東京で香港食その11 [閉店]花間糖品でマンゴーデザートなどなど@豊島区駒込

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2017/10/10
去る、2017年6月某日のこと。
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やってきたのは「駒込ピペット」で有名な?東京都豊島区駒込。
なんでもここに、香港デザートのお店が出来たとのことで、何度か訪問・実食してみた記録です。

JR駒込駅から南へ徒歩5分ぐらいで「花間糖品」に到着。
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オシャレな感じのお店です。

店内も明るくてポップな感じです。
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6月上旬に行った頃は空いていましたが、2度、3度と訪問するにつれてお客さんの数が増えてきた印象。
お金持ちそうなご近所のマダム?がご歓談されているのをよく見かけました。
ホールの店員さんは、日本語と北京語を話す女性。
広東語を聞くことが無かったので、香港的本場度としてはややマイナスですが、接客は親切丁寧で良かったです。

メインのメニューは、マンゴーデザート類。
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香港のデザート店「許留山」でハマって以来、マンゴーは筆者の好物です。
ド定番の「揚枝甘露(よんじーがむろう)」=柑橘類の粒粒とタピオカ入りのマンゴーデザートもありますが、1000円もする・・・。
その他に「多芒小丸子」=小さな白玉団子入りのマンゴーデザート(1200円)もあり。
ここは、まず看板メニューと思われる「揚枝甘露」をいっときましょう。

さらにメニューのページをめくると・・・。
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ムムッ!
左の写真の丸いものの集合体は「鶏蛋仔(がいだーんざい)」=香港式ベビーカステラではないですか。
香港を代表する伝統的なお菓子の一つです。
いかん、食べてみたいものがいっぱいありすぎる・・・。

というわけで、最初にやってきたのは「鶏蛋仔(がいだーんざい)」 450円。
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出来立てのホカホカで出て来ました。
見た目、かなりボリュウミーに見えますが、生地は薄く、丸い粒の内部は空洞なので、一人でもペロリと完食できます。
どこか懐かしいような香ばしい甘味で、ライトな食感に癒されます。
香港で食べたものよりも、かなり上品な味わいでした。

ちなみに香港で本場の「鶏蛋仔」を食べたときの記事は下記をどうぞ。
香港食その15 豊記・正宗鶏蛋仔@厚福街周辺

そしてメインの「揚枝甘露(よんじーがむろう)」 1000円の登場。
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おお~、原色系のプラスチック容器に入ってくるあたりが、本場度が高いではないですか。
これはポイント高いです。
お味のほうも、マンゴーが超濃厚で甘くてメチャウマ。
かなり良品のマンゴーを使っていそうなカンジです。
グレープフルーツのような果実の粒粒の酸味がよいアクセントになっていました。
お値段以外は香港で食べたものにかなり近く、本場度は★3つと言っていいでしょう。

香港で揚枝甘露を食べたときの記事はこちら
香港食その2 許留山@香港国際空港(閉店)
香港食その63 大佳B甜品屋@香港仔
香港食その140 満記甜品@上環・ウェスタンマーケット

お会計の後に、店頭の掲示を見てみると・・・。
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なんと近々からワンタン麺などのランチメニューを開始するとのこと。
これは、また食べに来なければ・・・。

***

というわけで、その数週間後、再び訪問。
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ランチメニューができていました。

  • 香港式叉焼飯セット(アイスレモンティー付き) 1080円
  • 香港式エビ雲吞セット (ミルクティーにコーヒー付き) 680円
  • 香港式西多士セット (ミルクティー付き) 830円

とのこと。
単品でのオーダーも可能です。
「西多士」はフレンチトーストのこと。
なぜか「西多士」だけは翻訳されず「西多士」のままですが、写真があるので分かるでしょう。

叉焼飯セット 1080円を発注してみました。
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叉焼の上に甘い赤いタレがかかっています。
全体的にお味は甘め。
茹で卵がトッピングされているところが斬新です。
これはこれで良いのですが、香港で食べた叉焼飯とは別物な感じが・・・。

香港マカオで叉焼飯を食べたときの参考記事はこちら
香港食その10 再興燒臘飯店@灣仔
マカオ食その18 好景飯店@吉慶巷
香港食その68 鏞記酒家@中環威靈頓街
香港食その85 金華燒臘麵家@中環・租庇利街
香港食その138 新桂香燒臘@柴灣
香港食その169 新強記燒臘飯で地元系叉焼飯@佐敦・炮台街

こちらはセットのアイスレモンティー。
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レモンスライスは3枚。

甘くて濃いめで香港の「凍檸茶」を思い出しました。

***

その1カ月後、さらに訪問。
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凍奶茶(アイスミルクティー)。
香港のものほどではないものの、シロップたっぷりで濃厚です。

今回注文したのは「香港式エビ雲吞セット」
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あれ?
雲吞だけで、麵が入っていない・・・。

メニューをよーく見てましょう。
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注文したのは「エビ雲吞麺セット」ではなく「エビ雲吞セット」。
麵を追加するには+200円追加が必要とのこと。
し、しまった・・・(汗)。
ま、いっか。

というわけで、気を取り直して雲吞を実食。
日本の雲吞のように餃子の皮で包まれたものではなく、プリプリの蝦がたっぷり入ったお団子状の雲吞。
まさに香港式の雲吞で本場度が高いです。
蝦の旨味が凝縮されていて、かなり美味。
スープも上品な味わいで、雲吞とよく合っていました。
香港で頂いた雲吞よりも洗練されている感じがしました。

香港マカオでワンタン麺を頂いたときの記事はこちら
香港食その12 麥奀雲吞麵世家@中環
香港食その18 沾仔記@中環
マカオ食その31 粥麺荘@Gリスボア
香港食その70 羅富記粥麺専家@中環・德輔道中
香港食その126 英記麵家@西環・高街

お腹に余裕があったので、単品の「西多士(フレンチトースト)398円」もオーダーしてみました。
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ん?
ハムが挟まっている・・・。
お味のほうは、ハムとチーズのフレンチトースト・サンドでした。
香港で食べた、練乳とバターをしっかりと吸い込んだ甘~いくど~い「西多士」とは別物のようです。
「西多士」というよりは「クロック・ムッシュ」に近い感じでしたが、これはこれで美味しかったです。

香港で「西多士」を食べたときの記事はこちら。
香港食その42 美都餐室@油麻地
香港食その133 瑞記咖啡@上環街市

***

というわけで、ややお値段は高めですが、東京に居ながらにして、(メニューによっては)本場の香港を感じられるお店でした。
特に「雲吞」「楊枝甘露」「鶏蛋仔」あたりが本場度が高くてオススメで
す。

お店の場所はこちら。

ちなみに、お店のお隣には日本を代表する庭園「六義園」がありますので・・・。
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日本庭園をお散歩がてら、香港デザートを味わいに是非どうぞ。

その他のお店はこちらをどうぞ。
東京に居ながらにして香港に行った気になれるお店一覧