昆明旅2017/08 昆明の地下鉄に乗ってみるの編

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2017/08/11
昆明旅初日の午後。
昆明中心部にある滞在ホテル「昆明佳华广场酒店 (TripAdvisor)」に無事チェックインを済ませた後は・・・。
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遅めのお昼ご飯を求めて、激しく外出。

8月でも外は涼しいです。
ここ昆明は標高1900メートルの高地にあるので・・・。

年間平均気温は摂氏15度で、冬は温暖で夏も涼しく、中国で最も快適な気候にある都市とされ古来より春城の異称を持つ。

とのこと。
日本ではあまり知られていないですが、まさに避暑地の穴場なのです。

ホテル近くの交差点にて。
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バイクの大群が信号無視して走り出さないように指導している係員。
勝手に発進できないようにロープを張っています。

信号が青に変わると、ロープが回収されて、バイクが一斉にスタート。
なんとしても交通マナーを向上させてやる!という当局の強い意志が感じられます。
でも、このおじさんって、一日中ここでロープを操る仕事してるの?

・・・と。
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何やら中華街のような古めかしい建築物を発見。
なんかカッコイイ。
寺院か何かだろうか?

取り敢えず中に入ってみる。
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写真だとよく分かりませんが、中は漢方薬(中药)のお店でした。
建物の中には薬局?が何店舗か入居しています。
各薬局の中には、沢山の種類の漢方薬が所せましと並べられており、白衣を着た薬剤師さん?がお薬を調合していました。
お店の外には、お薬が出来上がるのを待つ人々が座って待っていて、日本の薬局のような雰囲気です。
中国四千年の歴史を感じられる空間でした。

では本題に戻って・・・。
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こちらが地下鉄駅「环城南路站(環城南路駅)」の入口。
「駅」は中国語では「站」。

まずは切符の自動販売機にて乗車券を購入します。
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タッチパネルで行先を選び、お金を投入するだけなので簡単です。
硬貨のみならず少額の紙幣も使えました。
おつりもちゃんと出るので、細かいお金に崩すのにも便利。
まごついていると、若者の係員が声をかけてくれますが、中国語なので助けにはなりません。

こちらが2017年8月当時の昆明近郊の地下鉄路線図(クリックで拡大)
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赤が1号線。青が2号線。紫が3号線。水色が6号線。
4号線と5号線はどこにあるのかは不明。
最低料金は2元。
一番遠くても 6元とかなりお安いです。

東西に走る紫色の「地鉄3号線」は最近開通したのか、Google Mapにはまだ載っていませんでした。
3号線で「东部汽车站」まで行って、そこから6号線に乗り換えれば昆明空港まで行けそうです。
地下鉄なら空港までたったの6元で行けてしまうようですが、乗り換えや荷物検査が面倒くさそうです。

で、こちらが購入した乗車券。
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ICカードになっています。
こやつを改札の読み取り機にかざせばOK。

改札の前に・・・。
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昆明のみならず、中国の地下鉄ではX線荷物検査が実施されています。
ペットボトル飲料などの液体類は、荷物から取り出して、危険物探知機みたいなので調べてもらわなければならなかったりと、色々とメンドクサイ。

全ての改札の入口でこのような荷物検査が行われているようでした(改札から出るときは荷物検査なし)。
各検査所には、それぞれ数名の係員が配置されていますので、その人件費たるや膨大・・・。

荷物検査を終えて改札を抜けてホームへ。
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ちゃんとホームドアに対応。
このあたりは日本の地下鉄よりも先進的です。

車内はキレイでお客さんが沢山乗っていました。
液晶モニタがあり、次の停車駅の名前が表示されるので分かりやすいです。
日本の地下鉄とあまり変わらないですね。
車内では、中国語のみならず英語のアナウンスも流れますが、欧米人の姿はほとんど見当たらず。

2駅ほど乗車して「东风广场站(東風広場駅)」に到着。
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乗車券のICカードは出口側の自動改札にて回収されます。

結局、今回の昆明滞在で地下鉄に乗ったのはこの1回きりで、移動は路線バスかタクシーを使っておりました。
地下鉄は階段の上り下りもあるし、荷物検査も面倒なので・・・。
その代わり、地下鉄は渋滞がなく、運転間隔が短くて時間が読めるのがメリットですので、場合によって使い分けるのがよいでしょう。

次回は東風広場付近の繁華街をウロウロするの編。