松本旅2021/06 国宝・松本城に攻め入るの編

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2021/06
信州松本旅初日の午後。
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松本の駅からテクテクと歩いて、ついに国宝・松本城までやって参りました。
「国の宝」と書いて「国宝」(だから何?)。
松本観光のハイライトです。

入口から入ってしばらく歩行すると・・・。
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お堀の対岸に佇む大天守が見えました。
旅行のガイドブックとかでよく見る光景。
か、カッコイイ! (*°∀°)=3
入場料を払わなくても、ここまでは来れます。

天守と本丸庭園の中に入るには、入場料は必要です。
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大人一名700円とのこと。
もちろん払います払います。

入場券を購入して、「黒門」から松本城攻めを開始。
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平城(平地に作られた城)なので、天守までアップダウンはほとんどありません。
曲がりくねった通路などもないので、城防御度は低めです。

本丸庭園の奥にそびえたつ天守。
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その手前にいらっしゃるのが、松本市マスコットキャラクターの「アルプちゃん 甲冑Version」。
場内のあちらこちらに配備されています。

松本城天守の諸元を確認。
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メインの天守(大天守)の他、小天守や櫓(やぐら)が連結された構造になっています。
大天守は、外からは5階建てに見えますが、内部は6階建てです(5層6階)。
入場券を買えば、大天守の最上階に登ることが可能。

この松本城の天守は、1590年前後に建設され(諸説あり)、その後、戦時中の空襲や火災に遭うことなく現在に至っています。
日本のほとんどのお城は、空襲や火災の被害にあうなどして戦後に復元されたものが多いですが、
この松本城天守は、戦国時代に作られたものがそのまま現存するという非常に貴重なもの。
なので、国宝に指定されているわけです。

天守の入場待ちの列があり。
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天守内はそんなに広くないので、入場規制が行われています。
列の進みが早いのと、コロナ禍で観光客が少な目、ということで、そんなに長くは待ちませんでした。

入場を待っている間に・・・。
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大天守の防衛設備を間近で見学。
石垣をよじ登ろうとしても、この「石落とし」から攻撃されてしまいます。
まあでも、ここまで攻め込まれた時点でアウトな気がしますが。

順番が回ってきましたので・・・。
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靴を脱いで、いよいよ大天守内部へと進撃。
もちろんエレベータなどというものはなく、急な階段が随所にあり。
足元に気を付けて先に進みます。

天守の内部は・・・。
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ガチの木造建築(そりゃそうだ)。
鉄筋コンクリートなどは使われておりません。
太い木の柱が縦横に組み合わさって天守全体を支えます。
海外のお城のような石作りではなく、ガチな木造建築なところが「ザ・日本」な感じです。

石落としと鉄砲狭間。
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お城には欠かせない、お馴染みの防衛設備でございます。
一方的に敵を攻撃して、少しでも時間を稼ぎましょう。

「順路」に従って進んでいきます。
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階段がメチャメチャ急でした。
ほぼ垂直で、はしごを上るような感じ。
一方通行な階段もあって、上の人が降りてくるまで待たされる場面もあり。

天守の最上階に到達。
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最後の階段は一方通行でした。

天守閣からの眺め。
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お堀の先に松本の市街地を一望できます。
よい眺めじゃ。
バカ殿様になった気分で(?)城下町を眺めましょう。

天守閣からの眺めを堪能した後は・・・。
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天守内にある色々な展示物を見学。
お気楽な一人旅ですので、自分のペースでじっくりと見学させて頂きました。
「信長の野望」で出てきた「深志城」て、松本城のことだったんですね・・・。

さらに順路を進むと・・・。
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「月見櫓」と呼ばれる部分にやってきました。
こちらは、平和になった江戸時代の初期に増築されたものなので、防御設備がなく、宴会場のような作りになっています。

というわけで、天守内部の見学は終了。
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こちらが出口。
出口の上の部分が、最後に見学した「月見櫓」になります。
外から見ても、優雅な造りですねえ。

あらためて松本城の天守を別角度から眺めてみる。
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黒い壁がカッコイイです。
さすが国宝なだけあって、見ごたえありでした。
コロナで人が少ない時期に見学することができて良かったです。

メインイベントの天守の見学を終えたあとは・・・。
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場内の細かい設備を見て回ります。
こちらは「太鼓門」。

この門の先は「二の丸御殿跡」。
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「御殿(ごてん)」とは、お殿様とその家来が寝泊まりしたり、お仕事したりするお屋敷のこと。
「天守」は、あくまでも有事の際に立て籠もるための軍事施設で、普段お殿様は「御殿」で生活をしていたのだそうな。

「天守」が残っているお城はいくつかあるものの「御殿」が残っているお城かなり少ないです。
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こちらの松本城の「二の丸御殿」も、明治9年に火災で焼失してしまったとのこと・・・。
今は空き地になっていて、御殿があった頃の間取りの説明書きが記されています。
「御殿」があった時の二の丸の様子を脳内で妄想します。

一通り見て回った後は、お堀の周りをぐるりと一周して・・・。
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松本城を後にしました。
戦国時代に建てられた天守は、国宝なだけあって深い歴史が感じられました。
はるばる松本までやって来た甲斐がありました。
一度は訪問してみる価値ありです。

次回はドーミーイン松本に宿泊の編へと続きます。