2018/05/02
ハンガリー旅4日目の午前。
ブダペストのデアーク広場から「9番バス」に乗ってGO, GO, GO!
今日はブダペスト中心部の北側に架かる「マリギット橋」を渡って、ドナウ川の西側へ向かいます。
本日の午前は、ブダペストの「キラーイ温泉」に行ってみることに。
昔ながらの古びた温泉なのだとか。
これまで行った「セーチェニ温泉」と「ゲーレッルト温泉」はリゾート派の温泉でした。
次は泉質重視のガチな温泉にも入ってみたい、というわけで、行ってみることに。
マリギット橋を渡り終えたところで下車。
今日もいいお天気です。
ホンマ気持ちええわー。
のどかな街を、のんびりと歩きながら・・・。
Google Mapを頼りに、目的地の「キラーイ温泉」へと向かいます。
やがて進行方向右手に・・・。
緑に囲まれた謎の建築物を発見
かなり古い建物のやうです。
これが目的地「キラーイ温泉」の入口。
「KIRALY」と書いて「キラーイ」。
全体的に施設は古びており、そんなのキラーイという方もいらっしゃるかもしれません(お約束のおやじギャグ)。
でも泉質と鄙びた雰囲気は、今回訪れたブダペストの温泉の中で一番良かったです。
では、内部へと突撃。
セーチェニ温泉やゲッレールト温泉のように広くはありません。
左の窓口で入場料を支払います。
やみくもに窓口に突撃する前に・・・。
周囲の掲示を一通り目を通しましょう(クリックで拡大)。
- ロッカーは2500 HUF / 1日利用
- キャビン(個室)は2800 HUF / 1日利用
- 営業時間は 9:00-21:00
- 14歳以下は入浴禁止
- 水着レンタルは1100 HUF , デポジット(預り金)2000 HUF
- タオルレンタルは800 HUF , デポジット(預り金)4000 HUF
- デポジットは現金で支払うこと
とのこと。(1 HUF = 0.5円)
英語表記もあるので分かりやすいです。
では、受付に突撃。
- キャビンを使いたい
- タオルをレンタルしたい
という旨をカタコト英語で主張し、お金を払います。
受付で個室の鍵がついたリストバンドと、レシート類を受け取ったら、自動改札みたいなのにリストバンドをかざして入場します。
入場後は「キャビン」のある2Fへ。
2Fにはショーン・コネリーに似た爺さんがいて、親切に色々案内してくれました(英語)。
こちらが「キャビン」内部。
ここで水着に着替えます。
日本の温泉のように、すっぽんぽんになって、キャビンの外に出てはいけません(笑)。
鍵が掛けられる個室なので、ここに荷物も置いておけます。
鍵をかけ忘れないようにしましょう。
バスタオルは、受付でもらったレシートと引き換えに2Fで借ります。
デポジットを返金してもらえるように、バスタオルとレシートは無くさないようにしましょう。
こちらは1Fの見取り図。
ピンク色の四角いエリアは、植物が生い茂る中庭。
小さな露天風呂があります。
中庭にはリクライニングチェアもありますが、虫がいてあまり落ち着きません。
屋内には、8角形の大きな浴槽があります。
↑は、パンフレットの写真より。
浴室内は撮影禁止のため、簡単なイメージ図で。
八角形の浴槽の天井はドーム型になっていて、四角い穴が沢山開いています。
その穴の1つから、一筋の太陽光が差し込んでいて、お湯の表面の一部を照らし出しています。
幻想的な雰囲気でした。
かなり老朽化しているものの、昔ながらの湯治場感があり。
今回訪れたブダペストの温泉の中で、一番のお気に入りの温泉でした。
温泉の成分分析書もあり(クリックで拡大)。
硫黄の香りがして、これぞ温泉!って感じのお湯でした。
メインの八角形の浴槽はぬるめですが、その周りには温かい浴槽があります。
メチャ高温のサウナもあり。
高温サウナで汗をかき→水風呂でひんやり→ぬるいメイン浴槽でグニャ~となる→サウナ、の無限ループ。
極上のひと時でした。
かれこれ2時間以上滞在した後、タオルを返却して、デポジットの4000HUF(約2000円)を返してもらいました。
あまり大きな温泉ではなく、リクライニングチェアはほとんどなく、あくまでも温泉に入るのがメインな施設のようでした。
ラグジュアリーで清潔な施設が好みの方には、やや抵抗感があるかもしれませんが、昔ながらの鄙びた温泉マニアな方にはオススメです。
キラーイ温泉の場所はこちら。
TripAdvisorの口コミはこちら。
Kiraly Baths(TripAdvisor)
次回は、ハンガリー食のお昼ご飯の編。