2015/09/26
ドイツ旅7日目・最終日の午前。
合計4泊した滞在ホテル「イビス デュッセルドルフ ハウプトバーンホフ (TripAdvisor)」とも、これでお別れです。
デュッセルドルフ中央駅に直結で非常に便利でした。
お部屋のクオリティは東横イン並みですが、一人滞在には十分でした。
チェックアウトを済ませて、スーツケースを預けておきます。
さて日本へ帰国する便はデュッセルドルフ20:00発のANA・NH210成田行きです。
まだ出発まで十分に余裕がありますので、ケルンまで日帰り観光をすることに。
実は、ケルンは以前に1度行ったことがあります。
当時の記事はこちら。
ドイツ旅2012/GW ケルン大聖堂に登るの編
今回は大聖堂ではなくて、ケルンの温泉「クラウディウス・テルメ」に突撃することにします。
昨日のアーヘンの温泉でのロウリュウ体験と、その後のビールがウマかったので・・・。
DBの券売機で、チケットを購入します。
デュッセルドルフからケルンまで、RE(快速列車)利用で11.3ユーロ。
所要時間は30分少々なので、東海道線で東京から大船に行くような感じです。
現地の券売機でのDBのチケットの購入方法は、姉妹ブログのこちらの記事をどうぞ
ドイツ国鉄(DB)の切符自動券売機でのチケット購入方法2015
2階建てREに乗車。
土曜日ですが、デュッセルドルフ~ケルン間は乗客が多いです。
到着したのは、ケルン・メッセ・ドイツ(Koln Messe Deutz)駅。
大聖堂のあるケルン中央駅(Hauptbahnhof)のお隣の駅です。
ケルン温泉「クラウディウス・テルメ(Claudius Therme)」へはここから北の方に向かって徒歩20分ぐらいです。
一応、路線バスもありますが、歩きで・・・。
お天気もよく清々しい朝です。
そして本日のメインイベント「クラウディウス・テルメ」に到着。
Google Mapに感謝です。
入口の横には「飲泉」もあります。
しょっぱい味。
あまり美味しくないので、ゴクゴク飲めません。
温泉については色々説明書きがあるものの・・・
ドイツ語なので解読には時間がかかります。
帰国してからじっくりと精読しよう。
温泉マニヤにはたまらない温泉成分分析表を激しくチェック。
源泉の泉質は、日本で言うところの高張性・塩化物-ナトリウム塩泉の模様。
炭酸・硫黄も少々。
溶存物質総量は約14.6グラム/リットルと、かなり濃厚な温泉です。
館内案内図。
屋内プールを中心に、屋内サウナ、屋外サウナ、レストランもあり。
敷地はかなり広く、1日中楽しめそうです。
屋内プールは水着着用。
サウナ内は水着禁止・男女混浴なのは全ドイツ共通です。
営業時間と料金表。
営業時間は9:00~24:00。
宿泊はできない模様。
今日は土曜なので、入場料は2時間17ユーロ、4時間24.5ユーロ、1日31.5ユーロとのこと。
4時間までなら東京ドームの「スパ・ラクーア」(休日大人2960円)と同じぐらいのお値段です。
ただし、バスタオルなどのレンタル料金は含まれないので、総額ではラクーアを超えてしまいます。
料金システムと施設概要を理解したら、階段を上って受付へ。
受付は英語もOKでした。
私の一つ前のお客さんは、中国系のカップルの模様。
混浴だけどダイジョウブかな?
受付では、先に利用時間を聞かれました。
2時間だとロウリュウとかやると時間少ないので、4時間(24.5ユーロ)にします。
バスローブ・レンタル 7ユーロ。
バスタオル・レンタル 4ユーロとのこと。
サンダルと海パンは持参してきました。
料金は後払い方式。
私 「アイハブ、サンダル、アンド、スウィムスーツ(サンダルと水着は持ってます)」
受付 「グ~♪(いいねえ)」
ロッカーキーを受け取って中へ。
ロッカーで水着に着替えてバスタオルとガウンを持って温水ブールへ。
館内撮影自粛のため、以降はパンフレットの写真より抜粋。
温水プールは屋内と屋外にあり、ファミリーで賑わっています。
結構広いです。
リクライニング・チェアも各所にあって、のんびりと寛げます。
プールは水着着用っぽいので、全裸で突撃しないようにしましょう。
ドイツ温泉ではヌルいお風呂が多いものの、ここでは日本人好みの温かいお風呂も何か所かあって良かったです。
屋内プールゾーン内には温泉もあり、茶褐色の源泉かけ流し的な温泉も楽しめました。
かけ流し浴槽は、ちょっと狭かったです。
屋外ゾーンへも行ってみる。
ぐるぐる流れる温かいプールもあって楽しい♪
でも外は寒いのでバスローブ着用。
やっぱり、バスタオルだけだと寒いので、バスローブもレンタルしたほうが快適です。
屋外エリアの真上には、ライン川を横断するロープウェーが運行されており、覗かれている感が・・・。
屋外プールから奥の方に行くと、ログハウスのある屋外サウナゾーンになります。
プールゾーンとサウナゾーンの間には、特になにもゲートのような関門はありません。
サウナゾーンになると、着衣されていない男女がウロウロしていてビックリ・・・ですが、もう慣れました。
サウナ風呂間の移動時は水着着用してもOKっぽいです。
サウナ風呂に入るときは、水着NGの様子。
あとサウナ風呂利用時は、汗を下に垂らさないようにバスタオルをお尻の下に敷くのがマナーとなっていますのでお忘れなく。
屋内プールの上の階にも、屋内サウナがあり、温度や湿度、アロマの異なる色々な種類のサウナが楽しめます。
リクライニングチェアのある休憩室も沢山あり、ダラダラできて最高です。
上の階の休憩室からは、ケルン大聖堂も見えました。
サウナで汗を流す→冷水シャワー→休憩室でダラダラを繰り返します。
ただ、だんだんバスタオルが濡れてくるのが難点・・・。
各サウナ風呂の入り口には、ロウリュウ(ドイツ語ではアウフグースAufguss)の開始時刻が掲示されています。
30分毎に、どこかのサウナ風呂でアウフグースが行われている様子(お昼の時間はお休み)。
というわけで、昨日のアーヘン温泉に続いて、ここケルンでもロウリュウにトライします。
その1・「ハチミツクリーム・ロウリュウ(勝手に命名)」
会場は40名ぐらい入る大きなドライサウナ。
スタッフのドイツ語の説明のあと、熱石に水が掛けられて熱気が充満します。
おおー結構汗ダラダラになりますねー。
そう来なくては。
2回ほど水かけとタオルでブンブンがあった後、何やらお猪口に茶色い液体のようなものが入ったのが配布されました。
なんだこれ?
何か甘い香りがする。
飲み物かと思い、口に含んでみる・・・。
粘度の高い、どろっとした物質で、ハチミツのような甘い味がします。
・・・と、周囲の皆さんはそれを体に塗り始めました。
私「!!!」
飲用ではなくて、体に塗る用だったのカー。シマッタ。
急いで口に含んだハチミツ・クリームを吐き出して、素知らぬ顔で体に塗ります(笑)
でも、隣のドイツ人にクリームを飲んだところを見られていて、かなり奇異な眼で見られました・・・。
クリームを体に塗ったあとは、さらに熱石に水掛け→タオルブンブンで発汗。
結構ヘロヘロになりましたが、最後まで何とか耐え抜きました。
ハチミツクリームの効果で、終わったあとも肌すべすべでいい香りがして気持ちよかったです。
その2・「葉っぱロウリュウ」
次なる会場は、1回目よりは狭くて薄暗いドライサウナ。
中央の鍋のようなものに温水が注がれています。
スタッフーは、オリーブのような葉っぱが沢山ついた枝を数本持って登場。
この葉っぱを、先ほどの鍋の温水に浸し、熱石の上に載せて蒸気を発生させます。
葉っぱの成分と一緒に気化して、オーガニックな感じの香りが楽しめるという趣向の模様。
あと、濡らした葉っぱを、我々の頭上でブンブンと振って、蒸気拡散と同時に雨を降らせるという趣向もありました。
こちらも熱気が凄まじく、かなりクラクラしましたが、何とか最後まで頑張りました。
2回のロウリュウでフラフラになった後は、水シャワーを浴びて休憩室でダラダラ。
このゆっくりとした時間もまた至福。
やっぱりドイツに来て良かった、と思える瞬間です。
ダラダラしているうちに、お腹が空いて来たので退館。
施設が充実していて、かなりいいテルメでした。
混浴サウナに抵抗がある場合は、水着着用でプールと温泉と休憩室利用でもよいでしょう。
温泉の後は、ビール&昼食を求めて、ケルン市街地へと向かうことにします。
クラウディウス・テルメの場所はこちら。
最寄り駅は、ケルン・メッセ・ドイツ(Deutz)駅。
大聖堂のあるケルン中央駅(HBf)とは、ライン川を挟んで対岸にあります。
TripAdvisorのクチコミはこちら。
クラウディウス テルメ (TripAdvisor)