2015/09/26
ドイツ旅7日目・最終日のお昼。
ケルンの温泉「クラウディウス・テルメ」を堪能した後は、お昼ご飯を頂くべく、ケルン中央駅付近の繁華街を目指します。
で、どうやってケルン中心部まで行こうか・・・。
クラウディウス・テルメの近くの公園からは、ライン川を渡ることができるロープウェイ(Seilbahn)があります。
これでライン川を渡って、Uバーン利用でケルン中央駅へ行くことが可能。
料金は大人1名片道4.5ユーロ。
しかし・・・
土曜日ということもあってか、長蛇の列。
ファミリーが多いし、相乗りにでもなったりしたら、かなり気まずい・・・。
飛行機の時間も迫っているので、乗車は断念。
じゃあ、しょうがないというわけでやってきたのは、こちら。
温泉から徒歩すぐのところにあるバス停。
ここからケルン中央駅まで行くバス(250系統)が出ています。
しかし・・・。
待てども待てどもバスが来ない。
おかしいな・・・。
時刻表によると、もう出発時刻は過ぎているはずなのに。
予定時刻から20分経過してもバスが来ないので、断念。
しゃあないので、温泉の目の前にいる路線バス(150系統)に乗ることに。
ただしコイツだと、ケルン・メッセ・ドイツ駅までしか行かないので、その後DBに乗リ変えてケルン中央駅まで行く必要があります。
でもしょうがないので、乗り込みます。
私 「ケルン・メッセ・バーンホフ、ハウマッチ?(ケルン・メッセ駅までいくらですか?)」
運転手 「%$&%#?」
私 「???」
おおっと、バスの運ちゃん英語が通じない模様。
運転手 「ワン、ツゥー・フィニッシュ!」
私 「???」
おそらく、3つ先のバス停(ケルン・メッセ・ドイツ駅)で終点だけどいいのか?みたいなことを言っているようです。
まずはケルン・メッセ・ドイツ駅までバスで行って、それから電車の切符買って行けばいーじゃん、と思うのですが、要領を得ません。
運転手 「(乗客に向かって)だれか英語しゃべれるヤツいねえか!?(のドイツ語と推測)」
運ちゃん、ちょっとキレ気味で怖いです。
客のおばさん 「どこまでいきたいの?(英語)」
私 「ケルン・ハウプトバーホフ(ケルン中央駅まで)」
お客のおばさんは、ドイツ語で運ちゃんに事情を話してくれました。
おばさんに感謝です。
運ちゃん 「じゃあ、2.8ユーロな(ドイツ語)」
バスの中にはなんとタッチパネル式の券売機があって、そこで2.8ユーロを選んでチケットを購入しました。
その時になって、やっと状況を理解。
ここドイツでは、バスと電車を合わせた料金体系になっているわけです。
つまり・・・。
A→B→Cの、A→Bを路線バスに乗り、Bから電車に乗ってCに行く場合。
AからCまで料金を、Aで支払うことができる、ということのようです。
もちろん、日本と同じようにA→BとB→Cをそれぞれ別々に購入してもよいのですが、基本料金を2度支払うことになるので割高になります。
なので、運ちゃんは
「オマエは本当にケルン・メッセ・ドイツ駅(B)までしか行かないのか?旅行者なんだからもっと先(C)にいくだろ?なら、そこまでの料金を今払ったほうが安くすむぞ」
ということを言いたかったのだと思います。
ちょっとした料金システムの差ですが、実際に利用してみると戸惑うことも多いです。
そんなような、ちょっとした行き違いがありつつも、バスに乗ること数分でケルン・メッセ・ドイツ駅に到着。
怖い運ちゃんの運転するバスを見送ります。
さらにDBに乗り換えて、ライン川を横断。
対岸のケルン中央駅をめざします。
というわけで、本ブログ2度目の訪問となるケルン中央駅に到着。
駅前のケルン大聖堂の周りは、相変わらず観光客でいっぱいです。
でも既に大聖堂は訪問済なので、今回は華麗にスルー。
というわけで次回はケルンのビアレストランで昼食の編。