2018/05/01
ハンガリー旅3日目の午後。
お昼ご飯の後、ドナウ川の岸辺に行ってみると・・・。
沢山の人々が空を見上げています。
何が行われているかというと・・・。
ヘリのアクロバット飛行!?
火花を散らしているのは演出です。
ネットで調べたところによると、ブダペストでは毎年5月1日のメーデー(祝日)に、ドナウ川上空で航空ショーが行われるとのこと。
なんと、そうだったのか・・・。
全く知りませんでした。
そこで予定を変更し、この航空ショーを最後まで見届けることにします。
このヘリ、かなりアクロバティックに機動し・・・。
宙返り的なことまでやってのけました。
スゲー。
レトロな飛行機も飛来。
ドナウ川東岸からだと逆光になってしまうのが悔やまれます。
ショーの存在を事前に知っていたら、西岸側に移動していたのに・・・。
この後、小型機による「橋くぐり」もあったようですが、人が多すぎてよく見えず。
レッドブルのレシプロ機による編隊飛行もあり。
見どころ満載です。
そういえばここブダペストは、レッドブル・エアレースの会場の1つでもあります。
こ、これは・・・。
上下180度対面飛行。
危ないので、良い子はマネしないようにしましょう。
ドナウ川の岸辺は・・・。
トラムも運行を停止。
軌道の上が見学者に開放されています。
まさにブダペストの街全体を上げての一大イベントのようですね。
またレトロ機出現。
登録記号 HA-LIX。
旧ソ連製のリスノフ2 (Li-2)という飛行機らしい。
なんというレア機体。
ブーンという重低音を響かせて、ドナウ川上空を往復していきました。
今度は2機編隊。
機体番号を基に機種名を検索したところ・・・。
左:Rubik R-18 Kánya (HA-RUF)
右:Polikarpov Po-2 CSS-13 (HA-PAO)
という機体らしい。
東欧製のプロペラ機は全く分かりません。
さらに・・・。
P-38ライトニングと、F-4ファントム?
プロペラ機とジェット機の競演に興奮。
メイン会場は、ドナウ川東岸のインターコンチネンタルホテル~マリオットホテル付近のようでした。
この辺りではスピーカーで、ショーの実況放送が行われていました。
パイロットとの無線通信も聞けて楽しいですが、ハンガリー語?なので何を言っているか分かりません。
そして、クライマックスはこちら。
エアバスの低空飛行展示。
スッゲー(*゚∀゚)=3
ドナウ川上空を右旋回しながら通過していきます。
ド迫力。
機材はハンガリーのLCC「Wizz Air」のエアバスA321-200 (HA-LTA)でした。
エンジン出力を絞っているせいか、そんなに音はうるさくなかったです。
これも毎年行われているらしい。
A321は、ドナウ川上空を1往復して・・・。
飛び去って行きました。
エアバスは旋回半径が大きいので、Uターンしてまたドナウ川上空に戻ってくるのも大変そうでした。
東京だとこういうの、まず無理でしょうね・・・。
以上で航空ショーは終了し・・・。
橋の上にいた見物客は順次撤収。
警官が出動して・・・。
交通規制が解除されるようです。
これで普通に移動ができるようになりそうです。
というわけで、偶然にもブダペスト航空ショーを見ることができてラッキーでした。
ゴールデンウィーク中(5/1)にブダペストに行く予定の方は、要チェックです。
次回はさらにブダペストをウロウロの編。