後の一品は、エッグタルトこと蛋撻(だーんたっ)
鉄板ワゴンで来た焼きたてアツアツのものをゲット。
手で持つと形が崩れてしまうほどのフワフワで、タマゴ部分のまろやかで香ばしい甘みがたまりません。
できたてのエッグタルトはウマいことこの上なし。
以上4品+お茶で大満足&満腹の朝食となりました。
お値段を記録しておくのを忘れてしまいましたが、50HKD~70HKD程度だったような。
安くて美味しい香港の朝飲茶はかなりオススメです。