2015/09/26
ドイツ旅8日目・最終日の午後3時ごろ。
ケルンの温泉の湯上りに、遅めのお昼ご飯を求めて、ケルン中央駅付近にあるこちらのレストランにやって来ました。
ブロイハウス・ジオン(Brauhaus Sion)
ケルン中央駅から徒歩10分ほどの所にあるドイツ料理のお店です。
観光客など、沢山のお客さんで賑わっています。
ガンダム世代なので「ジーク・ジオン!」と心の中で叫びながら入店します。
レトロな感じの店内。
お店の端っこの空き席に案内されました。
予約の団体客がゾロゾロと出たり入ったりで、店員さんもかなり忙しそうです。
相手をしてくれたのは、メガネをかけたテキパキと仕事をするおじさん店員でした。
沢山のお客さんのオーダーを取ったり、ビールを注いで客席に運んだりと、かなり高クロックで駆動しているご様子。
私のオーダーを取りに来るまで少し待ちました。
とりあえず、ケルン名物のケルシュ・ビールを発注し、ビールが来るまでの間に食べ物を決めます。
メニューその1はこちら(クリックで拡大)
定番ドイツ食の「シュバイネハクセ」や「アイスバイン」のほかに、ケルン名物の「ザウアーブラーテン」もあります。
が、どれも一度食べたことがあるので、別のものに・・・
痛恨のピンボケになってしまったメニューその2 (クリックで拡大)
ここに「コール・ルーラーデ」発見!
今までずっと食べたいと思いつつ、なかなか巡り合えなかった「コール・ルーラーデ」。
ドイツ風の「ロールキャベツ」のことです。
ドイツ訪問5回目にして、ようやく念願が叶う時がきました。
まずは、ケルシュ・ビール (1杯200ml, 1.7ユーロ)で乾杯。
1杯じゃすぐに無くなってしまう&店員さんが忙しくて中々発注できないため、一気に2杯を発注。
温泉でアウフグース(ロウリュウ)やって喉がカラカラだっただけに、1杯をアッという間に飲み干してしまいました。
クー!
温泉の後のビール最高。
スッキリサッパリ風味のケルシュビール、あと5杯ぐらいイケそうですが、日本に帰れなくなりそうなので自重しておきます。
ビールを持ってきてくれたテキパキ店員さんに、すかさず食べ物を発注。
オーダーは指さし&英語でOKです。
間違って「アイスバイン」を持って来られないように、ハッキリと「コール・ルーラーデ!」と伝えました。
(デュッセルドルフのレストランにて、オーダーミスでアイスバインが来てしまったときの記事はこちら)
そしてメインの「コール・ルーラーデ 10.8ユーロ」登場。
ドイツらしく質実剛健なカラーリング。
コクのあるビールソースの風味が、キャベツにしっかりと絡みます。
キャベツはやや固めでしたが、柔らかい内部のお肉にも旨味が凝縮されていてかなりGOOD。
付け合わせのポテトも美味で、ビールが進む進む・・・。
量も丁度大人1人で食べきれる量で満腹になれます。
たまらずケルシュ・ビール3杯目を発注。
コースターに書かれている3本線が、オーダーされたビールの杯数を示しています。
量が少ない分、1杯1.7ユーロとお安いので、どんどん発注してしまいます。
美味しいロールキャベツと美味しいケルシュビールで満足のお昼ご飯となりました。
ビールを大量に発注するのは私だけではないため、お店のビールサーバーの周りは常に大忙しで殺気立っていました。
店員さんは、小さなケルシュビールを15杯ぐらい一度に運べる専用の道具を使って、ビールをせっせとお客さんに運んでいます。
あと、この専用の道具は、円状にビールグラスが並べられるようになっているため、少しずつこれを回転させることで、ビールを連続的にグラスに注げるように工夫されています。
店員さんが、慣れた手つきでビールを次々とグラスに注いでいく様子を見ているだけでも楽しめました。
そうこうしている間に、店内が混んできて、ドイツ人老夫婦と相席となりました。
私 「ハロー、ヘヘヘ」
英語で軽く挨拶すると、老夫婦もニコニコしています。
謎の東洋人が一人でご飯を食べていても、奇異な目で見られることもありません。
さすが先進国、皆様友好的ですねえ。
お料理を満喫&お会計したあとは、相席になった老夫婦に別れを告げてお店を後にしました。
私 「ハブ・ア・ナイス・デー!」
老夫婦「ハブ・ア・ナイス・デー!」
念願のドイツ料理「コール・ルーラーデ」を堪能できて思い出に残る昼食となりました。
次回はついに帰国に向けて空港へ移動するの編。
このケルンのお勧めドイツ料理店「ブロイハウス・ジオン」の詳細はこちらをどうぞ。
Brauhaus Sion (TripAdvisor)