ポルトガル食その2 パステイス・デ・ベレンで絶品エッグタルト@リスボン・ベレン通り

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2017/05/02
ポルトガル旅3日目のお昼ごろ。
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ポルトガル・リスボンを代表する世界遺産ジェロニモス修道院の見学を終了。
修道院前には、相変わらず長蛇の列ができています。

ははあ・・・。
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こういうのに乗って、大量の観光客が押し寄せてくるわけですね。

小腹が減ってきたので、今回のポルトガル旅の第1重点攻略目標へ向かいます。
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ジェロニモス修道院から東へ少し歩いたところにある「パステイス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)」へ。
青いひさしが目印です。
エッグタルト(パステル・デ・ナタ)の発祥のお店と言われる、超有名なカフェ。
マカオで何度もエッグタルトを食してきた身としては、是非とも本場ポルトガルのエッグタルトを食べてみたかったのである。

当然、同様の考えの方が沢山いらっしゃいますので・・・。
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お店の前に長蛇の列ができています。
どこもかしこも観光客が多すぎじゃ!
ヽ(`Д´)ノ
(そういう私も観光客の1人)

この長蛇の列は・・・。
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テイクアウト部門に並んでいる人々です。
飛ぶようにエッグタルトが売れていきます。
かなりガッチリ儲かってますね。

店内で食べる場合は、お店の奥のテーブル席に向かいましょう。
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店内は結構広く、400席ぐらいあるらしい。
ほとんど並ばずに着席することができました。

メニューはこちら(クリックで拡大)
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もちろんエッグタルト(Pastel de Belem)はマスト。
しかしポルトガル語表記なので、どれが飲み物かすらも分かりません。

女性の店員さんを呼んで、オーダーします。

私 「パステル・デ・ベルン、トゥー!(エッグタルト2つ」
女性店員 「OK, eat here or take out ?」
私 「イートヒア、で(ここで食べます)」

席に座っているのに、なんでテイクアウトかと聞いてくるのかは不明・・・。

私 「アンド、コーフィー、プリーズ(コーヒー下さい)」
女性店員 「What ?」
私 「かふぇー」
女性店員 「???」

ややこじれましたが、なんとかエッグタルトとコーヒーの発注に成功。
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トータルで3ユーロでした。

ついに念願の、本場ポルトガルのエッグタルト(1個1.1ユーロ)をゲット!
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外側はパリパリのパイ生地。
クッキー生地じゃないところが、本場のポルトガル風であることを物語っています。
ふわふわの卵クリームは、甘すぎず濃厚で上品なお味。
焦げ目の香ばしさがたまりません。
いや~、はるばるリスボンまで来た甲斐がありました。

テーブルの上には・・・。
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砂糖とシナモンの粉がありますので、お好みでどーぞ。

ホットコーヒー 0.8ユーロ
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メチャ安っ!
お安いながらも、程よい苦みで香り高い美味しいコーヒーでした。
注文するときに「アメリカン?」と聞かれたので、テキトーに「Yes !」と答えたのですが、特に薄いことはなく、普通の濃さのコーヒーなのでした。

レシートによると・・・。
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「Abatanado(アバタナード)」というコーヒーらしい。

某歩き方によると、ポルトガルで単に「Cafe(カフェ)」と言った場合は、エスプレッソになるのだという。
「Abatanado」はポルトガル風アメリカンコーヒー(?)で、普段我々が飲んでいるコーヒーに近いものなのだそうな。
こういう細かな文化の違いが非常に興味深いです。

エッグタルト厨房はガラス張りになっていて・・・。
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次から次へとエッグタルトが焼き上がる様子を見ることができます。
100個ぐらい箱詰めにして日本に持って帰りたい。

飛行機も無かった時代に、このエッグタルトがはるばるインド洋を越えてマカオにまで伝来したことを思うと、何だか感慨深いものがあります。

というわけで、ついにエッグタルトのルーツにたどり着くことができて感無量。
無事に今回のポルトガル旅の第1重点目標を達成することができて、大満足のおやつとなりました。

このお店の口コミ・場所はこちら.
パステイス デ ベレン (TripAdvisor)

次回は引き続き世界遺産の編。