2021/10
京都旅2日目の午前10時ごろ。
お世話になった「カンデオホテルズ京都烏丸六角」をチェックアウトします。
京町屋造りの古民家が良い感じでした。
新築ホテルなだけあって、大浴場もキレイで素晴らしいホテルでした。
この後は・・・。
ホテルから徒歩15分ほどのところにある世界遺産「二条城」へ。
京都へは何度か来たことがありますが、二条城は今回が初訪問。
いつか行ってみたいと思っていた場所なので、ワクワクです↑↑↑
まずは入口で入場券(大人1030円)を購入。
コロナ前の混雑具合を知りませんが、ほとんど並ばずにチケットをゲット。
では入口(東大手門)から入場。
ガチなお城ではないので、城防御度はそんなに高くはありません。
入口から中に入ると・・・。
左手に小屋があり、右手に「番所」があり。
左手の小屋にて・・・。
音声ガイド機をレンタル(520円)してみました。
かなり楽しみにしていた世界遺産なので、ガッツリと説明を聞きたくて。
思い付きで、こういうのを自由に使ってみたりできるのが、一人旅の醍醐味でもあります。
地図が付属しており・・・。
数字の場所にいって、音声ガイド機に対応する数字を入力すると、その場所の解説を聞くことができます。
掲示物を読むよりも、音声で説明して頂けるというのは、思っていた以上に楽しいです。
二条城をじっくりと堪能したい方にオススメです。
二条城の地図(クリックで拡大予定)
右下の「東大手門」が入口です。
右半分のエリアがメインイベントの「二の丸御殿」。
左半分のお堀で囲まれた正方形のエリアが本丸で、「本丸御殿」と「天守閣跡」があります。
ただし「本丸御殿」は耐震補強工事中(2024年完成予定)。
「天守閣」は残っておらず石垣だけです。
二条城の世界遺産たる由縁は徳川将軍家の「御殿(お殿様のお住まい)」が残存しているところにあります。
「天守閣」が残っているお城はそこそこありますが、「御殿」が残っているお城は非常に少ないのです。
最初の見どころは「唐門(からもん)」
東大手門から二の丸御殿に向かう途中にあります。
黒地に金色の模様が入っていて、ゴージャス感。
かなり映えますので、写真を撮っている人々が沢山いました。
門にあしらわれている模様をよーく眺めると・・・。
細かい色鮮やかな模様がびっしりと。
メチャ豪華です。
さすがは徳川家。
その先に進むと・・・。
国宝の「二の丸御殿」の入口があります。
ここから先の内部は撮影禁止です。
二の丸御殿の見どころの各所にて・・・。
音声ガイドの解説を聞くことができます。
ガイドがなければ素通りしていたであろう場所にも気づくことが出来て良かったです。
コロナ禍だったおかげか、二の丸御殿内はそんなに人は多くなく、じっくりと見学できました。
二の丸御殿内部は「ほにゃららの間」と名付けられた畳のお部屋が沢山あり。
一番のクライマックスは、あの「大政奉還」が実際に行われたという「大広間」です。
歴史マニアではありませんが、幕末ドラマで見たことがある、あの部屋の実物を見ることができて興奮しました。
二の丸御殿をじっくりと45分ほどかけて見学した後は・・・。
二の丸庭園へ。
奥に見える建物は二の丸御殿の一部です。
御殿からは、こんな広々とした綺麗ななお庭を眺めることができたわけです。
ええなあ。
さらに橋を渡って・・・。
二条城の左半分である「本丸」へと向かいます。
しかしながら「本丸御殿」は・・・。
耐震補強工事中のため、その姿を拝むことはできませんでした。
うーむ残念。
工事の仮囲いにあった掲示物に・・・。
本丸御殿の写真がありました。
二の丸御殿ほど広くはないみたいです。
説明書きによると、2024年に工事完了予定とのこと。
工事が終わったら、また二条城を見学しに来たいものです。
さらに先に進むと・・・。
「天守閣跡」に到着。
「1750年に落雷により焼失し、再建されることなく現在に至る」とのこと。
戦乱のない江戸時代に、わざわざお金をかけてまで再建する必要は無かった、ということなのでしょう。
天守閣跡の上に登ってみる。
椅子があるだけで、ほぼ何もありません。
小高い場所にあるので・・・。
周囲を見渡すことができます。
お堀や庭園の緑がキレイでした。
天守閣跡をお堀の方から眺めてみる。
石垣が残っているのみ。
5階建ての天守閣が建っている様子を脳内で補完して妄想にふけります。
その後は城内のこまごまとした見どころを見て回ります。
この「土蔵」は地味ではありますが重要文化財。
油断なりません。
お城の北側には「清流園」という庭園があり。
よく手入れされていて、風光明媚な庭園でした。
出口近くに戻って来ると・・・。
「大休憩所」があり。
お土産物屋もありました。
借りていた音声ガイド機を返却して、二条城見学は終了。
やはり日本を代表する世界遺産なだけあって、見ごたえ十分でした。
洗練された江戸時代の文化を間近で見ることが出来て良かったです。
次回は昼飯の編へと続きます。