東京で香港食その12 香港贊記茶餐廳でディナーメニューの海鮮を試す@飯田橋

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2017/10/11  (訪問日:2017/07/12)
久しぶりにやってきたのは、東京にいながらにして香港を体験できるお店の一つ、飯田橋の「香港贊記茶餐廳」
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おや?
以前の訪問時から、お店の看板が変わりましたね・・・。
この「香港贊記茶餐廳(ほんこん・ちゃんきちゃーちゃんてん)」は、東京に最初に上陸した本格的香港式レストラン(茶餐廳)。
2015年3月末のオープン以来、2年以上が経過するも、元気に営業中でした。

今回の店員さんは、広東語と北京語を話す、日本語も堪能な羽生結弦選手似のイケメン男性でした。
店内のお客さんは、日本人は少数派。
周りからは、北京語と広東語の話し声が聞こえてきて、まるで香港にいるかのようです。

ディナーの時間は、海鮮メニューが登場するようになりました。
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さすがに巨大シャコはないものの・・・

  • 蒜蓉蒸元貝(ホタテと春雨のガーリック蒸し) 680円
  • 避風塘蝦(エビのピリ辛ガーリック揚げ) 650円

などなど、ビールのお供にぴったりな魅力的なメニューが沢山です。

さらに麺類・飯類のメニューも充実。
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特に「香港式飯類」は全23種類という充実ぶり。
かなり香港のリアル茶餐廳に近くなりました。

飲み物メニュー。
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サワーやハイボールなどの日本的飲料もあり。

でもここは、青島ビールでしょう。
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小瓶(330ml)で530円と、現地価格よりもかなりお高いのは致し方なし。
やや酸味のあるライトな味わい。
これで、もう気分は香港マカオです。

まずは1品目の「蒜蓉蒸元貝」680円登場。
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おお~、立派なホタテが出て来ました。
春雨に、ガーリックとホタテの旨味と醤油ダレが染み込んでいます。
香港で食べたのに比べると、ニンニクの量は控えめ。
醤油ダレの風味が強めになっているのは、日本人の好みに合わせて改良したのかもしれません。
香港風というよりは、北海道で食べたホタテを思い出しました。
でも、これはこれで、絶好のビールのオツマミになりました。

ちなみに、以前に香港の西貢で食べた「蒜蓉蒸扇貝」の記事はこちら
香港食その94 全記海鮮酒家@西貢

お次は「避風塘蝦」=エビのピリ辛ガーリック揚げ 650円
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強く揚げてあるので、頭から殻ごとバリバリ食べられます。
皮を剝かなくてよいので食べやすく、これもビールが進む進む・・・。
ニンニクチップは、香港のものほどドッサリはかかっていませんが、エビを引き立たせるのに十分な量です。
あと、ピリ辛い成分は七味唐辛子っぽくて、日本人好みな味付けに感じられました。

***

そして後日、さらに再訪。
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アイスレモンティーこと「どん・れいちゃー(凍檸茶)」 220円。
濃厚で甘く、レモンは3枚。
ストローでレモンをガシガシやるのが楽しみです。
一度、香港の濃厚なアイスティーを味わってしまうと、日本の薄~いアイスティーには戻れません。

さて今回は「乾燒公仔麵」 850円を発注。
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出来立てアツアツで、湯気がモクモク。
見た目は日本のソース焼きそばっぽいですが、甘辛い醤油ダレで味付けされているので、味はサッパリ目です。
麺は「公仔麵=インスタント麺」。

麺そのものは「サッポロ一番」のような感じがしましたが、実際何が使われているかは不明。
その一方で、シャキシャキしたモヤシなどのお野菜がたっぷり入っていて、食べ応えがあります。
シンプルな味わいがいかにも香港らしい一品です。

デザートはこちらのミルクプリン(燉奶)300円
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まろやかで濃厚なミルクの風味で、メチャウマイです。
カップに入っていて、手作り感があるのがいい感じです。
美味しすぎるので「香港本場度」としては減点(笑)。
香港のミルクプリンは、牛乳に生姜汁を入れて固めたものが多く、かろうじて固まっているぐらいの柔らかさです。
それに対し、こちらのミルクプリンはしっかりと固まっています。
まさに日本人が想像する「ミルクプリン」なわけですが、美味しいのでこれはこれでアリだと思いました。

そしてお会計。レシートを見てみると・・・。
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アイスミルクティーは「I0T」と記載されていました。
今流行りのIOT(Internet Of Things)ではなくて、Ice Lemon(檸=レイ=0) Teaの略号。
あと「奶」と表示できないので「女乃」になっているあたりに苦労の跡が感じられますね・・・。

***

というわけで、飯田橋の「香港贊記茶餐廳」で頂く、香港風海鮮ディナーのご紹介でした。
本場香港の調理法を取り入れつつ、日本人好みな味付けに仕上がってる印象でした。
東京に居ながらにして、香港的ディナーを楽しみたい方は、是非どうぞ。

その他のお店はこちらをどうぞ。
東京に居ながらにして香港に行った気になれるお店一覧