東京でガチ中国を体験!海底捞火鍋・日本1号店@池袋

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2015/10/11
東京・池袋に、中国で人気爆発中の火鍋店「海底捞火鍋」の日本進出第1号店が2015/09に開店!との情報を入手しましたので、ネットの情報を頼りに1人で行ってみることにしました。

場所はこのあたり。
 海底捞火鍋池袋店
JR池袋駅の東口を南下したところにあります。

まずは、東口を出て南下しジュンク堂に行く途中の左手にあるパチンコ屋「PREGO」のビルへ。
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派手派手なので、すぐに見つかると思います。

海底捞火鍋は、このビルの5Fと6Fにあります。
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受付は5Fにありますので、エレベータで5Fに上りましょう。

ただし、表にあるエレベータでは5F以上に上がれないワナがあるので気を付けましょう。
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ビルの裏手にあるエレベータで5Fへ。
日本ではほとんど有名ではないお店ですが、中国では2~3時間待ちは当たり前の大人気のお店とのこと。
在日中国人や中国人留学生らしきお客さんがどんどんエレベータに乗っていきます。

日曜日の午後3時ごろ。
日曜日ということもあって、お店の前には、入店待ちの人々が沢山です。
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そのほとんどが中国人の模様。
中国語がガンガン飛び交っており、すごいアウェー感です。
こ、ここは中国ですか(汗)?
うーむ、これはただ事ではない・・・。

お店の前をウロウロしていると、店員さんに中国語で話しかけられます。

店員「%$&%”#$??」
私 「???」
店員「ア、スミマセン。何名サマデスカ?」
私「1名です」
店員「ダイタイ40分ホド待チマス。コチラデ、オ待チクダサイ」

こんなような日本語の順番待ち票を頂いて待機します。
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お店の前で待たなくても、時間まで外でぶらぶらするという手もあります。
番号を中国語で呼ばれますので、中国語の読み方を覚えておきましょう。
上記の私の場合、60番なので「リウしーハオ(六十号)」。

待っている間、果物や柿の種や水をタダで頂くことができます。
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私は中国の本場の「海底捞火鍋」に行ったことはありませんが、これは中国のお店でも同様のサービスなのだとか。

この「海底捞火鍋」は、中国では珍しく「お客さんへのサービスが行き届いたお店」として人気があるのだそうな。
中国の一部のお店では無料でネイルを塗ってもらったりまでできるのだとか。
中国の店員さんでも、お客さんへの対応が非常に丁寧。
来店するお客さん一人一人に、お店のシステムや待ち時間について(中国語で)説明しています。
一応、カタコトの日本語を話す店員さんも多少いるので、日本人のみで行っても、ギリギリ大丈夫です。
が、店員さんとは、基本的には中国語のやりとりになりますので、自分である程度中国語が分かるか、または分かる人と一緒に行ったほうがよいです。

このように、東京にあるお店なのに、なぜか中国語が分かるかどうかを気にしなければならない、という日本人には敷居の高いお店。
逆に言えば、東京に居ながらにして本場の「ガチ中国」を体験できるという、何ともエキサイティングなお店です。
なので今回、本ブログの「東京で食べる世界の料理」として取り上げさせて頂きました。

40分待ち、と言われたものの、結局1時間以上経過。

店員さん 「%$&%”#$、くーいーま?($#!%”いいですか?)」

普通に中国語で話かけられます。
しやぉぐぉ(小さい鍋)の席がどーのこーのと言っているようですが、私の拙い中国語では聞き取り不能。

私 「ぷーはおいーす、ティンプードン(すみません、分かりません)」
店員さん 「ちんしゃおどん・いーしあ(少々お待ちください)」

すぐに、カタコト日本語を話す若い女性店員さんが登場。
留学生かなにかだろうか。

店員さん「お客サマ、小サイ鍋ノ席ノ小サイ席ノ準備ガ、マダ出来テイマセン」
私 「はあ」
店員さん「大キイノ席ノお客サンヲ先ニ案内シテ宜シデショウカ?」
私 「ああ、はい。分かりました」

まあ、そもそも1人とか2人で火鍋を食べにくる人が少ないわけです。
4~5人のお客さんが多いので、大きなテーブルの回転は比較的早いようですが、小さいテーブルの回転は遅い様子。

結局、お店に来てから1時間30分後の午後4時半に店内に案内されました。
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店内は明るくて新しくてキレイです。
5Fと6Fが吹き抜けになっていて開放的な雰囲気です。

案内されたのは4人掛けのテーブル。
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こんなような1人用の鍋が1つのテーブルに4つあるという構成。
なんで4人で1つの鍋でないのか不明。
(アメリカのお店では、皆で1つの鍋をつつくのを嫌がる傾向があったらしく、その影響かも?)

隣の大人数の席の様子。
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こちらなら、四角い大きな鍋でグツグツできます。

注文は ipadで。
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日本語モードにも出来ますが、変な日本語です。
メニューがちょっと使いにくいですが、写真つきなので分かりやすいです。
操作法などはカタコト日本語を話す若者店員に教えてもらいました。

最低限、以下の物を発注すればよい模様。

  • 鍋のスープ
  • 鍋の具材(野菜、肉、海鮮など)
  • 火鍋のタレ

鍋のスープは、マーラー(辛いのスープ)の他にも、豆乳みたいなスープ等6,7種類ぐらいありました。
火鍋と言えば辛いスープなので、マーラーを選択。
鍋の具材は、野菜盛り合わせ1人前と、牛のモモ肉半人前、白身魚半人前を選択。
「火鍋のタレ」は380円で、タレの補充やり放題。
同時に白いゴハンや果物(「はっさく」ぽいのとバナナ)も食べ放題になるようです。

こちらが白身魚と牛もも肉、各半人前。
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それぞれ700~800円ぐらいだった記憶。
思ったよりも量は少な目でしたが、美味しいのかどうか分からないので、最初はこれぐらいがいいかも。

野菜盛り合わせ1人前。1200円ぐらいした記憶。
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見た目かなり量が多いですが、鍋に投入する小さくなりますので、1人でも余裕で食べきれます。

まずは、タレのある場所へ。
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色々な種類のタレや薬味があり。

ぎこちない日本語でタレの調合方法が紹介されています。
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「料理に似合うのたれ」とか・・・。

バナナや果物もあり。
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食べ放題サービスです。

ご飯もありますが・・・。
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空っぽです。
退店するまで、一度もご飯が補充されることはありませんでした・・・。

取りあえずゴマだれとネギ+ニンニクたれをゲット。
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いろいろなタレを試せるので楽しいです。

店員さんにお茶碗を渡して、ご飯を持ってきてもらいました。
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辛い火鍋なので、私的にはご飯はマストです。

では、しゃぶしゃぶ開始!
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マーラースープなので、超辛いです。
ちょっと、むせ返ってしまいました。
単に辛いだけでなく、いろいろな漢方の味もしてガチ中国な感じがします。
日本向けにカスタマイズされていない感じで、好感が持てます。

店員さん「辛イデスカ?」
私「ダイジョウブです!」

スープが蒸発して減ってくると、こまめに店員さんが補充してくれます。
このあたりのサービスはイイですが、ご飯を補充してほしい・・・。

白身魚をしゃぶしゃぶ。
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これも柔らかくて、辛くてウマいです。
野菜類は、慣れていないと、まだ十分に煮えてなくて固かったりします。
ピリ辛い火鍋なので、ご飯が進む進む・・・。
ご飯を2杯ほどお替わりして
しまいました。

店員さん「私タチハ、お客サマのイッケンを必要トシテイマス」
私「はい?」

イッケンって?一件?
なんか悪い事でもしたのかな?と思いきや「お客様の意見」のこととすぐに理解。
どうやってこのお店を知ったか、とか、お料理の味はどうか、とか聞かれました。
いろいろと店員さんとお話ができて楽しかったです。

具材が思ったよりも少なかったものの、辛くて脂っこいこともあって、満腹になるよりも先に味に飽きてくる感じになりました。
なので追加で具材を発注することもなく、バナナと「はっさく」を頂いて、お会計。
合計で3000円少々でした。
結構お高いのは致し方ないところです。
あと、1人火鍋だとあまり色々種類を食べられないので、やはり大人数で来るのがよいと思います。

というわけで、東京池袋にオープンした中国の大人気火鍋店「海底捞火鍋」の潜入レポートでした。
東京にいながらにしてガチ中国を体験してみたい方、ぜひどうぞ。