2017/08/11
昆明旅初日の午後。
ホテルに荷物を置いた後は地下鉄に乗って「東風広場」にやってきました。
昆明の街の中心部を東西に走るのがこの「東風東路」。
この通りに沿って西方面に歩き、昆明随一の繁華街に向かいます。
シェア自転車大国・中国
その途中に・・・。
公衆トイレを発見。
見た感じ、キレイに見えます。
実際に使わなかったので、内部がどうなっているのかは不明。
昆明の街中を歩いて、まず目に付くのは・・・。
おびただしい数の黄色やオレンジの自転車たち。
これが今中国で爆発的に流行っている「自転車シェアリングサービス」です。
オレンジのが「Mobike」で黄色いのが「Ofo」。
中国の二大自転車シェアリング会社の自転車です。
決められた駐輪場に返却する必要はなく、どこにでも乗り捨て自由なので、街中のあちこちに大量に見かけました。
中国の人は、スマホにアプリを入れて会員登録し、自転車のQRコードを読み取ると、すぐに借りられるらしい。
外国人にも使えるといいのだけれど、当時は調査不足のため使用方法が分からず断念。
昆明中心部・南屏歩行街周辺はかなり都会
うっ、でた!「メイソウ」。
中国でよく見かける、ダイソーのようでありユニクロっぽくもある日系を装うお店。
雑貨屋のようでもあり衣料品店のようでもある。
日本人目線では「あやしいお店」ですが、現地の人々には普通に受け入れられている様子。
今風な感じの洗練されたアパレルショップもあり。
日本とあまり変わらない感じですね。
東風東路が東風西路に変わったあたりに、車道がUターンしている場所があり。
2階建てバス発見。(*゚∀゚)=3
後で絶対に乗ろう。
このあたりが昆明の最も賑やかな場所「南屏歩行街」。
高層ビルが沢山あり、多くの人々が行き交っています。
思ったよりもゴミが少なく普通にキレイな街。
中国でも、都市の中心部はかなり洗練されてきているようです。
街はそこそこキレイだし、走っているバイクは電動だし、自転車シェアリングも便利そうだし、地下鉄はホームドアついてるし。
なんだか東京よりも昆明のほうが先進的な感じがしてきました。
昆明のみならず中国の都市部でよく見かけるのが、巨大百貨店。
こんな感じのでっかい百貨店があちこちにあり、沢山の人民で賑わっていました。
高度成長期の日本を彷彿とさせる・・・。
表通りから外れると昔ながらの街並みもあり
その一方で、表通りの「東風西路」の南側の裏手に入ると・・・。
こんなような味のある建物もあり。(*゚∀゚)=3
「基督教青年会」と書かれているので、教会か何かを思いきや、建物の内部はカフェっぽい感じです。
さらに南の方に歩いて「南強歩行街」へ。
このあたりは、昔のレトロな街並みを再現したような感じ。
オシャレなカフェやレストランが軒を連ねています。
中国らしからぬ洗練された雰囲気。
うー、腹が減ってきた・・・。
こちらは「祥雲美食城」。
色々なお店が入っているフードコート的な感じです。
なんか面白そうなので、中に入ってみましょう。
「美食城」内部へ突撃すると・・・。
(*゚∀゚)=3 なんだこれは。
「ひとり回転火鍋」みたいな感じのお店を発見。
中央に回転寿司のようなレーンがあり、鍋の具材(肉や野菜)がぐるぐる回っています。
各席にはIHのコンロがあり、各人が「一人火鍋」を楽しめるという新業態。
なかなか画期的ではないですか。
こういう日本ではあまり見かけない斬新なシステムを発見するとテンションが上がります。
面白そうだけど、衛生面が不安なのでここはパス。
「美食城」を出て、今度は「正義路」に向かって北上。
まるで中華街の入口のような門もあり。
って、ここ中国か。
「忠愛」と書かれたこの門は有名なのか、記念撮影をする人々がいっぱいいました。
特筆すべきは写真に写っている「青空」。
そう、ここ昆明では「青空」が見えるのです。
周囲に汚染源になるような工場があまりないのか、成都よりも空気がきれいです。
生活感漂う景星路の市場
「正義路」から「景星街」へ入ると・・・。
昔ながらの市場を発見。
こういう場所はワクワクするよね!
(*゚∀゚)=3
市場マニヤにはヨダレものです。
バイクの荷台で果物を売っている女性もいます。
こういう庶民的な光景、いいですねえ。
実にいい。
ちなみに左のおばさんが乗っている黄色い自転車は「Ofo」のシェア自転車。
かなり市民生活に浸透しているようです。
この通り(景星街)には、地球の歩き方にも乗っている有名な土産物屋「景星花鳥珠玉世界」もあります。
が、この時は既に閉店・・・。
さらに歩くと、かなり古びた建築物を発見。
これは貴重な文化財・・・?
というか、今にも倒壊しそうなんですけど・・・。
ニセモノ天国なのは相変わらず
正義路西側のショッピングモールに入ってみると・・・。
出たよ~。
こっちにも。
やたら目がでかいし。
四次元ポケットまわりとか、デザインがおかしいじゃん。
突っ込みどころが多すぎて疲れる・・・。
日世のプレミアムソフトクリーム「クレミア」は中国にも
中国にも東南アジアにもどこにでもある「KFC」に・・・。
「甜品坊」なるデザート・コーナーがあり。
ここで目に止まった商品がこちら。
我が国のソフトクリームメーカー「日世」が世界に誇るプレミアムソフトクリーム「クレミア」。
羽田空港国際線で600円で取引されている、高いけど超濃厚で美味しい高級ソフトクリームです。
ここ昆明にまで進出していたとは!
中国語では「北海道・冰淇淋之神(北海道アイスクリームの神)」として売られていました。
1個25元=400円前後と日本より若干お安いです。
これはちょっと食べてみたい・・・。
私「我要一个这个(これ一つください)」
店員「メイヨー(ないアルよ)」
私「えっ?」
店員「请明天再来(また明日来てアル)」
私「・・・」
なんともう売り切れ。
まだお昼すぎなのに。
昆明でも大人気なのだろうか?
というわけで・・・。
昆明中心部の街歩き色々でした。
思いのままに街中をウロウロできるのが、海外一人旅の醍醐味でもあります。
昆明は、8月でも涼しく(中国にしては)空気がキレイで、街歩きのし甲斐のある快適な街でした。
来年の夏も、暑さ凌ぎにリピートしに来ようかな・・・。