2016/11/05
香港マカオ旅3日目のお昼頃。
MTR錦上路駅からタクシーを飛ばして、新界・元朗の山奥にあるミルク農場にやってきました。
ただし一般人が入れるのは、この小さな駐車場と左奥にある食堂のみ。
奥の施設などには入れませんので、ちょっとガッカリ感がありますが、香港マニヤな方にはオススメです。
こちらが牛乳とミルクプリンが頂ける軽食屋。
土曜日なので、多くの地元の人々で賑わっています。
さすがに日本人はいない模様。
注文は、写真右に映っている窓口にて、先にお会計するシステムです。
窓口横に、メニューの紙が貼ってあります(クリックで拡大できるはず）
飲み物は、牛乳（ホット or コールド)の他、ミルクティー、コーヒーもあり。
牛乳は、コップ1杯 9HKD(冷)でも購入できるのが、一人旅にはウレシイところ。
人数が多い場合は、1リッターパックの購入がよいでしょう。
牛乳以外にも
- Ginger Milk Pudding (Cold/Hot) 19HKD
- Steamed Egg Pudding (Cold/Hot) 19HKD
- Mango Pudding (Cold) 19HKD
なるミルクプリン類もあり。
マンゴープリンも気になりますが、ここはフレッシュな牛乳プリンを頂くしかないでしょう。
軽食メニューもあります（クリックで拡大できません）
出前一丁、うどん(烏冬)、玉子焼き、シュウマイなどあり。
「茶葉蛋」はゆで卵みたいなやつだったような記憶。
この時の店員さんは、若い女性とおばちゃんのお二人のみ。
お昼時のため、お客さんがどんどんやってきて、メチャ忙しそうでした。
では注文。
私 「ア・カップオブ・ミルク、プリーズ（コップ1杯の牛乳ください）」
店員 「ミ、ミルク？カップ？」
私 「イエス！」
地元のお客さんは皆さん流暢な広東語なのに対し、いきなりカタコト英語でちょっと面食らってました。
店員さんは、空のコップを持ってきてくれて、このサイズだけどいい？と確認してくれました。
親切ですねえ。
私 「アンド、ジンジャー・ミルク・プリン」
店員 「OK。ワン？(1つ？）」
私 「イエス」
さらに・・・
私 「つぁーんよっだーん・ちょっちん・やっでぃん(餐肉蛋出前一丁)」
店員 「OK, ちょっちん・やっでぃん」
カタコト広東語で「出前一丁」の注文に辛くも成功。
お昼時でお腹空いているので・・・。
ちなみに「出前一丁」は香港の国民的人気麵料理。
広東語の読み方（ちょっちん・やっでぃん）を覚えておくと便利です。
日本人にとっては「えっ？ただの即席麵？」みたいなイメージですが、ここ香港では通常の即席麵(公仔麵)よりも高級品の位置づけです。
お会計後、出前一丁は出来上がってから持ってくるということで・・・。
ウェイティング用の番号札と、冷たい牛乳、冷たいミルクプリンをゲット。
座る場所が無かったので、隅っこに積んである椅子を自分で持ってきました。
このあたりはセルフサービスのようです。
まずは、冷たい牛乳(9HKD)から。
うん、普通に美味しいです。
さすがに北海道の農場の牛乳ほどの濃厚さはないですが。
でも自然の中で頂く牛乳は格別です。
では早速、ミルクプリン(19HKD)からいただきまーす。
お～、ミルクの味＋ほんのり生姜の香り＋まろやかな甘味です。
まあ、普通ですが、毎日食べても飽きの来ない優しい味です。
しばらくして「餐肉蛋出前一丁」 27HKD登場。
出前一丁のゴマ風味が食欲をそそります。
普通に平凡なお味ではありますが、自然の中で食べるインス
タントラーメンは何故か美味しく感じてしまうのでした。
食事をとる地元の皆さま。
このあたりにはハイキング・コースがあり、そのついでの腹ごしらえで寄っていく人々が多いようです。
11月の香港は涼しく、まさにハイキング日和。
クソ暑い夏ではなくて、涼しくなったこの時期を狙って訪問したのは正解でした。
満腹になった後は・・・。
近くの農場にいるヤギたちと戯れます。
牛はいないのね・・・。
この「Firm Milk (農場鮮奶)」の営業時間は9:00から17:30とのこと。
土日のみの営業ですのでご注意ください。
場所はこちら。
MTR錦上路からタクシーで行くのが最速かと思われます（前回記事参照）
荃灣または荃灣西駅から51番バスで「石崗軍営」で下車して、徒歩15分ぐらいでも行けます。
MTR元朗駅またはMTK錦上路駅から、緑のミニバス72番で終点「雷公田」下車徒歩15分、という手もあるようですが未確認。
この後は緑豊かな周囲のお散歩コースを散策。
このあたりのウロウロは、また次回に。
あと、この山奥からどうやって戻るのか？についてもまた次回に。