2015/01/03
香港・深セン・マカオ旅2日目の夕方。
タイパ・テンポラリー・フェリーターミナルに上陸後、路線バスでタイパ島の地堡街にやってきました。
ここから歩いて、本日の夕ご飯のレストランに向かいます。
2014/12/25に始まった。香港・マカオ・海南島の旅も、いよいよ明日帰国の時を迎えます。
今宵は今回の旅の最後のディナーですので、高級ポルトガル料理レストランに行ってみることにしましょう。
グーグルマップを頼りに到着した「アントニオ・レストラン」
あれ?閉店中?
貼り紙によると、移転したとのこと。
移転先は「NO.7 RUA DOS CLERIGOS」
「NO.7 RUA DOS CLERIGOS」ってどこじゃぁ~?
さらにGoogle Mapで調べて周囲を彷徨います。
そして発見!
こちらが、超有名レストラン「アントニオ」
店先のテーブルに、テレビで見たことがある白髪のアントニオ・シェフがいました。
おー本物だー。
恐る恐る1名で店内に侵入。
私「わ、ワン・パーソン。OK?」
店員さん「OK!」
私「サンキュー!!」
おおなんと、予約もしていない1人客なのに飛び込みで入店に成功。
超ラッキーです。
本来は予約しないと入れないぐらいの人気店ですからねえ。
やはり夕方5時半ごろ、と、早めの空いている時間帯に訪問したのが功を奏したようです。
店内の様子。
お店はそんなに広くはなく、15,6席程度。
壁の絵画が優雅な雰囲気を醸し出しています。
メニューその1 (クリックで拡大)
メニューは英語、ポルトガル語、中国語、日本語、韓国語の5か国語表記。
日本語も正確で分かりやすいです。
お値段は1品230MOP程度以上。
高級レストランなだけあって、さすがにお高いです。
メニューその2 (クリックで拡大)
やはり、最後のディナーは豪華に肉類で行きたいなあ。
店員さんを呼んで、英語&指さしで注文します。
とりあえずハウスワインを発注。
オリーブの実がおつまみで出てきました。
ワインは程よい辛口で芳醇な香り。
次にホカホカのパン登場。
モチッとしていて、これだけでも感動的にウマいです。
パンの粉が飛び散ることもなく、食べやすいです。
ワインのお供にも丁度よいです。
いよいよメイン料理登場。
ポルトガル産ポークの炭火焼き フライドポテトとサラダ添え 230MOP
これもメチャウマイです。
豚肉は柔らかく、程よくカリッと焼きあがっています。
味は濃すぎることもなく、素材の味を最大限に引き出しています。
うーんスバラシイ。
今までマカオで食べた料理の中で間違いなくNo.1です。
お値段もそれなりにお高いですが、お値段分の価値は十分にあります。
デザートは筆者大好物のセラドゥーラ。
マカオに来たら、エッグタルトと並んで必食のデザートです。
粉末ビスケットとココナツムースが交互に5層重なっています。
その上には飴とホワイトチョコがあしらわれており、優雅な感じ。
これでも甘すぎず、コクがある上品味わいで癒されます。
食後にコーヒーを発注。
サービスでポルトガル赤ワインを少し頂きました。
ありがたや・・・。
いや~美味しかった。
お料理の余韻に浸ります。
お会計は、サービス料などすべて込みで424MOP。
お店の人も愛想が良く、とても思い出深い夕食となりました。
お店を出て、夜のタイパ・ビレッジをウロウロ。
狭い路地に柔らかな明かりが灯って幻想的です。
この後、路線バスに乗ってマカオ半島に向かいます。