香港食その202 翠華餐廳の熱奶茶でマッタリ@中環・德輔道中

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2017/05/07
香港ドイツ経由ポルトガル旅8日目・復路経由地の香港・中環にて。

朝9時ごろ。
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朝飲茶を終えて、日曜朝の人が少ない中環をウロウロ中・・・。

ちょいとここらで一服することにしよう。
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「翠華餐廳(ちょいわー・つぁんてぃん)」
香港を代表する茶餐廳のチェーン店の一つです。
中でも、このヒルサイドエスカレータに向かう途中の空中歩道から見える德輔道中沿いのお店は、旗艦店的な存在。

お店に入り、空席に向かって突進。
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日曜の朝ということで、そんなに混雑はしていませんでした。
平日のお昼は沢山のビジネスマンで殺伐とした雰囲気になる店内も、今日はのんびりとしたムード。

着席するや否や・・・

店員さん「&%”$&!%!」

メニューを指さして何か言っています。

こちらがそのメニュー(クリックで拡大)
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「早餐」=モーニングセットです。
おそらく店員さんは「朝だから、このモーニングセットから注文しな!」的な事を言っていたのでしょう。
でも既に前のお店で朝飲茶を頂いて、お腹いっぱいの状況。
飲み物だけ注文してマッタリしたいです。

やさしそうなおじさま店員を呼んで・・・

私「ホットミルクティー・オンリー、プリーズ!」
店員「Only Hot tea?(ホットミルクティーだけかね?)」
私「イエス!」
店員「OK」

というわけで、翠華の熱奶茶(ホットミルクティ)21HKD を獲得。
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翠華カップと翠華ソーサーのデザインが秀逸です。

記念に1組買って帰りたくなりますね・・・。

ホットの場合、砂糖は自分で入れる方式なので甘さはほとんどありません。
濃厚なミルクと紅茶の香りがたまりません。

しばしミルクティーを頂きながら、スマホをいじったり、地元の人々の様子を観察したりして過ごしました。
観光地を忙しく回るよりも、こうやって茶餐廳でのんびり過ごすのもいいものです。

会計用紙はこちら。
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お会計は21HKD。「46」は座席の番号かな?
レジでは、用紙下部にあるQRコードを読み込ませてお会計。
中華圏はQRコードが大人気ですね。

お店の詳細はこちら。
翠華餐廳(德輔道中) Openrice(香港的食べログ)のページへ

翠華を後にして、向かった先はヒルサイド・エスカレータ。
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あれ?なんか違う。

朝の時間帯はエスカレータは「下り」です。
山の上から下に降りてくる住民の方のほうが多いわけですね。
しゃあないので、自力で階段を上っていくことにします。

威靈頓街(ウエリントンストリート)を上から眺めてみる。
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観光客御用達のワンタンメンのお店などがひしめく賑やかな通りですが・・・。
朝9時ごろは開店しているお店がまだ少ないため、人影はまばらです。

さらに上に登って結志街を上から眺めてみる。
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ここも昔ながらの香港が感じられるストリートです。

この通りにある中環屈指の有名屋台店「蘭芳園」。
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本日日曜は定休日でお休みです。
ちょっと立ち寄ってみただけなので特に問題はありません。
どうしてもここの菠蘿飽を食べたい方は、毎日営業している上環の信徳中心のお店へどうぞ。

ヒルサイド・エスカレータの真下を探索。
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小綺麗に整地されて、公園のようになっています。
うーむ、キレイなのはいいけど・・・。
昔のゴチャゴチャ感が無くなっていくのは寂しいような。

公園の隣には・・・。
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斜面になにやら遺跡のようなものを発見。
なんじゃこれは?

フェンスの貼り紙によると・・・。
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1879年、中環の大火の後に建てられた伝統的な食料品店があったのだそうな。
その土台部分が辛うじて残っているのがコレとのこと。
まさに「古き良き香港」の貴重な名残というわけです。

この土台部分が撤去されないように・・・。
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あちこちに訴えかけて、なんとか保存することに成功しましたー的な説明と理解(たぶん)。
今後、この辺りがどのような感じになるのか、要注目です。

というわけで、中環のウロウロは興味が尽きないのでした・・・。
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次回は、朝から営業している足マッサージ店に突撃の編。