マカオ食その114 庶民的人情居酒屋「大四喜」でモロコシ揚げ@新馬路

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2016/12/28
香港マカオ旅初日の夜。
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晩御飯を求めて、路線バスで新馬路へ移動中。
かなりナウい(死語)デザインの車内です。
新型車両?

やってきたのは、新馬路の南側のローカルゾーンにある「大四喜」。
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地元の人々が集う飲み屋的な大衆食堂です。
前回のマカオ旅でも訪問しました(前回の記事はこちら)。
店員さんが親切な上に、お料理も美味しかったので再訪することに決めていたのでした。

店員さん 「げいわい?(何名?)」
私 「ワンパーソン、OK?」
店員さん 「OK, OK」

1階席は既に地元の人々でいっぱいだったので・・・。
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今回は2階席に通されました。
こちらはまだ空席があるようです。

さーて、何食べようかな・・・(クリックで拡大できず)。
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前回は、色々食べようと思いながら、「星州炒公仔麵」のみで満腹になって撤退した思い出があり。
1品の量が多いので、お一人様だと色々食べられないのが難点です。

メニューからは、どれぐらいの量なのか分からないので、店員さんに相談してみます。

私 「フィッチワン・イズ・スモールわん?(どれがスモールサイズの料理ですか?)」
店員さん 「あーーーうーーー(汗)」

最初に応対してくれた店員さんは、あまり英語が話せないようで、店長のおばさんがやってきました。
おばさんのオススメに従い、アサリのニンニク蒸し的なものと、トウモロコシのピリ辛ニンニク揚げ(椒鹽粟米)の2品に決定。

まずはカールスバーグで乾杯。
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ぶはー!
一日中歩き回ってから飲むビールは最高です。
いやー、今日1日ご苦労様でした(誰が?)。
サービスで、オツマミのピーナッツが出てきます。
このピーナッツ、結構量が多くて、地味に美味しいです。
これだけでビール中瓶一本いけちゃいそうな感じです。

ビールのオツマミは椒鹽粟米(ジウイム・スックマイ)。
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ピリ辛ニンニク揚げ(椒鹽)にされたトウモロコシ(粟米)です。
NHKのBS103で放映された「世界入りにくい居酒屋・マカオ」で紹介されていたので、是非とも食べてみたかったのです。
入れ歯のような形にカットされていますが、芯の部分はもちろん食べられません。
フチの部分のトウモロコシの実をモシャモシャと頂きます。
ピリ辛いニンニク味が、トウモロコシの甘味を引き立てて、絶妙のハーモニー。
新食感のオツマミですね、これは。
量が多くて脂っこいものの、なんとか一人で完食。

続いては、アサリのニンニク蒸しが登場。
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巨大な金属のお皿に盛られてきました。
こんなに食えるかよ!と思いましたが、大部分は貝殻なので、食べられる部分は少ないわけです。
濃厚なニンニク風味とアサリの旨味が合わさって、ビールの消費が促進されます。
最初は美味しいのですが、味が濃いめなので、一人だとだんだん飽きてくるのは致し方ありません。
アサリの下には、大量の春雨が敷かれていて、アサリの旨味をたっぷりと吸い込んでいますが、さすがにこれは完食できず・・・。

店内のテレビを見ながら・・・。
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のんびりと、ビールとお料理を頂きました。
お会計は総額138MOPなり。
日本人だ、というと、何かと世話を焼いてくれる店員さんとのコミュニケーションが楽しかったです。
また来よう。

お会計を済ませて、お店を出た後は・・・。
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腹ごなしに近くの世界遺産セナド広場をウロウロ。
お正月が近いというのに、全力でクリスマス装飾中です。

2016年も、残すところあと3日。
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来年もよい年になると良いなー。
というわけで、明日へ続く。